倖田來未、デビュー19年目突入でファンからのサプライズに感激 デビュー曲のレコードも登場で驚きのエピソード&当時を振り返る<イベントレポ>
2018.12.06 23:41
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12月6日にデビュー18周年を迎えたアーティストの倖田來未がこの日、都内にてデビュー日記念イベント『KODA KUMI 18TH→19TH ANNIVERSARY EVENT~PREMIUM上映会~』を開催した。<以下、第一部の内容>
改めて、デビュー18周年を祝福されると倖田は「ありがとうございます」と感謝し、「今日で19歳とか言われると、割とそこそこやってきたんだと思う」と感慨深げ。すると、デビュー曲『TAKE BACK』のアメリカ盤のアナログレコードが登場。MCから「実はご主人様が何件もレコード屋さんを回ってやっと(見つかったもの)」と紹介されると、「えー、ありがとうございます」と驚き、「ケンちゃん(夫)優しい~!そういうところ好きよ」と感謝した。
日本に先駆けて『TAKE BACK』でアメリカでデビューし、ビルボードで最高18位を記録。倖田は「アメリカではヒットしたのよ。日本では全然(売れなかった)」と笑い飛ばし、アメリカ盤のレコードを渡されると「当時サンプルとかでいっぱい会社からいただいたのに、家来る人に『持って帰って』って、なくなってしまって持ってなかったので嬉しい」と喜んだ。
倖田來未、“AND”&“DNA”の2つのツアーでのこだわりは?
その後、倖田は一番後ろの席に座り、今年5年ぶりに開催されたファンクラブツアー「Koda Kumi Fanclub Tour ~AND~」のダイジェスト映像をファンと一緒に観賞。約30分のZepp公演ライブ映像を映画館の大きなスクリーンで観た倖田は「あっという間!ありがとうございました」とニッコリ笑顔をみせた。今年は“AND”と“DNA”の2つのライブツアーを行った倖田。「1年に2つのツアーを作るということで演出を考えたとき、来てくれた方たちに『ANDとDNAってそんなに変わらなくてステージがちょっと大きくなったくらい?』と言われるのが私的に許せなくて。だから内容を大きく変えようとなったとき、1番はバンドをANDでは入れて、DNAではバンドをなしにしました。ANDはライブハウスだから、音でこだわることを意識して、DNAでは見せることをメインにして考え始めました」と大きな違いを紹介した。
ブレイク前、倖田はライブハウスをメインに活動していたため、「ANDツアーをやるとなったとき、全員と近くでいたいなって思って。すごく長い花道を作ったんです。その分入るお客さんが少なくなってしまったけど、後ろのお客さんも顔が近くて」とファンとの距離感を大事にしたといい、「今回バンドもいればダンサーもいて、全員で10人ステージにいましたけど、昔ダンサー2人とライブハウスを回っていたことを思い出しました」としみじみ語った。
倖田來未スタッフが明かした“裏話”
続いては倖田の周りのスタッフから集めた“裏話”エピソードを披露することに。ヘアメイクから、ライブ中の早着替え部屋で話してるとき、早口すぎてなにも理解してあげられないという話について倖田は「(歌い終って)扉が締まった瞬間、楽屋に走って行って着替えながら『あのときの照明のタイミングが…』とか気になりながら歌っていることを言って、『どうしたらいいんだろう?(でも時間だからステージに)行ってくる』ってなるから、全員があれはなんだったんだろうってなるらしいの」と曲と曲の間の数分間しかない、早着替え部屋でのエピソードを紹介。「でもみんな反省してくれて、あの話はなんだったのか、推測が始まるみたいで。私自身も(思ったことをその場で言っているから)忘れてしまうから、スタッフさんがテープレコーダーに録って終わった後、書き起こしてくれる」と明かし、だからこそライブは回を重ねるごとに良くなっていくという。「初めてライブに来た子や、今日の1回のためにお小遣いを貯めて来てくれた子もいるから、どんだけいいもんを見せてあげられるのかって」と真面目な表情で話しつつも、「ただね、ライブ(歌)がいい日に限ってMC滑る(笑)。ちょっと歌が…ってときにMCウケるの。だからとんとんかなって。そこで帳尻合わせています」と笑わせた。さらに、スタイリストからゲネプロのとき、全てのセクションに非常に細かい指示出しをし、舞台監督並の意見を言っている姿がプロフェッショナルと褒められるも、「変わるのよ!一瞬の間が長いか短いかだけで気持ちの入れ方が」という。自分で服を買って、メイクをやっていた時代もあったからこそ「せっかく一緒に仕事をするなら、自分にしかできない、私たちにしかできないショーを見せたいから、私の感性みたいなものをどんどん(スタッフに)伝授はしています」と舞台裏での顔をみせ、「そういう気持ちが伝わっていると思ったのは、銀テープを配りに行っているスタッフがいるんですよ。私が言っているわけじゃなくて、私が銀テープについてこうしたらきれいなのわかるけど、もうちょっと後ろのお客さんに届くようにできないの?って聞いたら、うちのスタッフが上の階の人に作って持っていってあげましょうと。一人でも多くの人に楽しんでもらいたいという思いがスタッフにも伝わっていると、悪いなと思いながら細かく言っているけど、やってきてよかったなと思いました」と笑顔をみせた。
倖田來未、サプライズに感激
そして、ファンクラブからのメッセージアルバム(※二部ではケーキ)がサプライズでプレゼントされると、驚きながら「ありがとうございます」と大感激。そのまま、会場に集まったファンと記念撮影をし、「本日19年目に入ったということで、この日を迎えられたのはみなさんのおかげだと思っています」と感謝の挨拶。「今後とも倖田來未一同をよろしくお願いします」と呼びかけた。最後には、ファン一人一人とハイタッチ。笑顔で感謝の気持ちを伝えながらハイタッチしていると、中には涙を流すファンも。この日も笑顔と涙の会となり、倖田來未らしい19年目のスタートを切った。(modelpress編集部)
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