【乃木坂46「真夏の全国ツアー2019」】秋元真夏、卒業の桜井玲香へ手紙 涙で語る思い出<全文>
2019.09.02 01:32
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乃木坂46が8日30日~9月1日にわたって、東京・明治神宮野球場にて「真夏の全国ツアー2019」公演を行った。1日の最終公演では、このステージをもって乃木坂46を卒業する桜井玲香の卒業セレモニーが行われた。次期キャプテンとして任命されている秋元真夏からは、メンバーを代表して桜井に手紙が贈られた。
“新旧”キャプテン・秋元真夏&桜井玲香、2人でMC
次期キャプテンである秋元から桜井へ、在籍メンバーを代表して手紙が。涙ながらに語る秋元を見て、桜井も目を潤ませていた。また、秋元と桜井は、ライブ中に2人だけでMCを行っており、「私、きょう12時がすぎるまではキャプテンなんですけど、次は真夏さんにキャプテンをやってもらうことになって。1期生だし、私より歳も1個上なので、まさかだったの!(笑)」と桜井が新キャプテンを発表した時を回顧。
「あの日めっちゃドキドキしたよね」「怖かったよね」と口々に本音も飛び出したが、ファンへの発表と同日にメンバーにも発表したようで、秋元は「発表して1人でどうしよう…と思ってたら、メンバーがみんな駆け寄ってきてくれて、後輩とか同期も『真夏さんで良かったです』って言ってくれました」と笑顔を見せていた。
以下、秋元手紙全文。
秋元真夏から桜井玲香へ<手紙全文>
ちょっと思いが募りすぎて少し長いので、みなさん座ってお聞きください。ちょっと緊張するんですけど、読ませていただきます。玲香へ。玲香、卒業おめでとう。そしてキャプテン本当にお疲れ様でした。8年間キャプテンを務めてくれた玲香には、伝えたい思いがたくさんあります。きょうはメンバーを代表して私が手紙を贈らせていただきます。私の中での玲香との最初の思い出は、乃木坂の最終オーディションです。黒いミニスカートを履いて、キリッとした表情の玲香とすれ違った私は、そのキラキラしたオーラにひたすら圧倒されていました。
それから一緒に活動していく中で、玲香との思い出が数え切れないくらいできました。女子校出身メンバーで結成した“女子校カルテット”は、ほかのメンバーからも「この4人はお母さんになっても、おばあちゃんになっても一緒にいそうだね」って言われるくらい、濃い時間を過ごしてきたり、何年か前のクリスマスに、リハが終わってお互いに予定がなくて2人でご飯に行ったり、初めて2人でご飯に行ったから実はあの時「何を話そうかな」と緊張していたけど、今では何でも話せる関係になれたのが私はすごく嬉しいです。
でもやっぱり忘れられないのは、私が乃木坂の活動をみんなよりも1年遅れで始めた時のことです。私はあの時、正直自分が乃木坂に受け入れてもらえるのか怖くてたまりませんでした。でもそんな時、私のことをずっと気にかけてくれていたのが玲香でした。きっと玲香は、キャプテンという立場じゃなくてもそうやって私を見守ってくれたんだと思います。あの時は本当にありがとう。
玲香がキャプテンじゃなかったら、今の乃木坂はありません。玲香は「そんなことない」って謙遜すると思うけど、私だけじゃなくて、ここにいるみんながそう思っているはずです。目には見えない乃木坂らしさ。それは玲香が作ってくれたこの優しい空気感なんだと思います。玲香はすごく人に気を使うし、自分の悩みも話さないから「もっと頼って」と心配になることもたくさんありました。でも、メンバーはみんな心の底から玲香がキャプテンで良かったと思っています。嬉しいことも、苦しいことも、すべてを受け止めてくれて本当にありがとう。
こうして手紙を読んでいても、まだ玲香がいなくなることがどうしても想像できません。また明日楽屋に入ったら、いつものように玲香に会える気がしてしまいます。面と向かってこんなことを言うべきではないことはわかっているけど、本当は寂しすぎてどうしたらいいのかわかりません。できることならずっと一緒にいたかったけど、これからは私たちは、誰よりも玲香の応援団になって背中を押します。だからこの先大変なことや辛いことがあったら、その時くらいは私たちを頼ってね。8年間、本当にお疲れ様でした。今までありがとう!大好きな玲香へ。
桜井「ありがとう。最初大変だったね」
秋元「本当に支えられたし、玲香は自分のことポンコツだっていうけど、そんなこと全くないし、玲香の優しさに救われたから、本当に感謝しかないです」
桜井「みんながいたからやってこれたからね。本当に青春だよ。学校よりも乃木坂のほうがいろんなことがあったから」
秋元「家族よりも一緒にいたもんね」
桜井「一緒にいたね。一生大切な人たちだわ、乃木坂のメンバーは。ずっと笑っていて欲しいな。こちらこそありがとうございました」
秋元「ありがとう!」
(modelpress編集部)
「乃木坂46 真夏の全国ツアー2019」9月1日公演セットリスト
影ナレ:チューリップ/生田絵梨花、高山一実、和田まあや、日村勇紀(バナナマン)Overture
M1.ガールズルール(センター:白石麻衣)
M2.太陽ノック(センター:齋藤飛鳥)
M3.夏のFree&Easy(トロッコ・花道)
M4.裸足でSummer(センター:齋藤飛鳥)
MC
M5.三番目の風(センター:大園桃子)
M6.四番目の光(センター:遠藤さくら)
M7.トキトキメキメキ(センター:岩本蓮加)
M8.キスの手裏剣(センター:遠藤さくら)
MC
M9.自由の彼方(堀未央奈プロデュース/佐々木琴子、堀未央奈、渡辺みり愛、伊藤理々杏、吉田綾乃クリスティー、北川悠理、早川聖来)
M10.他の星から(齋藤飛鳥プロデュース/齋藤飛鳥、遠藤さくら)
M!1.白米様(生田絵梨花プロデュース/生田絵梨花、伊藤純奈、久保史緒里、賀喜遥香)
M12.自分じゃない感じ(桜井玲香プロデュース/桜井玲香、中田花奈、和田まあや、阪口珠美、金川紗耶)
M13.インフルエンサー(センター:齋藤飛鳥、白石麻衣)
M14.命は美しい(センター:齋藤飛鳥)
M15.何度目の青空か?(センター:生田絵梨花)
M16.シンクロニシティ(センター:白石麻衣)
M17.滑走路(センター:寺田蘭世)
M18.日常(センター:北野日奈子)
M19.あの日 僕は咄嗟に嘘をついた(センター:生田絵梨花)
M20.ここにいる理由(センター:寺田蘭世)
M21.不等号(センター:齋藤飛鳥)
M22.僕のこと、知ってる?(センター:齋藤飛鳥)
M23.そんなバカな…(トロッコ・花道)
M24.ハウス!(トロッコ・花道)
MC
M25.世界で一番 孤独なLover(センター:白石麻衣)
M26.スカイダイビング(センター:白石麻衣)
M27.おいでシャンプー(花道)
M28.ジコチューで行こう!(センター:齋藤飛鳥)
M29.Sing Out!(センター:齋藤飛鳥)
EN0.時々 思い出してください(桜井玲香ソロ)
EN1.夜明けまで強がらなくてもいい(センター:遠藤さくら)
EN2.ロマンティックいか焼き(花道)
EN3.僕だけの光(センター:桜井玲香)
MC
EN4.乃木坂の詩(センター:桜井玲香)
WEN1.会いたかったかもしれない(センター:桜井玲香)
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