木村カエラ“最初で最後”のプレミアムライブに観客2000人熱狂<レポ・セットリスト>
2015.09.10 15:50
views
アーティストの木村カエラが9日、東京・渋谷公会堂にて自身初のフリーライブ「GO!SHOW TIME」を開催し観客2000人を熱狂させた。
同ライブは9月2日に発売されたニューシングル「EGG」の購入者特典として開催されたもので、カエラが渋谷公会堂で単独ライブを行うのはこの日が初めて。10月4日に建替えのため閉館が決まっている現存の渋谷公会堂での公演は、カエラにとって最初で最後。台風18号の接近に伴う大雨という悪天候だったが、金髪に真っ赤なミニワンピースを身にまとったカエラがステージに現れると、抽選で勝ち取った2000人の当選者は総立ちで迎え大きな歓声を上げた。
カエラは「みんな雨にも負けず、風にも負けず、台風にも負けず、ここにやってきてくれたんでしょう。最高だね。今日はね、スペシャルライブだから。ひとりで来てくれてる人たちだと思うけど、みんなひとりだって大丈夫だよ。だって、私がいるから」と語り、「TODAY IS A NEW DAY」「STARs」「BEAT」とアップテンポのナンバーを立て続けに披露。この時点で、ファンは音色やアレンジがこれまでと違うことに新鮮な驚きを感じただろう。DJが打ち鳴らすビートからはじまった「Ring a Ding Dong」や「リルラ リルハ」などのヒット曲もこれまでとは異なる響きやテンションが添えられていた。
着実な評価とファンから人気を得ているメンバーとこの日は離れ、スペシャルバンドが構築する音へと飛び込んだ彼女は、常に未来を信じて前へ前へと進む姿勢を示していた。「Butterfly」ではグランドピアノを弾くヒイズミと2人だけでスケールを広げていき、これまた自身初となるストリングス隊を加えた新曲のバラード「EGG」では、大切な歌声からは現状維持では満足しないエネルギーの発露を感じた。
「私たちのスペシャルなライブ。皆さん、一気にやるから楽しんでください」という呼びかけから怒涛の後半戦へ。ストリングス隊も激しい弾きっぷりをみせた「You bet!!」では観客による「今日みたいな日を忘れない」の大合唱が起き、KOHの強烈なドラミングからスタートした「YELLOW」ではホール全体が揺れるほどの盛り上がりに。さらに「TREE CLIMBERS」ではカエラがハイキックを披露し、ひとりひとりのプレイが大きな渦となる、音の重なりが心地よいハーモニーを生み出した「KEKKO」で本編は締めくくられた。
また、カエラはアンコールで12月25日のクリスマスに東京・昭和女子大学 人見記念講堂でのライブの開催を発表。対バン形式でのクリスマスライブは以前にもあったものの、ワンマンライブをクリスマスに行うのは自身初。カエラのキャリアの中でも貴重なステージになること間違いなしだ。(modelpress編集部)
M2.STARs
M3.BEAT
M4.SHOW TIME(ニューシングル「EGG」収録曲)
M5.Ring a Ding Dong
M6.リルラ リルハ
M7.オバケなんてないさ(ニューシングル「EGG」収録曲)
M8.Butterfly
M9.EGG(ニューシングル「EGG」表題曲)
M10.You bet!!
M11.Yellow
M12.TREE CLIMBERS
M13.KEKKO
EN1.Magic Music
EN2.Sun shower
カエラは「みんな雨にも負けず、風にも負けず、台風にも負けず、ここにやってきてくれたんでしょう。最高だね。今日はね、スペシャルライブだから。ひとりで来てくれてる人たちだと思うけど、みんなひとりだって大丈夫だよ。だって、私がいるから」と語り、「TODAY IS A NEW DAY」「STARs」「BEAT」とアップテンポのナンバーを立て続けに披露。この時点で、ファンは音色やアレンジがこれまでと違うことに新鮮な驚きを感じただろう。DJが打ち鳴らすビートからはじまった「Ring a Ding Dong」や「リルラ リルハ」などのヒット曲もこれまでとは異なる響きやテンションが添えられていた。
一夜限りのスペシャルバンド
そしてこの日のライブは、「EGG」のカップリング曲「SHOW TIME」のアレンジを担当したH ZETT Mの“友人”、ヒイズミマサユ機(PE’Z)が結成したバンドメンバーがバックにつき、一夜限りのスペシャルバンドで行われた。今年の3月から6月、デビュー前から10年以上もステージを共にしてきたおなじみのバンドメンバーと共に回った全国ライブハウスツアーでは、まるでバンドの一員のようなコンビネーションを見せていたが、彼女はひとりのアーティストとして、今回はスペシャルなチャレンジをすることを選んだのだろう。着実な評価とファンから人気を得ているメンバーとこの日は離れ、スペシャルバンドが構築する音へと飛び込んだ彼女は、常に未来を信じて前へ前へと進む姿勢を示していた。「Butterfly」ではグランドピアノを弾くヒイズミと2人だけでスケールを広げていき、これまた自身初となるストリングス隊を加えた新曲のバラード「EGG」では、大切な歌声からは現状維持では満足しないエネルギーの発露を感じた。
「私たちのスペシャルなライブ。皆さん、一気にやるから楽しんでください」という呼びかけから怒涛の後半戦へ。ストリングス隊も激しい弾きっぷりをみせた「You bet!!」では観客による「今日みたいな日を忘れない」の大合唱が起き、KOHの強烈なドラミングからスタートした「YELLOW」ではホール全体が揺れるほどの盛り上がりに。さらに「TREE CLIMBERS」ではカエラがハイキックを披露し、ひとりひとりのプレイが大きな渦となる、音の重なりが心地よいハーモニーを生み出した「KEKKO」で本編は締めくくられた。
「転んでも立ち上がらなきゃ」
全13曲を歌い終えたカエラがステージを後にすると、観客は即座にアンコールを求める。白いノースリーブのロングワンピに着替えて再登場した彼女は、自身のツアーはもちろん、フェスでも定番曲となっている「Magic Music」を飛び跳ねながらパフォーマンス。聴き慣れた楽曲ではあるが、フレーズごとにこれまでにはないニュアンスや表情がつけられていることがわかる。最後に彼女は、「この曲も『EGG』と同じように、大事なものを温めながら、転んでも立ち上がらなきゃって思いを描いた歌です。この曲を聴いて、気持ちが少しでも晴れて、明日からいいことがたくさん起こるように、気持ちを込めて歌います」と語り、柔らかな笑顔で“天気雨“を意味するミドルバラード「Sun Shower」を歌唱。「まだ雨が降ってると思うけど、みんな気をつけて帰ってね。明日からまた頑張ってね。バイバイ。また会いましょう」と挨拶し、さらなる成長と変化を確信した表情とともに、12年目にして」ここからが私のSHOW TIMEだ!」という新たな出発点を刻んだイベントに幕を閉じた。また、カエラはアンコールで12月25日のクリスマスに東京・昭和女子大学 人見記念講堂でのライブの開催を発表。対バン形式でのクリスマスライブは以前にもあったものの、ワンマンライブをクリスマスに行うのは自身初。カエラのキャリアの中でも貴重なステージになること間違いなしだ。(modelpress編集部)
セットリスト
M1.TODAY IS A NEW DAYM2.STARs
M3.BEAT
M4.SHOW TIME(ニューシングル「EGG」収録曲)
M5.Ring a Ding Dong
M6.リルラ リルハ
M7.オバケなんてないさ(ニューシングル「EGG」収録曲)
M8.Butterfly
M9.EGG(ニューシングル「EGG」表題曲)
M10.You bet!!
M11.Yellow
M12.TREE CLIMBERS
M13.KEKKO
EN1.Magic Music
EN2.Sun shower
【Not Sponsored 記事】