【けやき坂46改め「日向坂46」ライブ詳細レポ】涙と笑顔、そして誓う「絶対にみなさんを後悔させない」<デビューカウントダウンライブ/セットリスト>
2019.03.07 00:00
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けやき坂46(ひらがなけやき)から改名した日向坂46(ひなたざか)が6日、横浜アリーナで「デビューカウントダウンライブ」を行った。同所でのライブはグループ単独では初めて。前日の公演と合わせて計2万4000人のファンと“けやき坂46の最後”と“日向坂46の最初”を涙と笑顔で分かち合った。
2月11日に改名を発表し、3月27日(水)念願のシングルデビューを果たす日向坂46。ライブは約2時間半にわたって23曲を披露した。前半第一部は、けやき坂46のラストライブと銘打ち『ひらがなけやき』から『ハッピーオーラ』まで発売順に楽曲を披露。途中、長濱ねるの脱退や2期生加入などのVTRが挟まれ、これまでの活動も振り返った。
後半第二部は日向坂46の始まりを高々と宣言する内容。日向坂46の新『Overture』で幕が開けると、デビューシングル『キュン』など新曲を続々と披露して沸かせた。『JOYFUL LOVE』ではファンがペンライトで客席を“虹色”にしてメンバーの新たな門出を演出。さらにこのライブのために総合プロデューサーの秋元康氏が書き下ろした未発表曲『日向坂』を披露するサプライズもあった。
キャプテンの佐々木久美は「私たちはいつもここにいる“おひさま”のみなさんに支えられています。日向坂はライブが大好きなんですけど、ライブってみなさんがいないと完成しないものなので。デビューする前なのに横浜アリーナという憧れのステージに立てていることは本当に幸せだし、デビューする前からこれから坂を一緒に上ってくれる“おひさま”のみなさんがいることがすごく心強いです」とファン(=おひさま)に感謝し「日向坂は絶対にみなさんを後悔させない、みなさんを大事にするグループになりたいと思います」と誓った。(※本文下にスピーチ全文を掲載)
デビュー曲でセンターを務める2期生の小坂菜緒は「いろいろと思うこともたくさんあって、すごく不安になったこともあったんですけど…」と涙を流しながらも「このメンバーと一緒にこのステージに出ていること、今日、ひよたん(濱岸ひより)が体調不良で出られなくなって、全員は揃わなかったんですけど、でもひよたんの気持ちも込めて、みんなでこのステージに立っていると思うと、すごく嬉しいし、このメンバーと“おひさま”のみなさまに出会えて本当に嬉しいです。本当にありがとうございます」と喜びを噛み締めた。
◆
前半のひらがなけやきパートは、すべてが“最後”。『Overture』中、スクリーンには「ひらがなけやき 最後のライブ」の文字。メンバーもファンもそれを実感しながらのステージだった。
佐々木久美、最初のMC。“最後”が音を立てて近づいてくる。でもそれは決して下を向いたものではなく、明るいものだった。
「私たちは先日“日向坂46”という名前に改名されまして、3月27日にデビューすることを発表させていただきました。ありがとうございます。でも改名されることは、私たちも知らなかったことです。みなさんと一緒のタイミングで知ったので、ちゃんと“ひらがなけやき”としてみなさんにご挨拶ができてないままでした。なので本日は、日向坂46のデビューカウントダウンライブなんですけれど、ひらがなけやきのラストライブでもあります。みなさんに最後、ひらがなけやきとしてのご挨拶をしたいなと思って、こういう形にさせていただきました。よろしくお願いします」
2曲目『誰よりも高く跳べ!』。これまで何度も何度もライブを盛り上げてきた1曲。大サビ前の静けさから“けやき坂46”の佐々木久美が叫ぶ。「横アリ、跳べ~!」。地鳴りのような歓声が会場中に響き渡った。
“けやき坂46”としてのラストパフォーマンスは『ハッピーオーラ』。ハッピーオーラでファンを魅了してきた彼女たちにとって相応しい楽曲。会場にラストハッピーを届けた。
「みなさん、ひらながけやきラストライブは楽しんでいただけましたか?今日でひらながけやきのメンバーはいなくなってしまうんですけど、ひらながけやきという存在は私たちの心の中、そしてみなさんの心の中にずっと生き続けると思います。今までひらながけやきを本当にありがとうございました。みなさんがいたから本当にここまでこられました。本当にありがとうございました。これから私たちは新たな一歩を踏み出します。ひらがなけやき、ありがとう!」
客席には笑顔で涙を流すファンも多数見られた。そして最後の瞬間を迎える。もう2度と聞けないかもしれない、全員で揃えるあの言葉。
「以上、私たち、ひらがなけやき坂46でした」
メンバー全員、最高の笑顔だった。「ひらがなけやきが大好きだ」。会場全体からその気持ちが伝わってくる素晴らしいラストだった。
◆
ペンライトが緑から一斉に“空色”に変わる。1本の欅から青空が生まれた。大声援に迎えられて、初めての挨拶。
「みなさん、こんにちは。私たち日向坂46です」
――――――“けやき坂46”と“日向坂46”を両方見られたのは今回だけ。会場に駆けつけたファンはまさしく歴史的な瞬間に立ち会ったと言えるだろう。欅坂46の大きな背中に心が折れそうになっても“それでも歩いて”、“期待していない自分”を信じて、“イマニミテイロ”と歯を食いしばって。自分たちだけの魅力“ハッピーオーラ”で“ひらがなに恋させた”。これから日向坂46は“誰よりも高く跳ぶ”。日本中を“キュン”とさせて。“おひさま”と一緒に“約束の卵”まで坂道を駆け上がることに期待したい。
M1.ひらがなけやき
MC
M2.誰よりも高く跳べ!
M3.僕たちは付き合っている
MC
M4.永遠の白線
M5.それでも歩いてる
M6.おいでシャンプー/二期生
M7.イマニミテイロ
M8.ひらがなで恋したい
M9.半分の記憶/二期生
M10.期待していない自分
M11.ハッピーオーラ
M12.キュン
MC
M13.ときめき草
M14.耳に落ちる涙/一期生
M15.沈黙が愛なら/二期生
M16.Footsteps/加藤史帆、佐々木久美、佐々木美玲、高本彩花、小坂菜緒
MC
M17.君に話しておきたいこと
M18.抱きしめてやる
M19.JOYFUL LOVE
MC
M20.日向坂/未発表曲
アンコール
EN1.キュン
MC
EN2.NO WAR in the future
EN3.約束の卵
(modelpress編集部)
後半第二部は日向坂46の始まりを高々と宣言する内容。日向坂46の新『Overture』で幕が開けると、デビューシングル『キュン』など新曲を続々と披露して沸かせた。『JOYFUL LOVE』ではファンがペンライトで客席を“虹色”にしてメンバーの新たな門出を演出。さらにこのライブのために総合プロデューサーの秋元康氏が書き下ろした未発表曲『日向坂』を披露するサプライズもあった。
キャプテンの佐々木久美は「私たちはいつもここにいる“おひさま”のみなさんに支えられています。日向坂はライブが大好きなんですけど、ライブってみなさんがいないと完成しないものなので。デビューする前なのに横浜アリーナという憧れのステージに立てていることは本当に幸せだし、デビューする前からこれから坂を一緒に上ってくれる“おひさま”のみなさんがいることがすごく心強いです」とファン(=おひさま)に感謝し「日向坂は絶対にみなさんを後悔させない、みなさんを大事にするグループになりたいと思います」と誓った。(※本文下にスピーチ全文を掲載)
デビュー曲でセンターを務める2期生の小坂菜緒は「いろいろと思うこともたくさんあって、すごく不安になったこともあったんですけど…」と涙を流しながらも「このメンバーと一緒にこのステージに出ていること、今日、ひよたん(濱岸ひより)が体調不良で出られなくなって、全員は揃わなかったんですけど、でもひよたんの気持ちも込めて、みんなでこのステージに立っていると思うと、すごく嬉しいし、このメンバーと“おひさま”のみなさまに出会えて本当に嬉しいです。本当にありがとうございます」と喜びを噛み締めた。
◆
前半のひらがなけやきパートは、すべてが“最後”。『Overture』中、スクリーンには「ひらがなけやき 最後のライブ」の文字。メンバーもファンもそれを実感しながらのステージだった。
佐々木久美、最初のMC。“最後”が音を立てて近づいてくる。でもそれは決して下を向いたものではなく、明るいものだった。
「私たちは先日“日向坂46”という名前に改名されまして、3月27日にデビューすることを発表させていただきました。ありがとうございます。でも改名されることは、私たちも知らなかったことです。みなさんと一緒のタイミングで知ったので、ちゃんと“ひらがなけやき”としてみなさんにご挨拶ができてないままでした。なので本日は、日向坂46のデビューカウントダウンライブなんですけれど、ひらがなけやきのラストライブでもあります。みなさんに最後、ひらがなけやきとしてのご挨拶をしたいなと思って、こういう形にさせていただきました。よろしくお願いします」
2曲目『誰よりも高く跳べ!』。これまで何度も何度もライブを盛り上げてきた1曲。大サビ前の静けさから“けやき坂46”の佐々木久美が叫ぶ。「横アリ、跳べ~!」。地鳴りのような歓声が会場中に響き渡った。
“けやき坂46”としてのラストパフォーマンスは『ハッピーオーラ』。ハッピーオーラでファンを魅了してきた彼女たちにとって相応しい楽曲。会場にラストハッピーを届けた。
「みなさん、ひらながけやきラストライブは楽しんでいただけましたか?今日でひらながけやきのメンバーはいなくなってしまうんですけど、ひらながけやきという存在は私たちの心の中、そしてみなさんの心の中にずっと生き続けると思います。今までひらながけやきを本当にありがとうございました。みなさんがいたから本当にここまでこられました。本当にありがとうございました。これから私たちは新たな一歩を踏み出します。ひらがなけやき、ありがとう!」
客席には笑顔で涙を流すファンも多数見られた。そして最後の瞬間を迎える。もう2度と聞けないかもしれない、全員で揃えるあの言葉。
「以上、私たち、ひらがなけやき坂46でした」
メンバー全員、最高の笑顔だった。「ひらがなけやきが大好きだ」。会場全体からその気持ちが伝わってくる素晴らしいラストだった。
◆
ペンライトが緑から一斉に“空色”に変わる。1本の欅から青空が生まれた。大声援に迎えられて、初めての挨拶。
「みなさん、こんにちは。私たち日向坂46です」
――――――“けやき坂46”と“日向坂46”を両方見られたのは今回だけ。会場に駆けつけたファンはまさしく歴史的な瞬間に立ち会ったと言えるだろう。欅坂46の大きな背中に心が折れそうになっても“それでも歩いて”、“期待していない自分”を信じて、“イマニミテイロ”と歯を食いしばって。自分たちだけの魅力“ハッピーオーラ”で“ひらがなに恋させた”。これから日向坂46は“誰よりも高く跳ぶ”。日本中を“キュン”とさせて。“おひさま”と一緒に“約束の卵”まで坂道を駆け上がることに期待したい。
佐々木久美スピーチ全文
私たちはいつもここにいる“おひさま”のみなさんに支えられています。日向坂はライブが大好きなんですけど、ライブってみなさんがいないと完成しないものなので。デビューする前なのに横浜アリーナという憧れのステージに立てていることは本当に幸せだし、デビューする前からこれから坂を一緒に上ってくれる“おひさま”のみなさんがいることがすごく心強いです。日向坂は絶対にみなさんに後悔させない、みなさんを大事にするグループになりたいなと思います。(拍手)ありがとうございます。私たち1期生は約3年間、2期生、3期生と一緒にひらがなけやきとしてやってきました。上手くいかないこともたくさんあったし、悩むこともあったんですけど、今回、日向坂46としてデビューさせていただくことが決定して、漢字さんにたくさん学んだことがあった分、漢字さんに恥ずかしくないようなグループになりたいという気持ちがすごく心にあります。私たちのグループカラーは空色。空色ってみなさんがペンライトで持ってくれているような水色とか青が一般的なんですけど、空って時間帯や天気でいろんな色に変わるじゃないですか。ピンクだったり、曇だったらグレーになったり。そういういろんな色に変わるのが空色だと私たちは思っているので、どんな色にも染まれるそんな素敵なグループに日向坂46はなりたいと思います。これからも“おひさま”のみなさんと一緒に坂を上っていきたいです。これからもよろしくお願いします。日向坂46「デビューカウントダウンライブ!!」
M0.OvertureM1.ひらがなけやき
MC
M2.誰よりも高く跳べ!
M3.僕たちは付き合っている
MC
M4.永遠の白線
M5.それでも歩いてる
M6.おいでシャンプー/二期生
M7.イマニミテイロ
M8.ひらがなで恋したい
M9.半分の記憶/二期生
M10.期待していない自分
M11.ハッピーオーラ
M12.キュン
MC
M13.ときめき草
M14.耳に落ちる涙/一期生
M15.沈黙が愛なら/二期生
M16.Footsteps/加藤史帆、佐々木久美、佐々木美玲、高本彩花、小坂菜緒
MC
M17.君に話しておきたいこと
M18.抱きしめてやる
M19.JOYFUL LOVE
MC
M20.日向坂/未発表曲
アンコール
EN1.キュン
MC
EN2.NO WAR in the future
EN3.約束の卵
(modelpress編集部)
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