「紅白」リハ4日目(左上から時計回り)三代目JSB、欅坂46、土屋太鳳、有村架純、AAA西島隆弘 (C)モデルプレス

三代目JSB、AAA、欅坂46、関ジャニ∞ら最終確認「紅白リハーサル」<4日目まとめ/写真特集>

2016.12.31 16:05

31日、東京・渋谷のNHKホールにて「第67回 NHK紅白歌合戦」の音合わせ・リハーサルの4日目が行われた。

  
この日は、29日から4日間かけて行われた「紅白」音合わせ・リハーサルの最終日。29日・30日と音合わせが行われていたが、3日目より、紅組司会を務める有村架純、白組司会の嵐・相葉雅紀、総合司会を務める同局の武田真一アナウンサーの進行のもと、本番同様の通しリハーサルがスタート。4日目は、前半部分のリハーサルが行われ、本番直前というだけあってか、会場全体に緊張感が漂っていた。

関ジャニ∞、“紅白スーツ”でド派手に登場 嵐・相葉雅紀&有村架純や出演者と「きばってこーぜ!」

トップバッターを務める関ジャニ∞は、5回目の出場にして“紅白スーツ”で登場。渋谷すばる、村上信五、丸山隆平、安田章大が紅いスーツ、横山裕、錦戸亮、大倉忠義が白いスーツに身を包み、今年初となる2階のルーフステージから現れ「ズッコケ男道」を歌唱。

相葉や有村のほか、Sexy Zone、乃木坂46、欅坂46AAA、SEKAI NO OWARI、miwaら出演者とともに、同曲お馴染みの「きばってこーぜ!イェイイェイイェイ!」の振り付けをしながら、本番さながらのパフォーマンスで盛り上げた。

欅坂46のカッコイイ本番衣装!貴重な“21人”「サイレントマジョリティー」を最終確認

欅坂46 (C)モデルプレス
センターの平手友梨奈は「すごく緊張していますが、メンバー全員で力を合わせて頑張ります」と意気込み。白組司会の相葉雅紀も「クールでカッコイイ」と感想を話していた。

デビュー8ヶ月で初出場を決めた欅坂46はデビュー曲『サイレントマジョリティー』を長濱ねるを含む21人でパフォーマンスする。長濱はオリジナルメンバーから3ヶ月遅れて加入。“けやき坂46”として活動をスタートし、欅坂46の2ndシングル『世界には愛しかない』(8月10日発売)で選抜メンバーに選出され、同時に欅坂46のメンバーを兼任することが発表された。これまで『サイレントマジョリティー』を21人で披露したのは一度だけ。衝撃を与えたデビュー年を最高の形で締めくくる。

乃木坂46“華やかで可愛い”コラボ エスコートされる西野七瀬も

乃木坂46西野七瀬、山内惠介(C)モデルプレス
山内惠介の『流転の波止場~究極の貴公子編~』ステージでコラボレーションする乃木坂46。

乃木坂46は紅白で披露する『サヨナラの意味』のセンター・橋本奈々未以外の選抜メンバーが赤とピンクと紫の衣装に身を包む。西野七瀬は階段から山内にエスコートされて登場。乃木坂46の“公式お兄ちゃん”であるお笑いコンビ・バナナマンも演出に携わった。

Sexy Zoneにトレエン斎藤さんが“セクシーメッセージ” 中島健人「ぺっぺっぺ~!」

トレンディエンジェル (C)モデルプレス
ベージュ、赤、黒を基調とした大人びた衣装で登場したSexy Zone。今年ブレイクしたお笑いコンビ・トレンディエンジェルも応援に駆けつけ、ジャニーズファンであることを公言している“斎藤さん”こと斎藤司は「頭頂部がSexy Zone」などと持前の“ハゲネタ”を披露。

笑わずにはいられないSexy Zoneに、さらに斎藤は「中島(健人)くんが得意なセクシーメッセージを今日持って来たので、やらせてもらってもいいですか?」と提案。本番では実際に斎藤と中島がセクシーメッセージを言い合う流れとなるようだが、リハーサルのため中島は「ぺっぺっぺ~!」とカメラ目線で斎藤のギャグをかっこよく披露し、場を盛り上げた。

その後、Sexy Zoneにとって初となるミディアムバラード「よびすて」を歌唱。“少し大人”になった後輩の姿に、歌唱後、司会を務める嵐の相葉雅紀は「頼もしい後輩だね」とコメントしていた。

AAA「リリマリ」で紅白出演者と一体に

AAA (C)モデルプレス
7度目の出場となるAAAは今年、白組として出場。歌唱曲『ハリケーン・リリ、ボストン・マリ』は西島隆弘が「ライブで1番盛り上がる」と紹介するアゲアゲなナンバーで、タオルを振り回し、リスナーも一緒に楽しめる。

出演者の見守られながら、曲がスタートすると、メンバーはステージを目いっぱい使ってパフォーマンス。出演者もタオルを回す振りで、会場の士気を高めた。タオルを回すタイミングは「いくよ!せーの」などとかけ声。リハーサルながら出演者と一体のステージを作り上げた。

E-girls、ダイヤ柄衣装でガールズダンサーと華やかステージ

E-girls・Ami、鷲尾伶菜 (C)モデルプレス
この日はダイヤ柄の衣装でリハーサル。歌唱曲は『DANCE WITH ME NOW!』。設置された階段などを使い、メンバーは至る所でキレキレのダンスを披露。E-girlsのステージに華を添える、LEDパネルを持ったガールズダンサーたちとも息の合ったパフォーマンスを繰り広げた。

三代目JSB、圧巻“100人の光のショー” 幻想的な世界にうっとり

三代目JSB (C)モデルプレス
今年は、1年2ヶ月ぶりとなる最新シングル『Welcome to TOKYO』で出場。ステージのテーマは「100人の光のショー」で、リハーサルではLEDライトの光が次々と変化するスーツを身にまとったダンサーが、華を添え、ステージを盛り上げた。

メンバーも黒を基調とした輝くラインストーンがポイントの衣装で登場。バックダンサーの圧巻の“光のショー”に負けないパフォーマンスを繰り出した。

郷ひろみ&土屋太鳳の熱い抱擁…“禁断”コラボも最終リハへ

郷ひろみ、土屋太鳳 (C)モデルプレス
今年で29回目の出場となる郷ひろみは、今回、女優の土屋太鳳とコラボレーションで「言えないよ」を歌唱。曲中には“禁断”ともされる熱い抱擁シーンもあり、土屋はこの日も全力でしなやかに郷のバックダンサーをまっとうし、郷とともにスタッフたちをも魅了するパフォーマンスを繰り広げた。

SEKAI NO OWARI、豪華セットで航海へ

3年連続3回目の出場となるSEKAI NO OWARI。『Hey Ho』は、人気楽曲『RPG』の続編で、動物殺処分ゼロ支援プロジェクト「ブレーメン」への支援ソングとなっている。今回は紅白スペシャルバージョンとして披露する。

ステージのセットは航海をテーマにし、壮大な世界観を表現。船の帆やトランクで楽曲の世界を作り出し、動物の被り物をしたオーケストラとダンサーとステージを作り上げた。

V6、“おめでたいこと”続々発表 自由すぎる先輩に嵐・相葉雅紀「何なんだあの人たちは!」

白組単独初司会を務める嵐・相葉雅紀の紹介のもと、本番衣装で登場したV6。「今年はすごくおめでたいことがありましたよね?」と相葉が振るも、「ありがたいことに、紅白出場3年目ということで…」(岡田准一)、「今年は初めてソロでコンサートをやらせていただいて…」(坂本昌行)、「今年僕ね、人生初の骨折をしまして…」(三宅健)とメンバーは各々自由に発言。

しびれを切らした相葉が「もうダメだ!長野さん、言いづらいでしょうけどご自分で言ってください」と長野博に呼びかけると、長野は「私、長野博…皆様のおかげで、今年も食べ歩き1000軒超えました!ありがとうございます」とにっこり。相葉は「全然出てこない!出てこないんだもん。何なんだあの人たちは」と拍子抜けで、最後に自ら「長野くん、結婚おめでとう~!」と祝福メッセージを寄せた。

今年3回目の出場となるV6は、「Smile!メドレー」と題し、「WAになっておどろう」「HONEY BEAT」の2曲を歌唱する。

渡辺直美、セクシーダンスで嵐・二宮和也&相葉雅紀に接近

有村架純、渡辺直美 (C)モデルプレス
PPAPを披露する有村架純 (C)モデルプレス
}前半のアーティストの歌唱が全て終わったところで、嵐の二宮和也が登場し新企画となる「紅白 HALFTIME SHOW」を陽気に紹介。ダンサーを従え、ビヨンセの衣装に身を包んだ渡辺がステージに姿を現し、パフォーマンス。二宮や同じく嵐で白組司会者の相葉雅紀、紅組司会者の有村架純にセクシーな腰を振るダンスで詰め寄る場面も見られた。

渡辺のパフォーマンス後には、今年を象徴するピコ太郎が「PPAP」を披露。渡辺、二宮、相葉、有村も混ざって、軽やかなダンスで盛り上げた。

絢香 (C)モデルプレス
ほかゆず、水森かおり、福田こうへい、絢香らもリハーサルを行い、ここで無事、前半の通しリハーサルが終了した。今年は初出場組が10組。会場もこれまでと変わり、2階ステージを新設。1階ステージも観客と近い距離に設けられ、「ライブでの一体感」を感じられる構造になっている。

東京五輪に向けて“夢”を応援

水森かおり (C)モデルプレス
今年のテーマは「夢を歌おう」。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向かって、多くの人々が夢や希望を持ち歩み始める中、「紅白歌合戦」では「歌の力」で夢を応援したいと考え、オリンピックイヤーを目前にした2019年の「第70回 NHK紅白歌合戦」までの4年間、この「夢を歌おう」をテーマに掲げ、様々な世代の人々の夢を「歌の力」で応援していく。放送は2016年12月31日午後7時15分から午後11時45分まで(5分間の中断ニュースあり)。(modelpress編集部)

第67回NHK紅白歌合戦 出場歌手・曲順(カッコ内は出場回数)

<前半>
1.関ジャニ∞(5)「ズッコケ男道~紅白で夢を歌おう~」
2.PUFFY(初)「PUFFY 20周年紅白スペシャル」
3.AAA(7)「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」
4.E-girls(4)「DANCE WITH ME NOW!」
5.欅坂46(初)「サイレントマジョリティー」
6.三山ひろし(2)「四万十川~けん玉大使編~」
7.山内惠介(2)「流転の波止場~究極の貴公子編~」
8.miwa(4)「結 -ゆい-」
9.Sexy Zone(4)「よびすて 紅白’16」
10.天童よしみ(21)「あんたの花道」
11.SEKAI NO OWARI(3)「Hey Ho from RPG」
12.市川由紀乃(初)「心かさねて」
13.三代目 J Soul Brothers(5)「Welcome to TOKYO」
14.香西かおり(19)「すき~真田丸スペシャル Ver.~」
15.椎名林檎(4)「青春の瞬き -FROM NEO TOKYO 2016-」
16.福田こうへい(3)「東京五輪音頭」
17.絢香(8)「三日月」
18.郷ひろみ(29)「言えないよ」
19.V6(3)「Smile!メドレー」
20.水森かおり(14)「越後水原~白鳥飛翔~」
21.いきものがかり(9)「SAKURA」
22.ゆず(7)「見上げてごらん夜の星を ~ぼくらのうた~」

企画「紅白 HALFTIME SHOW」渡辺直美・ピコ太郎

<後半>
23.RADWIMPS(初)「前前前世[original ver.]」
24.乃木坂46(2)「サヨナラの意味」
25.福山雅治(9)「2016スペシャルメドレー」 ※中継
26.島津亜矢(3)「川の流れのように」
27.RADIO FISH(初)「PERFECT HUMAN」
28.西野カナ(7)「Dear Bride」
29.桐谷健太(初)「海の声~みんなの海の声バージョン~」
30.AI(2)「みんながみんな英雄」
31.AKB48(9)「夢の紅白選抜SPメドレー」
32.五木ひろし(46)「九頭竜川」
33.KinKi Kids(初)「硝子の少年」
34.Perfume(9)「FLASH」
35.星野源(2)「恋」
36.大竹しのぶ(初)「愛の讃歌」
37.坂本冬美(28)「夜桜お七」
38.TOKIO(23)「宙船」
39.松田聖子(20)「薔薇のように咲いて 桜のように散って」
40.X JAPAN(7)「紅」
41.高橋真梨子(4)「ごめんね…」
42.THE YELLOW MONKEY(初)「JAM」
43.氷川きよし(17)「白雲の城」 ※中継
44.宇多田ヒカル(初)「花束を君に」 ※中継
45.石川さゆり(39)「天城越え」
46.嵐(8)「嵐×紅白スペシャルメドレー」

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