Chara、富士山の麓でパフォーマンス 野外フェスへの思いとは？新キャンプフェス「FUJI＆SUN’19」出演へ＜本人コメント＞

新キャンプフェス「FUJI＆SUN’19」

同イベントは、富士山の麓の大自然の中で「音楽」「映画」「スポーツ」などのジャンルが楽しめる、WOWOWが主催する初のキャンプフェス。音楽ライブはもちろん、映画上映、アクティビティ、動物とのふれあいなどが楽しめる。

日本からは矢野顕子、竹原ピストル、cero、クラムボン、DJみそしるとMCごはん、吉澤嘉代子ら実力派アーティストたちが集結。海外勢からはインスタグラムで80万人以上のフォロワーを有し、次世代No.1ギターヒーロー・マテウス・アサトの初バンド編成のマテウス・アサト・トリオ、台湾インディシーンの新世代として期待されるバンドDSPSらが出演する。

Chara、野外フェスは「すごくロマンチック。それだけでワクワクする」

新たに出演が発表されたCharaは、イベントについて「他のフェスでは見られない組み合わせやラインナップをあの場所で聴けるのは、すごく素敵」と話し、「他のフェスで呼んでいないアーティストさんが出演させるっていうのもアツいって思ってもらえるかな。その中にCharaが入っているというのは、グルーヴィーな音楽の中にもフワッとした要素も求めてくれているのかなと感じました」とコメント。

野外フェスという空間でのパフォーマンスに向け、「屋外の空間で同じ目的の人たちが集まって音楽を聴くことができることが、すごくロマンチック。それだけでワクワクする。お子さん連れの方にもたくさん来てもらいたいな」と期待を寄せた。（modelpress編集部）

Charaコメント

Q：今年から立ち上がったフェス『FUJI&SUN‘19』や出演者についての印象は？
いろいろなフェスがある中で、富士山のふもとで行うフェスは面白いですね。他のフェスでは見られない組み合わせやラインナップをあの場所で聴けるのは、すごく素敵だなって。他のフェスで呼んでいないアーティストさんが出演させるっていうのもアツいって思ってもらえるかな。その中にCharaが入っているというのは、グルーヴィーな音楽の中にもフワッとした要素も求めてくれているのかなと感じました。

Q：海外からのアーティスト勢の出演について
マテウスが来ちゃうんだ、すごいなって思いましたね。他のフェスでは見られないアーティストだなと。普段フェスとかに行ったことがない人も行ってみたくなるんじゃないかな。ジャンル分けし過ぎちゃうと、音楽を愛している人は違うのも聴きたいのにって思うだろうから、ジャンルや世代を分けないフェスっていうのは良いきっかけになるイベントじゃないですかね。昔のテレビ番組でいうと「夜のヒットスタジオ」（CX）とかみたいな。海外の人も演歌の人もポップスの人もいろいろなアーティストさんが出ているから、お茶の間でおじいちゃん・おばあちゃんからお孫さんまで一緒に観れる番組みたいに世代問わずに行けるフェス。私も様々なジャンルの音楽が聴けるっていうのはうれしいので、こういうフェスは好きですね。

Q：ジャンルや年代を超える作品作りやパフォーマンスで意識していることは？
作品作りに対しては、純粋にどれだけ音楽が好きかってことだけが中心にある気がしますね。ソロだから色々な方々とやっていいし、できるっていう。すごく素敵な才能がある人がいたら、「一緒にやらない？」とかいう姿勢は昔から変わらないですね。今回、新作のアルバム制作にも参加してくれているTENDRE君、同じレーベルのLUCKY TAPESの高橋海君、今回のフェスに出演するOvallとかインディーズで頑張っているアーティストも沢山いて、今の時代ってすごい人いっぱいいるなって、自宅録音でもすごい音楽つくっている人っていっぱいいるので、そんな素敵で大好きな音楽を「みんな聴かない？」って役割もしたいなって思ってます。

Q：フェスという空間でのパフォーマンスについて
初めてのイベントだと音作りも難しい場合があって。スピーカーの位置一つでも音の響き方って全然違うから、１回目で完璧なものを作り出すのは難しいのかなって気になる部分もあるんだけど…。でもそれってどのフェスやイベントでも大変で、経験を重ねて良い音を提供できるようになる部分なんだよね。フェスで音楽を体感できるっていうものもちろん楽しいけど、気持ちがいい音を味わいたいから、そこがいいと本当にいいねって思うよね。あと、面白いことに人が入ると音が変わるんだよね。人の数とかで響き方が違ってくる。フェスはリハーサルがないから、仕込みがすごく大変だなって思うけど…。屋外の空間で同じ目的の人たちが集まって音楽を聴くことができることが、すごくロマンチック。それだけでワクワクする。お子さん連れの方にもたくさん来てもらいたいな。

Q：富士山対する思いは？
小学校3年か4年生の時に、富士山の頂上に登ったことがあります。いま思い返してもあれはやっておいてよかったなって。私、ニックーネームが9歳の時からCharaなんですけど、丁度その頃に富士山に登りました。それ以降は登ったことはなくて。山の近くのフェスだと色々な動物や虫もいて、ザワザワした感じの中「神様お邪魔してます」って思いながらやってますね。自然のリバーブが良いなと。

Q：「Chara Live Tour 2019 “Baby Bump」でのファンの方の反応は？
ライブハウスツアーなんですが、お子さん連れとかカップルの方とか広い世代の方に来ていただいている感じがしますね。昔は女の子のお客さんが多かったけど、私自身が年を重ねたこともあって、昔からのファンの方も同じように年を重ねていて、二世代とかで楽しんでくれているのは美しいじゃないですか。笑顔もたくさん見れたし、楽しみにしてきてくれるのはグッときます。バンドメンバーも、今までは同世代のロックミュージシャンが多かったけど、今回の座組みに合わせてグルーヴィーなものもできるメンツにしたんです。コーラスは、素晴らしいシンガーの高橋あず美ちゃんに初参戦してもらって、キーボードのTENDRE君もマルチプレーヤーで、屋敷豪太さんっていうレジェンドの方にドラマーに入ってもらったり、楽屋のワイワイ感がすごくよかったです。毎回毎回ベストライブになるようにやってます。

FUJI ＆ SUN ’19 開催概要

【日程】
2019年5月11日（土） 9:00 OPEN 11:00 START 21:00 CLOSE
5月12日（日） 8:00 OPEN 9:00 START 19:00 CLOSE

【会場】
富士山こどもの国（静岡県）

【出演】
▼5月11日（土）
Hermeto Pascoal e Grupo / Theo Parrish ※only for overnight campers / Cedric Woo /
Mateus Asato Trio / 青葉市子 / WONK / 大友良英スペシャルビッグバンド / 小林うてな / cero /
竹原ピストル / DJみそしるとMCごはん / 七尾旅人 / bird …and more

▼5月12日（日）
林立夫 special session with 矢野顕子 ほか / 悪魔の沼 /
Ovall / 空間現代 / クラムボン / 田島貴男(ORIGINAL LOVE) / Chara / DSPS /
DJ Sprinkles aka Terre Thaemlitz / bird / MOROHA / Yogee New Waves / 吉澤嘉代子 / …and more