渡辺麻友、“最後の紅白”への思い 坂道グループへの本音明かす
2017.12.20 23:37
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AKB48の渡辺麻友が20日、1st Album『Best Regards!』(ソニーミュージックレコーズ)の発売を記念して、「1日で3都市巡り!御礼ミニソロライブツアー」を開催。3都市目となる東京で報道陣の取材に応じた。
渡辺麻友、最後の紅白歌合戦…坂道グループへの本音明かす
年末の紅白歌合戦がAKB48としてのラストステージとなる渡辺。今年はファン投票で選ばれた上位3曲を披露することになっているが、歌いたい曲を尋ねられると「個人的には、紅白歌合戦がAKBとしての最後の舞台となりますので、最後に私がセンターを務めさせていただいたシングル『11月のアンクレット』を歌いたいなと思っています」と明かし、「自分でも楽曲に投票したんですけど(笑)、それが歌えたら11年間の最後を最高の笑顔で締めくくれるなと思います」と吐露した。今年の紅白歌合戦には、来年9月16日をもって引退することを発表している歌手の安室奈美恵が出演することが決まったが、コメントを求められると「一視聴者として、とっても楽しみです」と声を弾ませた。
さらに、その前日にはAKB48として『輝く!日本レコード大賞』にも出演するが、渡辺は「今年は坂道グループが初めてのレコ大ということで、坂道はAKBの公式ライバルという形なんですけど、私自身はAKB48としては最後のレコ大の舞台なので、そういう場に勢いのある後輩グループと、こうして同じ舞台に立てるというのはいい刺激にもなりますし、お互いがいい刺激を受け合いながら、切磋琢磨し合いながら、最高のパフォーマンスをお見せできたらいいなと思っています」と意気込みを語った。
思い出の場所でのイベントに「運命的なものを感じました」
この日は、1日かけて福岡、大阪、東京の3都市を回った渡辺。感想を聞かれると「目まぐるしく、かなりバタバタな1日ではあったんですけど、朝から福岡に行って、日中は大阪、そして夜に東京と、それぞれの場所で、様々なファンの方とお会いできて、忘れられない1日になりました」としみじみ。福岡の会場だったキャナルシティ博多は思い出の地だったそうで「私がAKBに入ってデビューして初めてイベントで行った地方の場所で、かつ人生で初めて飛行機に乗って行った場所だったので、そんな思い出の場所で自分のソロアルバムのイベントができたというのは、運命的なものを感じました」と感慨深げに語った。
渡辺麻友、5年ぶり復活“ねじじ”衣装で登場
そして、5年ぶりにデビューシングル『シンクロときめき』の“背中にネジ付き衣装”で登場してファンを歓喜させた渡辺は、「レコード会社の方々とお話をして、最後は記念にソロデビュー当時の衣装を着てサプライズで驚かせたいよねってなって、実際に登場したら、どよめきと言いますか、ファンの方が驚いて喜んでくださったので、サプライズは大成功だったなあという感じです」と満足気。「当時はまゆゆという名前にかけて“ねじじ”って呼ばれたりして、伝説的な衣装でもあったので、それを着てまたこうしてファンの皆さまの前でお披露目することができて嬉しかったです」と笑顔を見せた。
報道陣から「ネジを巻いてばく進って感じですか?」と声を掛けられると、「そうですね。このネジを巻きに巻きまくって、来年以降のソロ活動をガンガン飛ばしていきたいなと思っています」と気合いを覗かせた。
渡辺麻友、今後の活動について言及
また、AKB48卒業まで残り少なくなったが、やり残したことはないか尋ねられると「もうAKBとして今月で丸11年歩んできたんですけど、もうやり残したことはほとんどないかなと思います。残り1~2週間とかなので、メンバーと過ごす最後の時間を、最高に楽しいものにできたらいいなと思うので、最高の思い出をたくさん作りたいです」と晴れ晴れとした表情。今月26日にはAKB48劇場で渡辺の卒業公演が行われるが、泣いちゃいそうか尋ねられると「そうですね…。卒業コンサートでそんなに泣かないと思っていたら、まさかのオープニングから大号泣だったので、たぶん26日の最後の公演も泣いちゃう気がしますが、最高の笑顔と涙で最後の劇場公演を締めくくれたらいいなという風に思います」と話した。
今後のソロ活動について聞かれると「こうして今回、アルバムを初めて出させていただきましたので、これからも個人としての歌手活動も精力的に続けていきたいですし、お芝居もすごく好きなので、たくさん挑戦していけたらいいなと思っています」と目を輝かせた。
渡辺麻友の集大成「Best Regards!」
同アルバムは、2012年のデビューシングル『シンクロときめき』から、2015年の5thシングル『出逢いの続き』までのソロシングルはもちろん、映画プリキュア主題歌『正しい魔法の使い方』、主演ドラマ『サヨナラ、えなりくん』の主題歌『守ってあげたくなる』も初収録。さらに渡り廊下走り隊やAKB48でのソロ曲も収録するなど、渡辺のソロ歴史をすべて網羅している。なお、東京会場のミニライブではM1『出逢いの続き』、M2『守ってあげたくなる』、M3『シンクロときめき』を披露し、ファンを熱狂させた。(modelpress編集部)
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