(左から)レイ、ベクヒョン、ディオ、カイ、セフン、シウミン、チェン、スホ

EXOが見せた“進化”―1年ぶり東京ドーム公演に4万5000人熱狂 新曲も初披露<ライブレポ>

2016.12.01 04:00

韓国の男性ダンスボーカルグループ・EXO(エクソ)が29日、東京ドームにて「EXO PLANET #3 - The EXO'rDIUM in JAPAN」を開催。日本デビュー以来2年連続となるドーム公演の初日で、会場に集まった約4万5000人のファンを熱狂させた。

  
今ツアーは、EXOにとって3回目のワールドツアーになり、このツアーで全世界動員150万人を突破、日本公演も全6会場15公演で32万人の動員を記録する。昨年、男性海外アーティストとしてはデビュー以来“最速”の記録となる「3年7ヶ月」で立ったこの大舞台に、EXOは再び帰って来た。

圧巻のダンスナンバーで魅せる

(左から)チェン、チャンヨル、セフン、シウミン、レイ、ベクヒョン、スホ、カイ、ディオ
オープニング映像に見惚れていたのも束の間、メインステージに彼らが姿を現すと会場が一斉に揺れた。「MAMA」を皮切りに、「Monster」「Wolf」と立て続けにダンスナンバーを展開。真っ赤な照明の中で縦横無尽に動き回るそのステージに、早くも観客はヒートアップする。

1年が経ってダンススキルのみならず日本語にも磨きをかけたEXOは「毎日毎日、今日の公演を待ってました!皆さんも待ってましたか?会いたかったですか?僕は今日の公演のために、毎日毎日、日本語を勉強しています」(チャンヨル)、「去年のツアーに参加できなかったので、皆さんと東京ドームで会えて嬉しいです!待ってくれたファンの皆さん、ありがとうございます。本当に会いたかったよ!」(レイ)、「やっぱり東京ドームは最高ですね!早くこのステージに立って、皆さんと会いたかったです。皆さんと素敵な時間を過ごしたいです。僕は皆さんにすべてを差し上げます!」(カイ)と全員が日本語で挨拶をし、オープニングトークを盛り上げた。

ドーム公演ならではのステージ演出

(後列左から)カイ、セフン、(前列左から)レイ、シウミン、チェン、スホ、ベクヒョン、ディオ、チャンヨル
アリーナ公演では見ることのできなかった、センターステージを中心に十字に広がる花道やムービングステージなどもドーム公演ならでは。「White Noise」では、EXOの象徴である6角トラスから雨が降り注ぎ、「LIGHTSABER」ではライトセーバーを使用したパフォーマンスが披露されるなど、こだわりの演出で視覚でも楽しむことができるステージを創り上げた。

今ツアーのタイトル「EXO'rDIUM」は、ラテン語で「序章」「はじまり」などを表す単語「exordium」を意味し、自身3回目のワールドツアーにして進化したEXOの新たな魅力を披露するスタートという意味が込められている。その名の通り、EXOならではのダンスパフォーマンスから、アコースティック、バラード、そしてファンと一緒に盛り上がるポップな楽曲まで、様々なEXOを体験できるライブが繰り広げられた。

(左から)ベクヒョン、ディオ、チェン、カイ、シウミン、レイ、セフン、チャンヨル、スホ

新曲「Coming Over」初披露

そして、この日の目玉はなんと言っても12月7日リリースの日本第2弾シングル「Coming Over」の初披露。これまでアリーナ公演ではワンフレーズのみを“ちょっと見せ”してファンを沸かせていた同楽曲のイントロがかかるなり、「行くぜー!!」の掛け声とともに会場のボルテージは最高潮に。時折煽るようにして見せ、ますますファンを虜にしていた。

「胸がいっぱい」「本当に大切な存在」…ファンへメッセージ

(後列左から)ベクヒョン、スホ(前列左から)シウミン、レイ、チャンヨル、カイ、チェン、セフン、ディオ
鳴り止まぬアンコールに応えて披露したのは「Growl」。ラフな姿で登場したEXOに再び会場は熱を帯び、最後の時間を惜しむようにファンへメッセージを贈った。

「皆さん本当に綺麗!東京の一番は東京タワーですか?私はそうは思いません。東京の一番は皆さんです!皆さん、ありがとうございます」(レイ)

「今日僕たちの公演に来てくださった皆さん、今までの3時間をありがとうございます。次にまた僕たちが来たときは今日よりもっと幸せな3時間を作って差し上げます。次はどんな風に幸せにしてくれるのか皆さん気になっていると思います。また来てくださいね!」(ベクヒョン)

「皆さんとひとつの空間で同じ時間を過ごせるということが、本当に不思議で胸がいっぱいです。皆さんこれからもよろしくお願いしますね!僕たちEXOも一生懸命頑張ります」(セフン)

「僕たちが皆さんの近くに行く度に歓声が大きくなりました。僕たちが何をしても、その度に大きな声を上げて喜んでくれる皆さんが本当にありがたいと思いました。僕が伝えたいことは、皆さんが本当に大切な存在だということです。今日は皆さんがいてくださってこの場に立つことができましたし、僕たちも頑張って努力して、またこのステージに立ちたいです。今日は忘れられません!」(スホ)

メドレーを含む全34曲、3時間を超えるステージ。一段と大きく成長を遂げたEXOの姿がそこにはあった。「We are one!」――EXOの躍進はまだまだ止まらない。(modelpress編集部)

(後列左から)ベクヒョン、チェン、レイ、セフン、チャンヨル、ディオ、カイ(前列左から)スホ、シウミン

「EXO PLANET #3 - The EXO'rDIUM in JAPAN」日本公演

全国6箇所15公演/総動員数32万人
・2016年9月13日 広島グリーンアリーナ
・2016年9月14日 広島グリーンアリーナ
・2016年10月2日 マリンメッセ福岡
・2016年10月3日 マリンメッセ福岡
・2016年10月4日 マリンメッセ福岡
・2016年10月12日 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
・2016年10月13日 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
・2016年11月7日 日本ガイシホール
・2016年11月8日 日本ガイシホール
・2016年11月9日 日本ガイシホール
・2016年11月30日 東京ドーム
・2016年12月1日 東京ドーム
・2016年12月9日 京セラドーム
・2016年12月10日 京セラドーム
・2016年12月11日 京セラドーム
【Not Sponsored 記事】

あわせて読みたい

  1. EXO、抜てきで「ViVi」史上初の快挙

    モデルプレス

  2. EXO「SHIBUYA109」ジャックで渋谷に長蛇の列 ショッパーは即配布終了

    モデルプレス

  3. 男子が「この人と結婚するかも…」と思う瞬間5つ 将来を意識させて!

    モデルプレス for スゴ得

  4. EXOチャンヨル、ブログ開設で喜びの声殺到

    モデルプレス

  5. EXOスホら「どんな風に変わっていくか注目して」“日本独占”メッセージ

    モデルプレス

  6. EXO、“完全日本オリジナル”で1年ぶり新作「Coming Over」

    モデルプレス

  7. D.O.(EXO)「ずっと手をつないでいました」ぎこちなくて冷や汗…初恋エピソードも語る<インタビュー>

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 5月のカバーモデルは映画「バジーノイズ」に出演するJO1川西拓実

    特集

  2. 「悪い、興味無いんだ」男性が脈なし女性に送るLINEの特徴4つ

    モデルプレス for スゴ得

  3. インフルエンサー影響力ランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  4. モデルプレス初の読者モデル誕生!

    特集

  5. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  6. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  7. 「2024年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  8. フジテレビ × モデルプレス Presents「"素"っぴんランキング」

    特集

  9. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  10. ABEMAで放送中! 新感覚"キャバラエティ"『CHANCE&CHANGE』

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    ユニバーサルミュージック、TikTokと新契約 AKB48・Travis Japan・ENHYPENら削除音源復活へ

    モデルプレス

  2. 02

    ME:I、新髪色お披露目で観客どよめき メンバーが怪我のAYANEをフォローも【GirlsAward 2024 S/S】

    モデルプレス

  3. 03

    少年忍者「ガルアワ」2開催連続でのシークレット出演 新衣装で嵐カバーなど圧巻披露【GirlsAward 2024 S/S】

    モデルプレス

  4. 04

    SUPER EIGHT・WEST.・なにわ男子集結「KAMIGATA BOYZ」楽曲配信スタート タイトルは「無責任でええじゃないかLOVE」

    モデルプレス

  5. 05

    「KAMIGATA BOYZ」SUPER EIGHT・WEST.・なにわ男子集結の「無責任でええじゃないかLOVE」MV公開 一発ギャグ選手権シーン&懐かし番組オマージュも

    モデルプレス