Janne Da Arc解散にyasuがコメント 自身の治療状況も明かす<全文>
2019.04.18 13:27
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1日、公式サイトを通じて解散を発表した5人組ヴィジュアル系ロックバンド・Janne Da Arcのボーカル・yasuが18日、公式サイトにてコメントを発表した。
yasu、Janne Da Arc解散にコメント
「Janne Da Arc解散につきまして、yasuよりファンの皆様へ」と題した文を発表。「正直なところ、こんなにたくさんの人達に惜しまれるバンドにまでなれたんだなと、初めて実感しています。これほどバンドマン冥利につきるものはないです」と正直な気持ちをこぼしたyasuは、「そんな皆さんにとっても大切なものをなくしてしまうのは本当に心苦しいけれど守ることは残すことだけじゃないって事が僕達の答えです」と解散という道を選んだことについて説明。
「こんな形での報告になってしまった事本当に本当に申し訳ない」と詫び、「誰もこんな結末を望んでなかった事くらいわかってる。でもねわかっていてもどうしようもない事ってあるんだなって うまく説明出来ないけど大人になるって事はそういう事なんだと思います。このまま色んな事を話したい気持ちはあるけれど、敢えてこの言葉だけにした思いを察してもらえたら嬉しいです」とファンに呼びかけた。
また、yasuはソロプロジェクト・Acid Black Cherry(通称ABC)も2017年8月に体調不良のため活動休止を発表しており、そのことについても触れ、「僕の近況をお伝えしますと相変わらずリハビリとプータローの日々を過ごしておりますが正直首をやって以来、情け無い話ですが昔のような強い声が出なくなりました。唄の前にまず体を戻さないとという感じです」「すごく身勝手な言い分だけど、今はそんな自分を少し労わりたいと感じていて、これからは林保徳としての人生を見つめ直そうと思ってます。今の僕は声出ないおじさんなので、とりあえず歌えるおじさんくらいまでには戻したいなとは思ってますが、それも焦らずやらせてください」と自身の近況を報告。
「淋しいけどメンバーみんな一緒にリセットボタンということで改めて本当に今までありがとうございました。これからもメンバーの応援よろしくお願いします」と結んでいる。
Janne Da Arc、解散へ
1日、公式サイトでは「Janne Da Arcからのka-yu脱退のご報告並びにJanne Da Arc解散のご報告」として、ka-yuが先月31日をもって所属事務所アップライズ・プロダクトを退社したことを報告。その後、他のメンバーとスタッフの間で、Janne Da Arcの未来についての様々な話し合いが、数日前まで行われていたというが、「最終的には、yasuが現在、身体の治療ゆえアーティスト活動そのものを休止中であり、現時点でJanne Da Arcとしての新しい提案や具体的な指針を示すことをお約束出来ない状況の中、4人のJanne Da Arcを宣言することは非現実的な上、とてつもなく誠意を欠くものであり、5人でのJanne Da Arcの活動の可能性を失くした今、平成31年4月1日をもってJanne Da Arcを正式に解散するという発表を、ka-yuの脱退報告と同時にさせて頂くことがファンの皆様への最低限のけじめであり礼儀ではないか、という結論に至り、今回のご報告ということになりました」としている。
Janne Da Arc、2007年より活動休止に
Janne Da Arcは、yasu(Vo)、you(Gt)、ka-yu(Ba)、kiyo(Key)、shuji(Dr)からなる5人組ヴィジュアル系ロックバンド。1999年5月19日にシングル「RED ZONE」でメジャーデビュー。2007年から活動休止し、以降メンバーはそれぞれ個々で活動していた。(modelpress編集部)yasuコメント全文
Janne Da Arc解散につきまして、yasuよりファンの皆様へ正直なところ、こんなにたくさんの人達に惜しまれるバンドにまでなれたんだなと、初めて実感しています。
これほどバンドマン冥利につきるものはないです。
そんな皆さんにとっても大切なものをなくしてしまうのは本当に心苦しいけれど守ることは残すことだけじゃないって事が僕達の答えです。
決していい終わり方ではないけれど、色んなコメントを読めば読むほど、13年近く活動してないバンドを支え続けてたファンの皆さんには感謝しかありません。
本当に本当に今までありがとうございました。
そしてこんな形での報告になってしまった事本当に本当に申し訳ない。
でも忘れないでほしいのはみんなも哀しいようにJanne Da Arcのメンバーも、そしてスタッフ、関係者のみんなも、そして僕も哀しいって事。
誰もこんな結末を望んでなかった事くらいわかってる。
でもね わかっていてもどうしようもない事ってあるんだなってうまく説明出来ないけど大人になるって事はそういう事なんだと思います。
このまま色んな事を話したい気持ちはあるけれど、敢えてこの言葉だけにした思いを察してもらえたら嬉しいです。
ここで僕の話を少しさせてください。
僕のパソコンの中にはAcid Black Cherryを始めると決めた時からJanne Da Arcの音源が一つも入っていません。
この意味はどう捉えてもらっても構わないけど、これが僕の生き方なんだと理解してもらえればと思います。
そして最近になって気づいた事があります。
もう少し自分を褒めてあげようと
僕が初めて自分の事だけを優先して下した決断は、後にも先にもBLOODのツアー中止の時だけでした。
ぶっちゃけ体がおかしいと思い始めたのはErectのリハーサルの時思い返せば、あの時もっと素直に体のシグナルを捉えていればと思うと悔やまれてなりません。
ただそれは結果論 でもそれも含めて乗り越えてきたから今があるんだとこれだけは自信を持って言えることです。
プロデューサーにも二度目の手術の時に伝えてあります。三度目はないと今やっと、今までの自分にお疲れ様でしたと言える。本当によく頑張ってきたって解散の文字を見て初めて涙が出ました。
みんなにとってJanne Da Arcは青春の1ページだと思うけど、僕達にとっては青春そのものです。
僕が今まで聴けなかったJanne Da Arcが解散してから聴けるようになるなんて皮肉にもほどがある。
でもとてもいいバンドでした。
僕の伝えたい事はいつも同じ事 すべてJanne Da ArcとAcid Black Cherryの唄の中に置いてある。
またいつか誰かが聴いて歌ってくれれば曲は死なない。
だからJanne Da Arcが残したものを時々思い出して欲しいなって思います。
ここで僕の近況をお伝えしますと
相変わらずリハビリとプータローの日々を過ごしておりますが正直首をやって以来、情け無い話ですが昔のような強い声が出なくなりました。
唄の前にまず体を戻さないとという感じです。
この感情って伝わりにくいと思うけど、自分が作った歌が歌えなくなるってなかなか辛いものなんですよ。
だからそんな奴が担ぎ上げられたところで、やれるのはここまでかなと思います。
そもそもみんな忘れてるのかもしれないけれど、僕は2年前に無期限の活動休止しています。
哀しいもので、アゴや首が良くなる毎に、今までよくこれでやってきてたなと自分でも感心してます。
すごく身勝手な言い分だけど、今はそんな自分を少し労わりたいと感じていて、これからは林保徳としての人生を見つめ直そうと思ってます。
今の僕は声出ないおじさんなので、とりあえず歌えるおじさんくらいまでには戻したいなとは思ってますが、それも焦らずやらせてください。
淋しいけどメンバーみんな一緒にリセットボタンということで
改めて本当に今までありがとうございました。
これからもメンバーの応援よろしくお願いします。
yasu
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