NMB48山本彩、卒業公演決定 「最後にやり残したものがある」心境を吐露
2018.10.18 12:11
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NMB48が17日、大阪城ホールにて「NMB48 8th Anniversary LIVE@大阪城ホール」を開催。山本彩の、卒業公演日程が発表された。
NMB48山本彩、11月4日に卒業公演決定
ライブ終盤には、NMB48劇場にて山本彩の卒業公演が行われることが発表。11月3日に卒業特別公演「ここにだって天使はいる」、4日に卒業公演「目撃者」が開催される。山本彩は、「卒業公演のコンサートを終えたあと、劇場に帰ってできるのがうれしいです」と心境を吐露。続けて「初めてNMB48でいただいたオリジナル公演をやらせてもらえることになりました。最後にやり残したものがあるなと思って終わりたくないなと思ったので『やらせてください』とお願いしてやらせていただくことになりました」と山本彩から申し出たことを明かした。
NMB48、全37曲を披露
また、8周年を記念した同コンサートでは、1期生が刻んだ8年の軌跡をふり返る一方で、これから未来に向けて飛躍するNMB48につながる内容で構成し、1万人のファンを全37曲で熱狂。『OVERTURE』に始まり、『NMB48』でスタンド席に2レーン用意されたレッドカーペットから総勢71人のメンバーが登場。続けて『オーマイガー!』『北川謙二』『僕らのユリイカ』『らしくない』とノリのいいシングルメドレーで一気に駆け抜けた。
“メンバーの10年後”コントで会場沸く
ステージ上のスクリーンでは、「2028年@NMB48劇場にて・その1」「2028年@NMB48劇場にて・その2」「2028年@NMB48劇場にて・その3」とVTRコーナーを実施。“メンバーの10年後”のコントVTRとなっており、年商100億円の化粧品会社社長となった吉田朱里、弁護士になった白間美瑠、ロックンローラーとして活躍する山本彩などが登場し、会場を大いに沸かせた。NMB48・6期生を紹介
続いては、小嶋花梨、山田寿々が、6期生の貞野遥香、出口結菜、小川結夏、小林莉奈の4人を紹介。いち早くファンに覚えてもらうため、それぞれ特技を披露した。山本彩「うれしい報告ができました」
6期メンバー紹介が終わったところで、いよいよライブは終盤を迎え、ラストナンバーで見せたのは19枚目のシングル『僕だって泣いちゃうよ』。山本彩が「今さっき速報が入りまして、オリコンチャートデイリー1位となりました!」と報告し、ファンからお祝いの拍手が送られた。それに対して、「こうしてライブをすることで、ファンの皆さんにうれしい報告ができました」と山本彩。「そんな19枚目のシングルは、個人的ですが、最後のシングルになります。MVでは全員で最後の出演になります。それに、これからのNMB48の大切な1枚になったと思います。そんな曲で、このような結果が報告できたことをうれしく思います」とファンに感謝の言葉を届けて『僕だって泣いちゃうよ』を歌い、本編は幕を下ろした。
2019年1月1日に大組閣を実施
アンコールが響き渡る中、19枚目のシングルにカップリングされている、アンダーガールズの『ロマンティックなサヨナラ』を初披露。その後、突然金子剛支配人がステージ上段に姿を現し、メンバーは仰天。金子支配人は「山本は卒業したあと、やっぱりNMB48は前に進んでいかないといけません」とし、「そのために、メンバー活性化のために大組閣を行います」と2019年1月1日の8周年劇場公演にて大組閣が行われることを発表した。
山本彩&東由樹、溢れる涙
そして、山本彩からライブの感想を尋ねられた東由樹は、「私はつい最近まで卒業を考えていました」と衝撃の告白。しかし、もう一度NMB48と向き合い考えたと明かし、「同期の(石田)優美と話して、こんな私でも微力ながら何かできるかもしれない。彩さんが卒業する今だからこそ、先陣を切ってNMB48をひっぱっていきたいと強く思うようになりました」と涙をこらえながら心の内を明かした。
山本彩は「ゆきつん(東由樹)と(石田)優美は、注意したり怒ったり、ちょっと勇気のいることを率先してやってくれた。グループを盛り上げたいという気持ちがすごく伝わる。ありがとう」と感謝。2人は溢れる涙を止められなかった。
白間美瑠、涙こらえ語る
さらに、白間は「8年は早いなって思います。今では、ひとりずつ個性を出してきて、個性を伸ばして仕事やチャンスをつかみ、新しいNMB48になってるなと思います」とNMB48について紹介。その上で、「さや姉は歌やダンスが上手でキャプテンシーがあって、あかりんは女子力動画という顔があったり、本当にみんな努力して、自分のカラーを伸ばしていってすごいなと思います」と吐露。「でも私は何があるかなってよく考えるんですけど、まだないかなって悩んだりします。でも、1期生として9年目、ものすごく、最大の踏ん張りどころだと思っています。まだ悩んでばかりの私ですが、NMB48のことが一番大好きなのは誰にも負けません」と涙をこらえて語った。
山本彩、名言が飛び出す
同期の白間の告白に、山本彩から「人と比べたらいかんぜよ。比べていいのは、過去の自分と未来の自分」との名言が飛び出し、ファンから「おお~」と拍手喝采。続けて、「それぞれは強みがあるけど、全員が集まったときに大きな力にならないと意味がない」と思いを述べた山本彩。「昔、チームNの円陣であったんですが、『ワンフォーオール、オールフォーワン』、それがNMB48なのかなと改めて思います。今が最強で最高といえるグループであり続けてほしい。ひとりひとりを見つめ、そのひとりずつが合わさったNMB48を愛してくれたらと思います」と話した。
NMB48、思い出のナンバー見せる
ライブのラストには、NMB48にとって思い出いっぱいのナンバー『三日月の背中』『青春のラップタイム』をパフォーマンス。最後は「笑顔が一番やな」と、『ワロタピーポー』で幕を下ろした。(modelpress編集部)
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