加藤ミリヤ、“同世代女子会”で恋愛・友達・仕事…本音と悩みのガールズトーク
2015.11.28 17:00
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アーティストの加藤ミリヤ(27)の新曲『リップスティック』。この新曲は、大人とのぶつかり合い、自分の行く道への葛藤…当時の女子高生のリアルな気持ちを代弁した楽曲『ディア ロンリーガール』(2005年3月にリリース)の10年後を歌った作品で、恋も仕事も頑張っている同世代の女子に向けて作った。今回モデルプレスでは、加藤と同世代の女子を集めて、“女子会”を実施。職業も恋愛観も全く違った5人が集まり、ざっくばらんに恋愛・友達・仕事にまつわる“本音”トーク、そして20代後半だからこそ感じることについて語ってもらった。
今回参加してくれたのは、広告代理店勤務のゆかさん(26)、アパレル勤務のともえさん(26)、美容部員のけいこさん(25)、書道家のもえさん(29)。今回の“同世代女子会”は、加藤本人の希望により開催された。加藤が同世代の女子に聞きたいこと、彼女たちのリアルな喜びや葛藤とは…?
ゆかさん:出来ていないんです…。今は仕事が1番なんですけど、本当は恋愛もやりたい、でも恋愛に集中できない自分もいたり。こう中途半端な気持ちだから、好きな人ができないんだなと思っています。
加藤:でも好意を持たれることはあるでしょう?それも引っ掛かってこないみたいな…?
ゆかさん:まあ…やっぱり自分がいいと思う人じゃないとダメですよね。
加藤:わかるわかる!ともえさんは?
ともえさん:私も仕事が1番と思っていましたけど、同じ年齢の友達が次々と結婚していって。本当に最近8~10人くらいの友達がSNSを通じて結婚や婚約したことを知りました。私は仕事が1番で仕事が本当に好きだから頑張っていこうと思っているんですけど、「あれ、私はいつどうにかなるんだろう?」と思ってしまうんです。結婚している子を見ると、いいなと思ってしまいます。
加藤:そっちの幸せもあるんだと思ってしまうよね。
ともえさん:それは最近すごく思います。
加藤:20代後半って仕事か結婚か…って分かれ道なのかなって。けいこさんはどうですか?
けいこさん:私も仕事がすごく好きで、なりたかった仕事を見つけることができてすごく幸せなんですけど、学生時代から恋愛に左右されてしまうタイプ。今もお付き合いしている彼がいるんですが、彼との仲によって、仕事に身が入らなかったりしちゃうので、そういうところも直していかなと。そろそろ仕事に身を入れていって、自立しなきゃなと思っているのですが、中々大人になりきれていない部分があって。25歳という境目にいて、揺れていますね。結婚する友達もいるので、自分はこのままでいいのかなと思います。
加藤:ちょうど25歳を越えたあたりから、大人という感じになるよね。23歳や24歳のときはまだ「イエーイ」みたいなノリで乗りきれていたのに、なんだか急に大人としてちゃんとしなくちゃいけないと思うようになってくる年頃…。もえさんは?
もえさん:私は結婚したばかりなのですが、その直前の4~5年というのは本当にまともな恋愛をしていなくて。それこそ好きな人ができないとか、できてもダメな人ですごい嫌な思いをいっぱいしました。その頃の私はどうなっちゃうんだろうってすごい不安だったのですが、最終的には楽が1番と思うようになりました。
加藤:最近されたんですね。結婚生活はどうですか?
もえさん:まあ普通に(笑)。でも、いっぱい葛藤もありました。だからこうなったのかなと。
ゆかさん:恋愛観は変わりましたけど、逆に今になってブレている感じもします。落ち着いていて自分のことを大事にしてくれる人がいいなと思いつつも、尊敬できる人もいいなと思ったり。次付き合う人と結婚するかもしれないから最後かもって思ったら、中々見つからない。昔は“好き”という感情だけで付き合っていたけど、今はそうじゃない邪念があって、それに惑わされて…。そう考える今は1人の方が楽だなと思います(笑)。
加藤:本当に1人って楽ですよね(笑)。自由だし、気を使わなくていいし。けいこさんは彼と一緒に住んでいますか?
けいこさん:半同棲みたいな(笑)。
加藤:半同棲だったらまだいいかもね(笑)。同棲していたら振り回されてしまうし。みなさん毎日お仕事されていると思うのですが、やっぱり仕事が1番楽しいですか?私は今、自分のこと(仕事)で精一杯(笑)。
ゆかさん:仕事を頑張る分、プライベートを大事にするようになりました。だからプライベートはプライベートですごく貴重で楽しい!遊ぶ友達って決まってきましたけど。
加藤:そういう友達がいるのっていいこと。私も2年くらい前に友達の大切さがすごい身に染みることがあって。大人になってからの方がその大切さを感じられるようになりました。ともえさんは何をしているときが楽しいですか?
ともえさん:私も休日を充実させたい派なので、計画を立てて美味しいものを食べに行ったり、1泊の温泉旅行に行ったり。友達といるときが1番楽しい!
加藤:いいよね!美味しいご飯を食べたり、温泉に行ったり。けいこさんは何が楽しいですか?
けいこさん:私は社会人経験が短いので、目の前の仕事で必死になっています。学生時代は大人数でワイワイすることがすごく好きで広く浅くという感じだったんですけど、仕事を始めると1番大事な友達の存在が浮き彫りになってきて。疲れているときや仕事後に会いたいなって浮かぶ友達って限られてきますよね。本当に決まった子にしか会わないです。でもその会っている時間に、仕事の愚痴や恋愛の話とか、他愛のない話をしているだけで幸せ!
加藤:それすごくわかる!もえさんは結婚すると、友達と会う機会は減りますか?
もえさん:減りました。減ったからこそ、友達も絞られてきて、交友関係も狭くなる。昔はほとんど予定で埋まっていたんですけど、今はところどころしかないからそれがすごく貴重。予定が貴重になってくる分、気を遣わない友達と美味しいものを食べているときが楽しいと実感できるようになりました。
加藤:私も大切な人たちと、どこかに旅行に行ったり、美味しいものを食べたりしている時間が楽しい。私の場合は1人でいることも好きですけど(笑)。結婚している友達とは、やっぱり段々会わなくなってきたな…。やっぱりこの10年で恋愛観だけでなく、友達関係も大分変わるよね。
ゆかさん:そうですね。でも、関係が変わらない人ももちろんいるから、そういう人とずっと仲良くしていくんだろうなと思います。
ともえさん:私の場合は、大学で仲良くなった友達がそれぞれ価値観が変わってしまって。集まることは集まるのですが、そんな頻繁ではなくなりました。すごく寂しいけど、みんなそれぞれ思っていることがあるから変わってしまうんだろうと。やりたいことを仕事にしている人やただ社会人だから働いているとか、いろんな考え方の友達がいます。別にその子の生き方だから、それでいいと思えるなら全然いいと思うのですが、仕事を頑張りたいと思っている私とは仕事の話はできないし…。思い出話しか出てこないと、昔からの友達は大切にしたいけど、気持ちってだんだん変わってくるんだなと思います。
けいこさん:学生時代は何も考えずに過ごしていたけど、仕事を始めると、その限られた時間の中で会いたいと思う友達って数人しかいないことに気が付いて。結婚して子どものいる高校のときの友達とは予定が合わなくて、全然集まらなくなっちゃって少し寂しいのですが、こうやって年々変化していくんだなと思います。
もえさん:10年前って多分広く浅い付き合いをしていた気がして。その頃って環境が違ったり、共通の話題がそこまでなくてもワイワイと仲良くできたけど、今って共通の話題がなかったり、全然違う環境の子といても話すことがないな。広く浅くができていたけど、できなくなった気がします。
加藤:それもわかる!それはそれで楽しいんだけどね。人と会うのって気を遣うことだから、本当に気を遣わなくてもいい人を選んでしまうよね。
ゆかさん:でも、迷ったときや、仕事や恋愛などいろいろなことを決めなくてはいけないタイミングがあると思います。ミリヤさんはどうしていますか?
加藤:私は直感で動く。自分の責任になるから、1番は自分で決めるようにしています。もちろん、迷ったりするときもあるけど、どっちが楽しそうかなと考えたり。出来る限り自分を誘導するようにして、周りを巻き込む。私の場合はチームで動いているから、みんなと楽しい人生を過ごそうかなと思っています。でも悩むことって自分と向き合っている証拠だからいいこと。絶対に良くなるサインというか良くなるきっかけだと思います。みんなはどんなときに悩んでいるの?
けいこさん:将来どうなるのかって悩むことが1番辛いかも。好きなことを仕事にしているんですけど、その分こうなりたいと思っても、「本当になれるの?」「数年後どうなっているの?」みたいに漠然とした不安が辛くて。でも、そういうのもきっと良くなるサインという話を聞いて頑張れそうです!
加藤:本当にいろいろな生き方があると思います。結局何をしても、これを選んでいるのは私だからと思うようにしている。多分みんなもっと幸せになりたいって感じているんだと思う。でもそう思った方が絶対によくて、そういう欲って必要。だから、そういうのも全部自分の価値観で決めるものだと思います。
けいこさん:ミリヤさんってどうやってブレないようにしているんですか?私はやっぱり友達のSNSを見ると羨ましいとか思ったりしちゃいます。
加藤:SNSは見ないってことが1番なんだろうけど(笑)。ある時、ふと気にならなくなるときがくるんですよ。実際に動いてみんなとパーティーとかに行ってみるのも経験となると思います。でも、それより家でゆっくりお風呂に入りながら本を読んでいる方がリラックスできるなと思う時期がくるんだと思います。
全員:ありがとうございました。
“同世代女子会”ということで、みんながみんなの考え方に納得しながらも和気あいあいと進行。最後に加藤に感想を聞いてみると「すごくリアルだなと思いました。みんな結局強がるし、見栄も張っちゃうし、羨ましく思われたいと思う。でも、それが普通だと思うので、みんながそう思っているということを知ることができただけでよかったです。幸福な時間を過ごせました」と清々しい笑顔を見せてくれた。(modelpress編集部)
▼加藤ミリヤ、『ディア ロンリーガール』から10年…訪れた変化を語ったインタビューはこちら
http://mdpr.jp/interview/1544846
「みなさん、恋していますか?」
加藤:『リップスティック』はみなさんのように、意識の高い女子に聞いてもらいたい楽曲です。今のこの年齢だからこそ、10代のときは違う“いろんなことがあるじゃん”という思いを書きました。主人公は私です。大人になればなるほど無理と言えなかったり、簡単に甘えるわけにもいかなかったり、でもちょっとかまってほしいなという思いや、周囲の友達と比べてしまうときの劣等感…。自分なりの価値観で自分の幸せがあるということに気付けたらいいなと思いながら作りました。みなさん、仕事に邁進する日々を送っていると思いますが、恋していますか?ゆかさん:出来ていないんです…。今は仕事が1番なんですけど、本当は恋愛もやりたい、でも恋愛に集中できない自分もいたり。こう中途半端な気持ちだから、好きな人ができないんだなと思っています。
加藤:でも好意を持たれることはあるでしょう?それも引っ掛かってこないみたいな…?
ゆかさん:まあ…やっぱり自分がいいと思う人じゃないとダメですよね。
加藤:わかるわかる!ともえさんは?
ともえさん:私も仕事が1番と思っていましたけど、同じ年齢の友達が次々と結婚していって。本当に最近8~10人くらいの友達がSNSを通じて結婚や婚約したことを知りました。私は仕事が1番で仕事が本当に好きだから頑張っていこうと思っているんですけど、「あれ、私はいつどうにかなるんだろう?」と思ってしまうんです。結婚している子を見ると、いいなと思ってしまいます。
加藤:そっちの幸せもあるんだと思ってしまうよね。
ともえさん:それは最近すごく思います。
加藤:20代後半って仕事か結婚か…って分かれ道なのかなって。けいこさんはどうですか?
けいこさん:私も仕事がすごく好きで、なりたかった仕事を見つけることができてすごく幸せなんですけど、学生時代から恋愛に左右されてしまうタイプ。今もお付き合いしている彼がいるんですが、彼との仲によって、仕事に身が入らなかったりしちゃうので、そういうところも直していかなと。そろそろ仕事に身を入れていって、自立しなきゃなと思っているのですが、中々大人になりきれていない部分があって。25歳という境目にいて、揺れていますね。結婚する友達もいるので、自分はこのままでいいのかなと思います。
加藤:ちょうど25歳を越えたあたりから、大人という感じになるよね。23歳や24歳のときはまだ「イエーイ」みたいなノリで乗りきれていたのに、なんだか急に大人としてちゃんとしなくちゃいけないと思うようになってくる年頃…。もえさんは?
もえさん:私は結婚したばかりなのですが、その直前の4~5年というのは本当にまともな恋愛をしていなくて。それこそ好きな人ができないとか、できてもダメな人ですごい嫌な思いをいっぱいしました。その頃の私はどうなっちゃうんだろうってすごい不安だったのですが、最終的には楽が1番と思うようになりました。
加藤:最近されたんですね。結婚生活はどうですか?
もえさん:まあ普通に(笑)。でも、いっぱい葛藤もありました。だからこうなったのかなと。
恋愛・仕事・友達に対する価値観の変化とは
加藤:みなさんも知っていると思いますが、今回の新曲『リップスティック』は『ディア ロンリーガール』の10年後を歌っています。この2曲の登場人物が違って感じるかのように、私たちもこの10年で恋愛観や仕事観など、いろいろな価値観がだいぶ変化したのかなと思います。ゆかさん:恋愛観は変わりましたけど、逆に今になってブレている感じもします。落ち着いていて自分のことを大事にしてくれる人がいいなと思いつつも、尊敬できる人もいいなと思ったり。次付き合う人と結婚するかもしれないから最後かもって思ったら、中々見つからない。昔は“好き”という感情だけで付き合っていたけど、今はそうじゃない邪念があって、それに惑わされて…。そう考える今は1人の方が楽だなと思います(笑)。
加藤:本当に1人って楽ですよね(笑)。自由だし、気を使わなくていいし。けいこさんは彼と一緒に住んでいますか?
けいこさん:半同棲みたいな(笑)。
加藤:半同棲だったらまだいいかもね(笑)。同棲していたら振り回されてしまうし。みなさん毎日お仕事されていると思うのですが、やっぱり仕事が1番楽しいですか?私は今、自分のこと(仕事)で精一杯(笑)。
ゆかさん:仕事を頑張る分、プライベートを大事にするようになりました。だからプライベートはプライベートですごく貴重で楽しい!遊ぶ友達って決まってきましたけど。
加藤:そういう友達がいるのっていいこと。私も2年くらい前に友達の大切さがすごい身に染みることがあって。大人になってからの方がその大切さを感じられるようになりました。ともえさんは何をしているときが楽しいですか?
ともえさん:私も休日を充実させたい派なので、計画を立てて美味しいものを食べに行ったり、1泊の温泉旅行に行ったり。友達といるときが1番楽しい!
加藤:いいよね!美味しいご飯を食べたり、温泉に行ったり。けいこさんは何が楽しいですか?
けいこさん:私は社会人経験が短いので、目の前の仕事で必死になっています。学生時代は大人数でワイワイすることがすごく好きで広く浅くという感じだったんですけど、仕事を始めると1番大事な友達の存在が浮き彫りになってきて。疲れているときや仕事後に会いたいなって浮かぶ友達って限られてきますよね。本当に決まった子にしか会わないです。でもその会っている時間に、仕事の愚痴や恋愛の話とか、他愛のない話をしているだけで幸せ!
加藤:それすごくわかる!もえさんは結婚すると、友達と会う機会は減りますか?
もえさん:減りました。減ったからこそ、友達も絞られてきて、交友関係も狭くなる。昔はほとんど予定で埋まっていたんですけど、今はところどころしかないからそれがすごく貴重。予定が貴重になってくる分、気を遣わない友達と美味しいものを食べているときが楽しいと実感できるようになりました。
加藤:私も大切な人たちと、どこかに旅行に行ったり、美味しいものを食べたりしている時間が楽しい。私の場合は1人でいることも好きですけど(笑)。結婚している友達とは、やっぱり段々会わなくなってきたな…。やっぱりこの10年で恋愛観だけでなく、友達関係も大分変わるよね。
ゆかさん:そうですね。でも、関係が変わらない人ももちろんいるから、そういう人とずっと仲良くしていくんだろうなと思います。
ともえさん:私の場合は、大学で仲良くなった友達がそれぞれ価値観が変わってしまって。集まることは集まるのですが、そんな頻繁ではなくなりました。すごく寂しいけど、みんなそれぞれ思っていることがあるから変わってしまうんだろうと。やりたいことを仕事にしている人やただ社会人だから働いているとか、いろんな考え方の友達がいます。別にその子の生き方だから、それでいいと思えるなら全然いいと思うのですが、仕事を頑張りたいと思っている私とは仕事の話はできないし…。思い出話しか出てこないと、昔からの友達は大切にしたいけど、気持ちってだんだん変わってくるんだなと思います。
けいこさん:学生時代は何も考えずに過ごしていたけど、仕事を始めると、その限られた時間の中で会いたいと思う友達って数人しかいないことに気が付いて。結婚して子どものいる高校のときの友達とは予定が合わなくて、全然集まらなくなっちゃって少し寂しいのですが、こうやって年々変化していくんだなと思います。
もえさん:10年前って多分広く浅い付き合いをしていた気がして。その頃って環境が違ったり、共通の話題がそこまでなくてもワイワイと仲良くできたけど、今って共通の話題がなかったり、全然違う環境の子といても話すことがないな。広く浅くができていたけど、できなくなった気がします。
加藤:それもわかる!それはそれで楽しいんだけどね。人と会うのって気を遣うことだから、本当に気を遣わなくてもいい人を選んでしまうよね。
加藤ミリヤも質問攻めに…
加藤:恋愛・友達・仕事…とざっくばらんにいろんな話を聞きましたが、みんな可愛いなって思った(笑)。自分の人生って1回だけだから、死ぬときに満足という思いで終わりにしたいよね。ゆかさん:でも、迷ったときや、仕事や恋愛などいろいろなことを決めなくてはいけないタイミングがあると思います。ミリヤさんはどうしていますか?
加藤:私は直感で動く。自分の責任になるから、1番は自分で決めるようにしています。もちろん、迷ったりするときもあるけど、どっちが楽しそうかなと考えたり。出来る限り自分を誘導するようにして、周りを巻き込む。私の場合はチームで動いているから、みんなと楽しい人生を過ごそうかなと思っています。でも悩むことって自分と向き合っている証拠だからいいこと。絶対に良くなるサインというか良くなるきっかけだと思います。みんなはどんなときに悩んでいるの?
けいこさん:将来どうなるのかって悩むことが1番辛いかも。好きなことを仕事にしているんですけど、その分こうなりたいと思っても、「本当になれるの?」「数年後どうなっているの?」みたいに漠然とした不安が辛くて。でも、そういうのもきっと良くなるサインという話を聞いて頑張れそうです!
加藤:本当にいろいろな生き方があると思います。結局何をしても、これを選んでいるのは私だからと思うようにしている。多分みんなもっと幸せになりたいって感じているんだと思う。でもそう思った方が絶対によくて、そういう欲って必要。だから、そういうのも全部自分の価値観で決めるものだと思います。
けいこさん:ミリヤさんってどうやってブレないようにしているんですか?私はやっぱり友達のSNSを見ると羨ましいとか思ったりしちゃいます。
加藤:SNSは見ないってことが1番なんだろうけど(笑)。ある時、ふと気にならなくなるときがくるんですよ。実際に動いてみんなとパーティーとかに行ってみるのも経験となると思います。でも、それより家でゆっくりお風呂に入りながら本を読んでいる方がリラックスできるなと思う時期がくるんだと思います。
加藤ミリヤの希望「みんな、幸せになってほしい」
加藤:私の希望で今日はこうやって同世代のみなさんとお話をさせていただける場を作ってもらいました。私の使命感なのですが、私は頑張っている女の子を主人公にして歌を作りたくて。だからそういうみんなが聞きたいなと思える歌にしたい。みんなが何に悩んでいて何を思っているんだろう…みたいな。そして何をしているときが1番楽しいのかなと。今日せっかくこう会ったみなさんなので、幸せになってほしいなと思いました。みんながそれぞれ自分の思うベストな時間を過ごしてほしいです。全員:ありがとうございました。
“同世代女子会”ということで、みんながみんなの考え方に納得しながらも和気あいあいと進行。最後に加藤に感想を聞いてみると「すごくリアルだなと思いました。みんな結局強がるし、見栄も張っちゃうし、羨ましく思われたいと思う。でも、それが普通だと思うので、みんながそう思っているということを知ることができただけでよかったです。幸福な時間を過ごせました」と清々しい笑顔を見せてくれた。(modelpress編集部)
▼加藤ミリヤ、『ディア ロンリーガール』から10年…訪れた変化を語ったインタビューはこちら
http://mdpr.jp/interview/1544846
加藤ミリヤ(かとう・みりや)プロフィール
1988年6月22日愛知県生まれ。2004年9月に「Never let go/夜空」でメジャデビュー。2009年には「Aitai」が180万DL、清水翔太とのコラボ曲「Love Forever」が280万DLを記録しデジタル時代のアイコンとなる。2012年には「コカ・コーラ ロンドンオリンピック キャンペーンソング」の「HEART BEAT」を現地ロンドンでパフォーマンス。さらに自身のファッションブランドKAWI JAMELE、ジュエリーブランドのMIRRORでもデザイナーを務め、ファッション界でも数多くのブームを発信。2011年からは小説家としても活躍しマルチな才能を発揮している。2014年9月にデビュー10周年を迎え、現在でも現代女性の愛や葛藤を歌いつづけ“時代の代弁者”と呼ばれている。
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