NGT48「世界はどこまで青空なのか?」MVより(C)AKS

NGT48、センター荻野由佳の感情溢れる 生命が震えるような12分<2ndシングル「世界はどこまで青空なのか?」MV>

2017.11.07 11:59

NGT48が12月6日にリリースする2ndシングル『世界はどこまで青空なのか?』のミュージックビデオ(以下MV)が完成し、オフィシャルYouTubeにて期間限定フルバージョンでの公開がスタートした。

  

「溺れるナイフ」監督が手掛ける12分の圧倒的映像美

荻野由佳をシングル初センターに起用した同シングルのMVは、圧倒的な映像美と心理描写で迫る12分に及ぶ心揺さぶる作品に。


デビューシングル『青春時計』同様、活動の拠点である新潟県の各地で撮影された圧倒的な映像美による映像を手掛けたのは、2015年に第24回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞を受賞し、昨年は、乃木坂46や Little Glee Monster、RADWIPMSなどのMVや、映画『溺れるナイフ』など若者を中心に熱狂的な支持を集める作品を手掛けた山戸結希(やまと・ゆうき)監督。

撮影する前に、実際に新潟まで足を運び、NGT48の劇場公演を観てメンバーの生命力溢れるパフォーマンスに感動。「NGT48が放つ若い命が輝くような作品を、監督として命を込めて作ろう」と決意したという言葉通り、冒頭のドラマシーンから、ダンスシーン、ラストの荻野の強烈な言霊まで、エネルギーに充ち溢れ、観る者の心を揺さぶるような作品が誕生した。

NGT48「世界はどこまで青空なのか?」MVより(C)AKS

荻野由佳の楽曲にかける思い

NGT48「世界はどこまで青空なのか?」MVより(C)AKS
センターの荻野といえば、埼玉県出身、バイトAKBとしての活動を経てドラフト会議で指名を受け、NGT48にメンバーになった苦労人。今年6月の「第9回AKB48選抜総選挙」の中間開票速報で1位、最終結果で5位という躍進を遂げ、大きな話題を呼んだシンデレラガールは、「NGT48加入当時はまさか、こんな状況になるとは想像もしていませんでした。私がグループを引っ張るとか、ましてや、センターに立つということも想像できませんでした」とセンター抜擢を受けコメント。

「もちろん、センターに立ちたい!という想いと目標は密かに持っていました。そんな私が、今だからこそ言えます。満を持してセンターポジションに立たせていただきます、と。不安は沢山ありますが、私は今回の楽曲にはそれ相当の決意を持ち、このポジションに立たせていただきます」と同楽曲にかける思いをぶつけ、「なぜ荻野?と思う方もいるかもしれません。でも、そういう方にも、曲を聴いていただき、また、MVで表現されたNGT48の世界観を見てほしいです。そこに私がセンターポジションに存在する意味や価値を見出してくださるよう、今出来うる限りのパフォーマンスと想いを詰め込んでいますので、よろしくお願いします」と力強くアピールしている。

荻野由佳、監督との対談から溢れた感情…

NGT48「世界はどこまで青空なのか?」MVより(C)AKS
監督と荻野は撮影前に2人で時間をかけて話をしたという。荻野は「フェンスに体を当てて号泣するシーンの撮影の前に、撮影場所の学校のグラウンドを歩きながら、山戸さんの今回のMVにかける思いを細かくお話してくれました。そして、お互いの夢について語り合いました。山戸さんの監督にかける想いと私のアイドルにかける想い。お互いの現状や夢を語り合い、MVへの感情移入から始めました。そして私は山戸さんに"トップアイドルになりたい"と言いました。その瞬間、今までのNGT48に加入するまでの道のりや悔しかったことが一気に蘇ってきました」と振り返り、「その時、山戸さんは"今だ!行け!"と、すぐにカメラを回しました」と監督が荻野の生の感情をとらえたことを告白。

荻野は「そのシーンは本当にその時に溢れ出てきた感情が映されていると思います」と話し、「全体撮影でも、本当に細かいところまでこだわって下さり、メンバーと山戸さんの気持ちが一つになって創られたMVです。私たちの世界観をここでみて頂けたらな、と思います」とアピールしている。

山戸結希監督「この歌のセンターポジションは荻野さんにしか、背負えない」

NGT48「世界はどこまで青空なのか?」MVより(C)AKS
山戸監督は、「今回、NGT48でどんなMVを作ろうと思ったのか?どういうふうに映像を観て欲しいか?」との問いに対して、「今、日本の女の子のなりたい職業ランキングの1位はアイドルで、そんな日本中に暮らすアイドルに憧れている女の子たちにとって、普通の女の子から、努力で這い上がりセンターを勝ち取った荻野さんは、一番星のような存在なのだと思います。荻野さんに憧れている女の子たちの生命が、震えるようなMVを撮りたいと思いました。アイドルを夢見る女の子たちが、励まされ、奮い立つような作品にしたいと考えていました。もしも自分が NGT48のメンバーだったら…と想像しながら観てもらえたら嬉しいです」と語っている。

また、荻野について「センターの荻野由佳さんは、大サビにある『駆け巡る鳥が希望だ』という歌詞のように、細くまっすぐな体の線、そして今にも羽ばたいてゆきそうに踊る姿が、まさに鳥のようでした。個性的な笑顔も、可愛らしい小鳥さんみたいだと感じ、秋元康さんからの贈り物のようなこの歌のセンターポジションは、たった一人、力強く踊ることを諦めなかった荻野さんにしか、背負えないのだろうと痛切に感じました」とコメント。

NGT48「世界はどこまで青空なのか?」MVより(C)AKS
北原里英、柏木由紀の先輩メンバー2人についても「年下のメンバーに対する優しい眼差しもとっても素敵だと思い、セリフについてもお二人とお話しながら、気持ちを込めて撮影を進めました。短い時間の中でしたが、お二人が今までアイドルとして生きてきた時間が、しっかりと焼き付いている気がします」と話している。

2017年に入り、「AKB48 グループリクエストアワー セットリスト ベスト 100」で初のオリジナル曲『Max とき 315 号』が 1 位を獲得、メジャーデビューシングル『青春時計』がウィークリー1位を獲得、そして記憶に新しい「第9回AKB48選抜総選挙」での大躍進など、今、もっとも勢いのあるグループの1つと称され、それをメンバー自身も感じているという、今のNGT48 だからこそ歌える曲といえる『世界はどこまで青空なのか?」のMVは、文字通り、メンバーと監督が、魂と魂を共鳴させながら全身全霊で作り上げた、鮮烈に観る者を魅了する、おそろしいまでのピュアネスが詰まった作品となっている。

山戸監督コメント

センターの荻野由佳さんは、大サビにある「駆け巡る鳥が希望だ」という歌詞のように、細くまっすぐな体の線、そして今にも羽ばたいてゆきそうに踊る姿が、まさに鳥のようでした。個性的な笑顔も、可愛らしい小鳥さんみたいだと感じ、秋元康さんからの贈り物のようなこの歌のセンターポジションは、たった一人、力強く踊ることを諦めなかった荻野さんにしか、背負えないのだろうと痛切に感じました。北原里英さん、柏木由紀さんの、年下のメンバーに対する優しい眼差しもとっても素敵だと思い、セリフについてもお二人とお話しながら、気持ちを込めて撮影を進めました。短い時間の中でしたが、お二人が今までアイドルとして生きてきた時間が、しっかりと焼き付いている気がします。NGT48は、誰を見ても、魅力的な表情を見せるメンバーさんが多く、皆さん、若く、嘘がなくまっすぐに光を信じている、希望を感じるグループでした。

荻野由佳コメント

それぞれ悩み、不安や苦しいこと、葛藤がある方への勇気や希望の1歩となる曲でありたいです。パフォーマンスする際には、自分がAKB48グループでの活動を通して得た経験や感情を歌う度に思い出しながら、それらを一人でも多くの方に届けたいです。限りなく続く空を駆け巡る鳥のように、全国へ限りなく元気を振りまいていけたらなと思います。

カップリング楽曲は?

NGT48新アーティスト写真(C)AKS
4タイプ共通のカップリング曲となる『僕の涙は流れない』は、『青春時計』でセンターをつとめた中井りかがセンター。通称、“SNS選抜”と称されるこのナンバーは、グループの中でもSNSをうまく活用して個性を発揮しているメンバーが選抜されたユニット曲となっており、動画配信サービスでAKB48グループ屈指の人気を誇る中井がセンターに抜擢された。

そして、Type-Aのカップリングに収録される『大人になる前に』は、NGT48最年少で唯一の中学生メンバーである小熊倫実がセンターに抜擢。通称“リアル学生選抜”と呼ばれ、NGT48の中高生メンバーのみ11人によるユニットとなっている。小熊がNGT48の楽曲でセンターをつとめるのはこれが初。

Type-Cのカップリング『ナニカガイル』は、NGT48のメンバー、Team NⅢと研究生全員が参加した通称“全員曲”と呼ばれるナンバーで『青春時計』カップリング曲『純情よろしく』で初センターを飾り、今夏のAKB48選抜総選挙でも荻野、北原に次ぐ13位と見事選抜メンバー入りを果たし高い人気を証明した本間日陽がセンターをつとめる。なお、10月いっぱいで卒業した研究生の大滝友梨亜が参加した最後の楽曲ともなっており、メンバーの特別な思いが詰まったナンバーになっている。

そして、CD盤に収録されるカップリング曲『ぎこちない通学電車』は、通称“ふるさとチーム”と呼ばれるユニットナンバーとなっており、NGT48現メンバーの出身地である、新潟県はもちろん、東北地方、関東地方、東海地方、関西地方、九州地方の各エリアの出身者代表から成るユニットで、NGT48の活動の拠点である新潟県出身の加藤美南と中村歩加がWセンターをつとめる。研究生の中村にとっては、今回が初のセンター楽曲。

なお、Type-Bのカップリングに関しては、現時点では『タイトル未定』となっており、詳細の発表は後日となる。

また、今回も表題曲に加え、共通カップリング『僕の涙は流れない』とType-A、Type-B、Type-Cのカップリング曲もMVが制作され、各特典DVDに収録予定。『青春時計』でも特典映像として収録され大きな反響のあった、各メンバーの“個人映像”も収録される。各メンバーが前作とはまた異なった表情を見せる各作品にも期待だ。(modelpress編集部)

NGT48「世界はどこまで青空なのか?」初回盤TypeA(C)AKS
NGT48「世界はどこまで青空なのか?」初回盤TypeB(C)AKS
NGT48「世界はどこまで青空なのか?」初回盤TypeC(C)AKS
NGT48「世界はどこまで青空なのか?」CD盤(C)AKS
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