EXILE ATSUSHI、日本人アーティスト初の抜擢「再び感動が生まれる」
2016.04.11 12:20
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EXILE ATSUSHIの楽曲「いつかきっと…」が、映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(4月29日公開)の日本語版イメージソングに決定したことが11日分かった。日本人アーティストがアベンジャーズ・シリーズの映画イメージソングに起用されたのは、今回が初めてとなる。
映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」とは
スパイダーマンが登場することでも注目を浴びている同映画では、数々の危機を救ってきた“アベンジャーズ”が、政府組織の管理下に置かれることを巡り、アベンジャーズ内で意見が対立。アイアンマンは、戦いの中で一般市民を危険に晒してしまったという自責の念を持っているため賛成するが、キャプテン・アメリカは「自らの行動は自らが責任を持つべきだ」という信念を持つため管理されることに反対し、アベンジャーズの友情が引き裂かれてしまう。ATSUSHI「再び色々な形で感動が生まれる」
ATSUSHIは、今回の抜擢について「『いつかきっと…』はソロの駆け出しの時に本当に心を込めて作った楽曲だったので、今回映画のテーマにぴったりはまり、再び色々な形で感動が生まれるということを嬉しく思います」と快諾したことを告白。「曲名の通りですけれども、『いつの日か』という理想を求める気持ち、そういう希望や理想を捨てちゃいけないなという気持ちは、僕の中にも強くあります。希望を持ち続けていたいという思いが、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』と『いつかきっと…』に、強く通じる思いだと感じています」と胸中を打ち明けた。「キャプテン・アメリカの想いにリンク」
対してディズニー側は、「キャプテン・アメリカは、『昔からの親友』を守るため、これまで共に戦ってきたアイアンマンら仲間たちとも分裂してしまい、大切にしていた多くのものを無くします。しかしそれでも、彼はあきらめず自分の信念に従い、いつかきっと、またアベンジャーズの仲間たちと共に戦えることを願い、信じる道を突き進みます」とコメント。「EXILE ATSUSHI様の『いつかきっと…』という楽曲に込められた “どんなにつらいことがあっても必ず歩き続ければ希望がある”というメッセージが苦悩や葛藤、そしてどんな辛い状況でも決してあきらめないキャプテン・アメリカの想いにリンクすると感じました」と起用理由を明かした。楽曲をアレンジ
ATSUSHI自身の提案によって新たなアレンジが施された同楽曲。公式サイトで公開されたテレビスポットは、16日より全国で放送される。(modelpress編集部)EXILE ATSUSHIコメント
この「いつかきっと…」という作品は、約5年前、当時のソロの駆け出しの時に本当に心を込めて作った楽曲だったので、そのテーマが今回のこの映画にぴったりはまって起用されたということを、本当に嬉しく思います。何か心を込めて作っているといつかまた色々な形で、こういった感動が再び生まれるんだなということに、喜びを感じています。今苦しみの中にいる方々、闇の中にいる方々に「いつか、きっと」という希望を持って頂きたい。そして、自分の不甲斐なさであったり、無力さであったりそういったものもこの曲に込めて、一緒に希望を見ていければなという思いを込めています。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は、キャプテン・アメリカとアイアンマン、ヒーローであり正義の味方であるその2人が、争わなければならなくなってしまう。仲間であった2人の友情が、友情によって引き裂かれる…それは、愛しすぎるが故に憎しみが生まれたり、起こり得ることだと思います。きっと僕らの人生の中にも参考になることがたくさんあるのではないでしょうか。その理由というのも、見ごたえがあるでしょうし、またその中で描かれる人情味というか、感情の部分をとても楽しみにしています。
曲名の通りですけれども、「いつの日か」という理想を求める気持ち、そういう希望や理想を捨てちゃいけないなという気持ちは、僕の中にも強くあります。希望を持ち続けていたいという思いが、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』と「いつかきっと…」に、強く通じる思いだと感じています。マーベルのヒーロー達のように、人のために何かしたい、人助けをしたい、そういった気持ちで行動を起こしたことが、結果、周りがヒーローとして感謝してもらえるような立場になることが、1つ大事なことなのではないか。そんなことを、マーベルの映画からは教えられる感じがしています。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のイメージソングとして起用していただけることになった、僕の「いつかきっと…」という楽曲を、また新たなバージョンで作り直しましたので、この2人の友情の戦いとあわせてぜひご期待ください。
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