<会見内容総まとめ>綾瀬はるか、大原櫻子、乃木坂46…第66回「紅白歌合戦」司会者・出場歌手発表
2015.11.27 14:25
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「第66回NHK紅白歌合戦」の司会者・出場歌手発表会見が26日、東京・渋谷の同局で行われた。その模様を写真とともに総まとめ。
司会者
紅組司会を綾瀬はるか、白組司会を井ノ原快彦(V6)、総合司会を黒柳徹子と有働由美子アナウンサーが務める。綾瀬はるか「紅白」会見で天然ぶり発揮 V6井ノ原&有働アナ“あさイチ”コンビがフォロー
2年ぶり2度目の紅組司会をつとめる綾瀬と、初の白組司会をつとめる井ノ原。紅白の司会者としては先輩となる綾瀬に対し井ノ原が「2年前、綾瀬さんは司会をして歌も歌ってらっしゃるので、歌手としても先輩なんです。こんなバタバタした中で皆さん冷静に対応できるのはすごいですよね。何か(秘訣は)あるんですか?」と質問すると、綾瀬は「やっぱりスタッフさんを信じて、キューのタイミングをこっそり見ておくことですね」と“らしい”答えで、会場を沸かせた。また、同局『あさイチ』(月~金 前8:15)で司会をつとめる井ノ原と有働アナについて、記者から「特別な関係の2人の間に入ることになりますが、どうですか?」と質問された際には「2人はできあがってる関係なので…」と発言し、“あさイチ”コンビをあわてさせる場面も。これに、有働アナが「プライベートでは何もないですよ!」と訂正すると、綾瀬は「ビジネスパートナーとしてのできあがり感が素晴らしいなと。でも有働さんは紅組ですもんね?」とさらなる天然ぶりを発揮した。
その後は「いや総合司会です」(有働アナ)、「スタッフさん、もう1回説明してあげた方がいいんじゃないですか?」(井ノ原)とそれぞれ返し、天然の綾瀬を“あさイチ”コンビがフォローするという構図が早速できあがっていた。
V6井ノ原快彦、岡田准一がフライングで喜び報告?初の「紅白」司会者抜てき
初の白組司会をつとめる井ノ原。公式発表より前に内定の噂が出ていたため、メンバーからフライングで喜びの報告が届いたそうで「本気にした岡田准一が家でガッツポーズしたというメールが来ました」と微笑ましいエピソードを披露。実際には「公式発表のちょっと前に言った」と話し、「20年やってるのに、同級生みたいな感じで嬉しかったです」と強い絆を感じさせた。“画伯”田辺誠一「紅白歌合戦」テーマシンボルデザインを担当<本人コメント>
俳優の田辺誠一が「第66回NHK紅白歌合戦」で使用される「テーマシンボル」のデザインを担当した。今年の紅白のテーマ「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」をイメージした“シンボルマーク”。独特の画風が話題となり、ファンからは“画伯”と称される田辺が、今回番組のためにテーマシンボルを書き下ろした。「紅白のテーマシンボルのお話をいただき、とても驚いたと同時にとても嬉しかったです。日本の力強さ、歌の力強さをイメージして描きました。日出ずる国日本。毎日、力強く昇る太陽、世界に誇る富士山、そして空高く舞う鳥。新しい年に向かって、また豊かな未来やそれぞれの夢や目標に向かって大きく自由に羽ばたいていくイメージです。歌の力で、日本の力で、一人一人の力で、みんなの力で、様々なものを超えて羽ばたいていく、その気持ちをサポートするシンボルになれば嬉しいです」(田辺誠一)
このテーマシンボルは、関連番組やホームページ、そのほかさまざまなPR展開などでも活用していく予定。
「第66回NHK紅白歌合戦」出場歌手(カッコ内は出場回数)
出場歌手は紅白合わせて51組。初出場は紅組5組、白組5組の合わせて10組。会見には初出場歌手から白組のゲスの極み乙女。、星野源、山内惠介、紅組の大原櫻子、Superfly、乃木坂46、μ’sの全7組が出席し、1年を締めくくる紅白への意気込みを語った。このほか紅組でレベッカ、白組でBUMP OF CHICKEN、三山ひろしが初出場する。<紅組>E-girls(3)いきものがかり(8)石川さゆり(38)今井美樹(2)AKB48(8)NMB48(3)大原櫻子(初)伍代夏子(22)坂本冬美(27)椎名林檎(3)島津亜矢(2)Superfly(初)髙橋真梨子(3)天童よしみ(20)AAA(6)西野カナ(6)乃木坂46(初)Perfume(8)藤あや子(21)松田聖子(19)水森かおり(13)μ's(初)miwa(3)レベッカ(初)和田アキ子(39)
<白組>嵐(7)五木ひろし(45)EXILE(11)X JAPAN(6)関ジャニ∞(4)ゲスの極み乙女。(初)郷ひろみ(28)ゴールデンボンバー(4)近藤真彦(10)三代目 J Soul Brothers(4)SMAP(23)SEKAI NO OWARI(2)Sexy Zone(3)TOKIO(22)德永英明(10)BUMP OF CHICKEN(初)氷川きよし(16)V6(2)福山雅治(8)星野源(初)細川たかし(39)三山ひろし(初)美輪明宏(4)森進一(48)山内惠介(初)ゆず(6)
BUMP OF CHICKEN「紅白歌合戦」初出場<コメント>
紅白初出場のBUMP OF CHICKENはビデオメッセージを寄せ、藤原基央が「このたび、今年の紅白歌合戦に初出場させていただきます。記者会見には出席できませんでしたが、当日は精一杯心を込めて演奏させていただきますので、どうぞよろしくお願いします」とコメントした。乃木坂46、悲願の「紅白歌合戦」初出場 生駒里奈は感激で涙
今回の出場決定に生駒里奈は「結成する前は普通の女の子だったんですけど、日本のみなさまが知っている番組にでるのはすごく嬉しい。それを共有することができてすごく嬉しいです」と感激のあまり涙。言葉を詰まらせながらも「パフォーマンスも乃木坂らしいいい音楽を伝えられるよう頑張りたいと思います」と意気込みを明かした。乃木坂46は昨年、出場が濃厚と噂されながらも落選。悲願の初出場に、桜井玲香は「去年は実力不足だなと痛感した1年でした」と振り返りながらも、「紅白がきっかけにもなって今年1年は普段の活動態度を見直したり、ツアーを周る上での取り組み方を1から考え直すいいきっかけになりました。今年はメンバーで力を合わせて全力で走ってきたので、こうして出演できて本当に嬉しいです」と喜びを語った。
乃木坂46桜井玲香「紅白」会見で綾瀬はるかのものまね 井ノ原快彦の無茶ぶりに大慌て
乃木坂46のキャプテン・桜井玲香が紅組司会を務める女優の綾瀬はるかのものまねを披露した。生駒里奈が涙ながらに「乃木坂らしい、いい音楽を伝えられるよう頑張りたい」と語り感動に包まれる中、白組司会の井ノ原快彦(V6)が桜井に「綾瀬さんのものまねが得意ということで…」と話をふった。
突然の無茶ぶりに「えっ!?」と動揺しながらも「南方先生!」とドラマ「JIN-仁-」からものまねを披露。タレントの福田彩乃を彷彿とさせるものまねに微妙な空気が流れたものの、綾瀬本人から「それ芸人さんのですよね?(笑)…似てると思います」とツッコミと“公認”が入り、和やかな笑いに包まれた。
大原櫻子「紅白歌合戦」初出場「一生懸命楽しく歌う」<コメント>
今朝、出場決定を知らされたという大原は「はじめまして大原櫻子です。こんなにたくさんの記者の方に囲まれるのは初めてで、緊張しているので、本番どうなってしまうんだろうと思ってます」と緊張の面持ちで挨拶。「年を越す前に国民の皆さんが観る紅白なので緊張すると思いますが、一生懸命楽しく歌えればいいなと思います」と意気込みを語った。家族には出場を伝えたといい「メールでやりとりしていたんですけど、『おめでとう』と言ってくれました。ノリノリで喜んでくれてると思います」と明かした。「紅白」初出場の大原櫻子、絢香から受けた影響を語る
これまでの「紅白」で印象に残っているパフォーマンスを聞かれた大原は、第60回(2009年)の絢香の「みんな空の下」を挙げた。「絢香さんが活動休止される前に最後に出演された時、『みんな空の下』を歌ってらっしゃって、その歌を聴いてすごく感動して、絢香さんにファンレターを送った思い出があります」とにっこり。「私の音楽活動の中でも、すごく心が音楽に動かされたきっかけでもあります」と振り返った。「紅白歌合戦」ジャニーズ過去最多の7組出場 近藤真彦は19年ぶり
歌手の近藤真彦は19年ぶり10回目で、ジャニーズからはこのほか、SMAP、TOKIO、V6、嵐、関ジャニ∞、Sexy Zoneと過去最多の7組が出場する。白組司会をつとめる井ノ原快彦(V6)は会見にて、「近藤真彦さんはお久しぶりの出演ということで、ずっと背中を追いかけながらやってきたので、一緒のステージに立つことはなかなかないですし、すごく嬉しいです」と共演に喜びをあらわにした。
星野源、病乗り越え「紅白歌合戦」初出場「もう1度戻ってこれました」<コメント>
紅白初出場の星野は、総合司会を務める有働由美子アナと「有働さん、俺やったよ!」(星野)、「良かったね、源ちゃん」(有働アナ)と笑顔でやり取り。2012年12月にくも膜下出血と診断され、約1年活動を休止。「僕が倒れた時も(有働アナから)お手紙いただいたりして、『ぜひ紅白出てください』と言われていたので」と感謝し「ずっと前から観ていた番組で、音楽好きな人間なので、この場にいられることが嬉しいです。一生懸命頑張ります」と意気込んだ。活動休止期間については「中学生の頃の、音楽を聴いて、テレビで音楽番組観て『すごいおもしろい、こんな音楽やりたい』っていう感じに、戻してくれた期間でした。テレビで観た坂本冬美さんの歌で号泣しまして、画面を通しているのに、なんでこんなに人間の感情、生きてきた歴史が伝わってくるんだろう?って思ったりして。そこから自分の音楽作りが変わった気がしました」と当時の心境を振り返り「自分が出たいと憧れてきた場所に、1回(病気で)バウンドしましたけど、もう1度戻ってこれました。煌びやかな舞台に立つことができて本当に嬉しいです」と感慨深げに述べた。
同局「LIFE!~人生に捧げるコント~」で共演しているウッチャンナンチャン・内村光良にはまだ伝えておらず「連絡先知らないんです。すごく仲良くさせてもらってるんですけど、連絡先だけは教えてくれない(笑)。これからご報告させてもらいたいです。内村さんが(紅白に)来てくれたら非常にうれしいですね。(ドランクドラゴン・塚地武雅扮するキャラクターの)イカ大王は来れないと思うので、内村さんだけ来てもらいたいです」と話し、笑いを誘った。
ゲスの極み乙女。「紅白歌合戦」初出場「このバンド名で出られるとは」<コメント>
ボーカルの川谷絵音は「まさかのゲスの極み乙女。っていうバンド名で紅白に出られるとは思ってなかったので驚いています。老若男女に愛されるグループになろうって言ってきたので、その第一歩だなと思って頑張ります」と意気込み、「子どもたちにカッコイイと思ってもらえるようなパフォーマンスをしたいと思います。僕らは、いっぱいいっぱいになって変なことしちゃうのでしっかりしていこうね」とメンバー同士気合いを入れた。10~20代を中心に絶大な人気を誇る彼らは、今回白組として出場。ほな・いこかは「身も心も乙女なんですけど、まさか白で驚きました。でも、白組を彩っていきたいです」、ちゃんMARIも「勇ましくいきたいです」と笑顔でアピールした。
Superfly「紅白歌合戦」初出場「エネルギーを思いっきり放ちたい」<コメント>
紅白初出場のSuperflyは「このような大きな舞台に立てて本当に嬉しいです。今年、39公演のロング公演をやらせていただいて、全国のお客さんから強いエネルギーをもらったので、そのエネルギーを思いっきり放ちたいと思います」と意気込みを語った。当日の衣装プランを聞かれると「スタイリストさんと相談してるんですけど、和柄が好きなので和柄を散りばめたいなと思っています」と話した。
「第66回NHK紅白歌合戦」は2015年12月31日(木)午後7時15分から午後11時45分まで放送(5分間の中断ニュースあり)。(modelpress編集部)
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