Perfume「次の夢が見つけられた」「ずっとこれからも3人で」15年の絆を語る

24日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画「WE ARE Perfume-WORLD TOUR 3rd DOCUMENT」（10月31日・日米同時公開）の舞台あいさつに、佐渡岳利監督とともに登壇した。

同作は、2014年に開催され、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各地を回った「Perfume WORLD TOUR 3rd」の裏側に完全密着した、Perfumeにとって初となる映画で、今回、第28回東京国際映画祭パノラマ部門で正式招待され、公開に先立ち上映＆舞台あいさつが行われた。

上映後の舞台あいさつであ～ちゃんは「ようやく見てもらえて嬉しいよー！どうだったんじゃろか」と観客に呼びかけると大きな拍手が巻き起こり、「東京国際映画祭というものもよくわかってなく、女優さんでも何でもないのにここを歩いていいのか、ただ歩くことに手持ち無沙汰で緊張ばかりが増してしまって、人生で一番というくらい緊張しました」とレッドカーペットを歩いた感想を語ったが、「テレビさんにカメラを向けられたら、知らない間に口からボロボロと映画のいいところを言っていて、スゲーって（笑）。15年やってきたんだなって思いました」と胸を張った。

夢見心地な感覚

また、かしゆかは「まさか私たちをドキュメンタリーで映画にしたいと言ってくれる方に驚いて、そこだけで嬉しかったんですけど、国際映画祭にも出させていただけるということで、自分の話じゃないような、フワフワした夢見心地な感覚でした」と心境を語り、のっちは「タイトルにPerfumeと入っているので私たちのことをフィーチャーされがちですが、映画は監督の作品なので、監督と歩けたことが嬉しかったですし、マネージャーさんもプロデューサーとして後ろの方で一緒に歩いてくれていたのもとても嬉しかったです」とそれぞれ東京国際映画祭に参加した思いを語った。

同作にかけて、ツアーはどんなものだったか聞かれると、あ～ちゃんは「海外にライブをしに行くということが、日本人としてどれほどの決意で、どれほど腹をくくって行っているかということを海を越えたあちらの方に分かってほしいし、日本で活躍しているアーティストも、海外で通用するパフォーマンスを今、日本でやっているということを誇りに思ってほしいなと思います」と熱く語り、「“よう行ったな”というのが一番の感想です」と吐露。

かしゆかは「私たちが海外ツアーをしたいと思ったキッカケになったアメリカに行ったツアーでもあり、やっと夢が叶ったと思ったと同時に、次の夢が見つけられたという、私たちにとって意味のあるツアーになったなと思いました」と目を輝かせ、「ここまで続けてこられたのは、ここにいる2人と一緒にいられたからだなと思うので、ずっとこれからも3人で一緒にPerfumeとして楽しんでいけたらいいなと思うのと同時に、関わるすべての方が幸せになることをしていけたらいいなと思います」と感慨深げに語った。（modelpress編集部）