個性溢れるステージで観客と一体になった(左から)野田洋次郎(RADWIMPS)、きゃりーぱみゅぱみゅ、川上洋平([Alexandros])/(C)SWEET LOVE SHOWER 2015【モデルプレス】

きゃりー・RADWIMPS・[Alexandros]ら、個性溢れるステージで観客揺らす<ライブレポ&セットリスト>

2015.08.31 16:04

山梨県・山中湖交流プラザ きららにて、世界遺産の富士山をロケーションに開催された『SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2015 -20th ANNIVERSARY-』。2日目の29日、個性溢れるステージが次々と展開された。

  
小雨が降るLAKESIDE STAGEに登場したきゃりーぱみゅぱみゅは、6人のきゃりーキッズを引き連れ『CANDY CANDY』でライブを開始。「一緒に歌って~」と呼びかけ、手を振りながらオーディエンスと一緒に合唱。2曲目の『インベーダーインベーダー』では観客が一斉にジャンプし、地面を大きく揺らした。

きゃりーキッズとダンス/(C)SWEET LOVE SHOWER 2015
振付をレクチャーしてから『もんだいガール』を歌い始めると、観客も踊り出し大盛り上がり。続く『にんじゃりばんばん』ではステージを広く使い、きゃりーキッズとともにキュートでファニーなダンスを踊った。

きゃりーぱみゅぱみゅ/(C)SWEET LOVE SHOWER 2015
続いて9月2日にリリースするハロウィンソング『Crazy Party Night~ぱんぷきんの逆襲~』では、観客たちと“ゾンビダンス”。なかなか止まない雨に対して「雨吹きとばせー!」と叫び、パワフルなビートが特徴の『み』、そしてラストナンバー『つけまつける』へとつなぐ。最後まで観客と一緒に踊り続けたきゃりーは「また会いましょう。バイバーイ」とメッセージを贈ってステージを後にした。

初主演・RADWIMPS、緩急あるセットリストで観客魅了

RADWIMPS/(C)SWEET LOVE SHOWER 2015
同イベントの20周年という節目に、満を持して初出演を飾ったRADWIMPS。Mt.FUJI STAGE前のフィールドは人であふれかえるほど、観客の期待も高まっていた。どよめきにも近い歓声が沸き上がる中、メンバーが登場。野田洋次郎(Vo. G)の「はっちゃけられるかい、山中湖?」という一言を口火に始まった『ギミギミック』で、エッジィなギターと野田のまくしたてるような歌が重なると、オーディエンスが激しく呼応した。

『ます。』では、野田がカウボーイのような雄叫びをあげ上機嫌な様子。「こんばんはRADWIMPSです。ついについについに『SWEET LOVE SHOWER』初出演ということで、呼んでくれてありがとう」と感謝の思いを伝え、「こっちの気持ちはビンビンなんだけどどうだい?どんどん歌うよ」と宣言してオーディエンスを喜ばせた。また『アイアンバイブル』を経た2度目のMCでは「みんなは明日もあると思うけど、僕らは今日しかないから今のあなたの全部が欲しくてさ。そういうつもりでやっていいかい?」と投げかけ、鬼気迫るような声で『DADA』を歌唱。さらに息つく間もなくレーザー光線が飛び交う中『おしゃかしゃま』を畳み掛け、オーディエンスをひたすら煽り立てた。

野田洋次郎(RADWIMPS)/(C)SWEET LOVE SHOWER 2015
壮絶な空気を和らげるように、ライブの後半戦は『いいんですか?』から幕開け。観客の合唱とクラップが響き、ハートフルな光景がフィールドに広がる。そこからラストスパートをかけるように、アッパーな『君と羊と青』『会心の一撃』をプレイ。会場の熱気を最高潮へと導いて終了、のはずだったが、野田は客席エリアを暗くさせ『トレモロ』の出だしをアカペラで歌い上げ観客を魅了した。

[Alexandros]、貫禄のプレイに会場大興奮

[Alexandros]/(C)SWEET LOVE SHOWER 2015
2日目のトリを務めた[Alexandros]は、大歓声を浴びながらLAKESIDE STAGEに登場。川上洋平(Vo. G)の「SWEET LOVE SHOWER 最高の夜にしようぜ」という宣言から『ワタリドリ』で鮮烈なスタートを切り、広大なフィールドを大きく揺らした。さらに、庄村聡泰(Dr)による怒涛のドラミングと磯部寛之(B.Cho)のパワフルなベースラインが印象的な、力強いロックアンセム『Famous Day』をはじめとするキラーチューンを連発。「今日はトリいただいちゃいました。ありがとう」と川上がはにかみ、エネルギッシュなプレイで観客を踊らせた。

この日はサポートキーボーディストのRoseが演奏に参加。曲間を流麗なピアノの旋律でつないだ。本編最後を『Adventure』で彩り、感動的な光景を作り上げ、颯爽とステージを去った。

川上洋平([Alexandros])/(C)SWEET LOVE SHOWER 2015
アンコールでは、川上が同じステージに出演していた the telephones の石毛輝の声を真似して、「俺と石毛どっちがキー高いんだろうね(笑)」とユーモアたっぷりのMCを展開。そして、彼らなりのラブソング2曲をプレゼント。貫禄のパフォーマンスを見せつけ、「愛してるぜ!SWEET LOVE SHOWER。また会おうぜ!」(川上)という言葉で締めくくられた。

そのほか2日目のステージには赤色のグリッター・アルカラ・KICK THE CAN CREW・きのこ帝国・シナリオアート・スチャダラパー・ストレイテナー・the telephones・THE BAWDIES・YOSHII FUNK Jr.・LAMP IN TERREN・レキシ・Ykiki Beat・ドラマチックアラスカ・シンリズム with 高野勲、宮崎朝子・サイトウ"JxJx"ジュン(YOUR SONG IS GOOD)らが登場した。(modelpress編集部)

きゃりーぱみゅぱみゅ セットリスト

1.CANDY CANDY
2.インベーダーインベーダー
3.もんだいガール
4.にんじゃりばんばん
5.Crazy Party Night~ぱんぷきんの逆襲~
6.み
7.つけまつける

RADWIMPS セットリスト

1.ギミギミック
2.ます。
3.アイアンバイブル
4.DADA
5.おしゃかしゃま
6.いいんですか?
7.君と羊と青
8.会心の一撃
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