FANTASTICS、初ホールツアー完走 中尾翔太さんへの思い込めた演出にファン涙<ファイナル公演セットリスト>
2019.11.21 22:59
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FANTASTICS from EXILE TRIBEが21日、パシフィコ横浜で初のホールツアー「FANTASTICS SOUND DRAMA 2019 FANTASTIC NINE」ファイナル公演を開催した。
FANTASTICS、初ホールツアー完走 中尾翔太さんへの思い込めた演出も
ステージは、サウンドドラマパート(芝居パート)からスタート。時間が“時の神”によって開演1時間前に巻き戻され、メンバーがライブ構成の納得していない部分をそれぞれ発表していく。佐藤大樹が「コーラスをしたい」とパフォーマンスを披露したり、世界が足の甲を骨折した際のレントゲン写真を公開したりと様々な角度からステージを盛り上げつつ、最後には昨年7月6日、胃がんのため亡くなったパフォーマーの中尾翔太さんについて触れる場面も。堀夏喜や瀬口黎弥の言葉に、涙を流すファンの姿もあった。
そして、中尾さんへの思いを込め、「最後の曲を変えよう!」とアイディアを出し、いざ本編がスタート。
デビュー曲「OVER DRIVE」、オーディション課題曲「空」などをパフォーマンスしたほか、「あなたへ」「Each Other’s Way ~旅の途中~」などEXILEのカバー曲も。新曲「Tarte Tatin」も披露され、本編は爽快感溢れる「Flying Fish」で締めた。
FANTASTICS、ラストは「Turn Back Time」
アンコールでは、ボーカルの八木勇征が「これからもFANTASTICSらしいエンターテイメントをお届けしたいと思います」とメッセージ。また、前日の公演で発表された、2020年開催のアリーナツアー「FANTASTICS LIVE TOUR 2020 “FNT”」について中島颯太は「アリーナツアーで皆さんとまたお会いできる日を楽しみにしています」と笑顔で語った。ラストは「Turn Back Time」をパフォーマンス。同曲は、当時闘病中だった中尾さんへの思いを込め、EXILE TAKAHIROが歌詞を書き下ろしたエールソングで、中尾さんをイメージさせるピンク色のリストバンドが光り輝き、会場を一色に染めた。
なお、アリーナツアーのほか、1stアルバム「FANTASTIC 9」(2020年2月12日)のリリース、自身初の写真集(2020年春発売予定)の発売も前日の公演にて発表。今ツアーは、12都市17公演行い約4.5万人を動員した。(modelpress編集部)
ファイナル公演(11月21日)セットリスト
M01:Time CameraM02:OVER DRIVE
M03:WHAT A WONDER
M04:Can’t Give You Up
M05:ターミナル
M06:Believe in Love
M07:Dear Destiny
M08:空
M09:あなたへ
M10:Each Other’s Way ~旅の途中~
M11:Every moment
M12:Tarte Tatin
M13:Flying Fish
-アンコール-
EC1:Dance Track
EC2:Tumbling Dice
EC3:Turn Back Time
アンコールでのMC一部
世界:みなさん盛り上がってますか?観客:イエーイ!
世界:盛り上がってますか?
観客:イエーイ!
世界:「FANTASTIC NINE」ファイナル盛り上がってますか?
観客:イエーイ!
世界:今日はDVD収録も入っていますから。1階の皆さん元気はありますか?
観客:イエーイ!
世界:2階の皆さん元気はありますか?
観客:イエーイ!
世界:3階盛り上がってるかー?
観客:イエーイ!
世界:ファイナル来れて楽しかったですか?
観客:イエーイ!
世界:FANTASTICSは楽しかったですか?
メンバー:イエーイ!
世界:俺たちより楽しかったですか?
観客:イエーイ!
世界:最高だね。ありがたいです本当に。今日はいよいよファイナルを迎えてやってきました、パフォーマーコーナーでございます。恒例といえば恒例なのかもしれないですけれども。ファイナルということでね、ファイナルなのに時が止まってしまいました、すみません!トラブルです!ちょっとね、色々噛み合わなくてトラブルが起きてしまいました。時が止まったっていうのは嘘…いや嘘じゃないんですけど…嘘じゃないですよ、ね?(※サウンドドラマパートでの演出)
観客:(笑)
世界:「FANTASTIC NINE」というタイトルについて、先ほど(中島)颯太も語っていたんですけれども、パフォーマーも心をひとつに「FANTASTIC NINE」だったり、このツアーにかける思いだったり、このツアーだからこそ言えたこととか、時が止まったからこそ言えた本心だったり本音だったりを、僕たちはある意味すごく皆さんにさらけ出して。僕たちのすごく弱い部分というか、心の深いところにある部分をこのツアーで見せることができて、チームの未来に繋がるツアーにできたなと心から今思っています。そして何よりも、こうして来てくださるファンの皆さんいてこその僕たちですので。本当にありがとうございます。
観客:(拍手)
世界:ありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございますー。小籔さん(のモノマネ)です(笑)。パフォーマーも1人ずつお声をいただこうかと思いますけど、端の「ステップ・バイ・ステップ」さんからお願いします!
佐藤大樹:その呼び方やめてください!
メンバー口々に:ステップさん!ステ兄!
佐藤:誰がステ兄やねん(笑)。ファイナルにお越しの皆さん盛り上がってますか?
観客:イエーイ!
佐藤:FANTASTICS好きですか?
観客:イエーイ!
佐藤:ありがとうございます。武者修行の頃から応援してくださっている皆さんの顔も今見えていますし、そして今回のライブで初めて僕たちのことを知ったという人もたくさんいると思います。その人たちの期待を裏切らないように僕たちは今後とも精進して、メンバー9人で力を合わせて突っ走っていきたいと思いますので、最後まで僕たちについてきてください!よろしくお願いします!
堀夏喜:パフォーマーの堀夏喜です。ファイナルにお越しの皆さん楽しんでますか?
観客:イエーイ!
堀:幸せでしたか?
観客:イエーイ!
堀:皆さんのおかげで、アリーナツアー決まりました!
観客:イエーイ!
堀:本当にありがとうございます。アリーナツアーを開催しても、どんどん次なるステップを目指して頑張っていきたいと思いますので、皆さんぜひついて来てください。よろしくお願いします。
瀬口黎弥:皆さん楽しんでますか?
観客:イエーイ!
瀬口:ファイナルこんなもんじゃねーだろ?楽しんでるかー?
観客:イエーイ!
瀬口:あー楽しい、あー楽しい!すごい楽しい渋滞ですね、まさに。(メンバーの反応を見ながら)あれ?ちょっと違ったな…。皆さん、これキラキラマイクかっこいいでしょ?Myマイクです。特注なんでよろしく!皆さんアリーナで待っています、ついて来てください!
澤本夏輝:パフォーマーの澤本夏輝です。皆さん盛り上がってますか?
観客:イエーイ!
澤本:2階、3階の人も盛り上がってますか?
観客:イエーイ!
澤本:ありがとうございます。今回のこのホールツアーをはじめ、来年のアリーナツアーと、僕たちはどんどん新しいエンターテインメントを届けていきたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします。一言いいですか?(地声で)横浜最高ー!
観客:キャー!
世界:キャー!
観客:(笑)
木村慧人:パフォーマーの木村慧人です。パシフィコ横浜の皆さん盛り上がってますか?
観客:イエーイ!
木村:そうですね、ウフフ。嬉しいです。
世界:自分で言って自分で笑ってたけど大丈夫?
木村:(笑)。アリーナツアーも発表させていただいて。アリーナツアーという大きなステージにいっても、見に来てくださった人、ひとりひとりにパフォーマンスが届くように頑張っていくので、皆さんアリーナについて来てください!
世界:アリーナについて行くの?俺たちアリーナってチームなの(笑)?
木村:いやいや、FANTASTICS!FANTASTICSについて来てください!よろしくお願いします。
世界:キャー!よろしくお願いします。
メンバー:自己紹介お願いします(笑)。
世界:え?山本キャーです。キャー兄です。
観客:(笑)
世界:世界です。よろしくお願いします。今日はね、“全集中の呼吸”使いまくりましたよ。「鬼滅の刃」見ている人は分かると思うんですけどね。時止まっている間に言いたかったことを言って、好き勝手やってるメンバーもいたんですよ。端からやっていくと大変ですけど…
木村:言いたかったことと言えば、本番でやれてなかったことがあるじゃないですか?
世界:何だよ?慧人が言いたかったことって何だよ!?
木村:パシフィコ横浜の皆さんがキュンキュンすることが言いたいです!
観客:キャー!
世界:キャー!
佐藤:(世界へ)うるさいです!お客さんに(声が)勝っちゃってるから。
世界:じゃあ胸キュンいきましょう!
―胸キュンセリフ披露―
木村:「テスト勉強頑張ったから、約束通りご褒美のハグあげる」
観客:キャー!!
世界:何、颯太?せっかくだから(胸キュンセリフを言うように促す)。颯太の胸キュンまで3、2、1、キュー!
中島:「何ウロチョロしてんの?じっとできへんのやったら俺にくっついとき」
観客:キャー!!
世界:八木(勇征)ちゃん。ファイナルだから。胸キュンだよ?「パワー!」とかじゃないよ?勇征の胸キュンまで3、2、1、キュー!
八木:「なんだコレ…10キロのダンベルがある。オイショ、オイショ、オイショ…パワー!」
観客:(笑いと黄色い歓声)
(八木と瀬口がわちゃわちゃ)
観客:キャー!!
世界:そろそろ…(パフォーマーのMCパートが終わり)ありがとうございました!!
―ボーカルにMCバトンタッチ―
八木:ファイナルの盛り上がりヤバいですね。サウンドドラマという新しいエンターテイメントをはじめるにあたって、ひとりひとりがファンの方に発信したい思いをひとつひとつ形にしてドラマパート、そしてサウンドパートにいれて、このリハーサルを行ってきました。新しいFANTASTICSのエンターテイメントができて、それを温かく受け止めてくださるファンの皆さまの前で17公演、パフォーマンスさせていただいて、めちゃくちゃ幸せです。ありがとうございます。
中島:ありがとうございます。
観客:(拍手)
中島:今を生きる厳しさや大切さって普段生きていてなかなか考えないことだと思います。でも、今隣で笑い合っている人がどれだけ大切なのか、そして、その人が急にいなくなったときにどれだけ辛いかっていうことを考えて、今日家に帰って両親に感謝を伝えたり、今隣にいる人に「ありがとう」って言うだけでも意味が変わってくると思います。そして、皆さんが辛いとき、笑いたいとき、何か頑張るきっかけがほしいとき、少しでも力になれるように僕たちはステージに立ち続けていきたいと思います。今日僕たちが皆さんを幸せにするのはもちろんなんですけど、次は皆さんが誰かを幸せにしてほしいなって思いを込めて歌い続けていきたいと思います。
武者修行を「FANTASTIC 9」という形でまわらせていただいて、今回初の単独ツアーを「FANTASTIC NINE」というテーマでまわる意味だったり、その思いを僕たち9人はもっともっとたくさんの方に届けていく使命があります。ホールツアーというものは今日で終わってしまうんですけれども、また新しい扉を開いて、新しいエンターテイメントだったり皆さんの期待を良い意味で裏切るような表現で、もっともっと皆さんと幸せな空間を作っていきたいと思います。こんな僕たちですけど、これからもずっとついてきていただけますでしょうか?
観客:(拍手)
中島:ありがとうございます。
八木:ありがとうございます。次にパフォーマンスさせていただく曲がこのツアーの最後の1曲になります。最後はあの曲を「FANTASTIC NINE」特別バージョンで、ファイナル、横浜の皆さんにお届けしたいと思います。
―ラスト曲「Turn Back Time」へ―
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