KANA-BOON・ゲスの極み乙女。らが圧巻のパフォーマンス<SWEET LOVE SHOWER 2015 初日>/(C)SWEET LOVE SHOWER 2015【モデルプレス】

ゲスの極み乙女。・KANA-BOONら、圧巻のパフォーマンスで会場熱狂<ライブレポ&セットリスト>

2015.08.31 14:51

山梨県・山中湖交流プラザ きららにて、世界遺産の富士山をロケーションに開催された『SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2015 -20th ANNIVERSARY-』。初日の28日、圧巻のパフォーマンスが次々と披露された。

  
日が傾きかけたころに登場したサンボマスター。山口隆(Vo.G)が冒頭「夏休み最後のスイートでラブなシャワーをやるということだな?でもそれは他の人たちがやってくれるよ。俺達にはやり残したことが残ってんだよ。それはこのステージで伝説のライブをやることなんです!」と絶叫し『ミラクルをキミとおこしたいんです』を演奏。アグレッシブなプレイに観客は大歓声で応えた。歌の間も「この夏、後悔するんじゃねえ。悔いだけは残すな!」などと叫び続け、「あんたたちと一緒に生きていける可能性はあるかい?」という山口の呼びかけから始まった『可能性』では、無数の拳が上がった。

サンボマスター/(C)SWEET LOVE SHOWER 2015
山口が思わず「なんか今日ヤバいね」とつぶやくほど熱気に満ちた後半、「みんなそれぞれあと何年生きるかわからないけど、ずっと生き続けてそしてまた俺たちに会ってくれ」という山口の言葉に続き、『ロックンロール イズ ノットデッド』を披露。「幸せでいてくれ、生きてくれ、ロックンロールイズノットデッド!」と叫び、ライブを締めくくった。

SHISHAMO、人気ナンバーを次々投下

宮崎朝子(SHISHAMO)/(C)SWEET LOVE SHOWER 2015
2年連続出演となるSHISHAMOは、『量産型彼氏』で演奏を開始。宮崎朝子(G.Vo)歌声がフィールドに響き渡ると、Mt.FUJIステージはあっという間に満員に。『僕に彼女ができたんだ』、5日にリリースしたばかりのラブソング『熱帯夜』など人気のナンバーを次々と披露した。『バンドマン』『僕、実は』と骨太なロックチューンを繰り出した後、始まったのはタオルを回す楽曲、その名も『タオル』。3人の「せーのっ!」という声に続き、オーディエンスはタオルをグルグルと回し、カラフルな光景を作り上げた。

SHISHAMO/(C)SWEET LOVE SHOWER 2015
宮崎は「ありがとうございます!『SWEET LOVE SHOWER』最高です」とはにかみ、ラストナンバー『君と夏フェス』へ。強い日射しが照りつける中、3人は息の合ったアンサンブルを見せつけた。

人気急上昇中KANA-BOON、オーディエンス大熱狂

谷口鮪(KANA-BOON)/(C)SWEET LOVE SHOWER 2015
初日のMt.FUJI STAGE・ラストのKANA-BOON。気合いの入ったサウンドチェックでオーディエンスの期待を高めると、そのまま本番に突入。観客で溢れかえったフィールドは1曲目『タイムアウト』でさらに熱気を帯びる。さらに飯田佑馬(B.Cho)の太いベースと、小泉貴裕(Dr)の力強いドラムが絡み合う『ウォーリーヒーロー』を、谷口鮪(Vo.G)がギターをかき鳴らし、高らかに歌い上げた。

KANA-BOON/(C)SWEET LOVE SHOWER 2015
「まだまだ体力残ってますか?トリですからいつもより欲張ってもいいですか?なんでもねだっちゃっていいですか?」と投げかけ『なんでもねだり』を投下。サビでは観客が大合唱を繰り広げた。さらに「お腹空きましたか?」の定番のフリから披露した『ないものねだり』で、オーディエンスの熱狂はさらに加速。『クラクション』『フルドライブ』を経て、「今日はほんとうに楽しいです。楽しいついでに新曲をやろうかなと思います。こうやっていい景色を見られるのも地道にやってきたからかなと思います。そんな歌をやります」と最新シングル『ダイバー』を清々しく奏でた。その後『シルエット』を演奏しステージは終了した。

ゲスの極み乙女。、トリにふさわしい圧巻のパフォーマンス

川谷絵音(ゲスの極み乙女。)/(C)SWEET LOVE SHOWER 2015
LAKESIDE STAGEのトリを務めたゲスの極み乙女。は、『猟奇的なキスを私にして』『サイデンティティ』の2曲をサウンドチェックで披露。ジングルが鳴り終わると、大勢の観客が待ちわびるステージに再登場し『キラーボール』で本編を勢い良くスタートさせた。続いて、川谷絵音(Vo.G)がハンドマイクで『星降る夜に花束を』を歌唱し、『デジタルモグラ』で畳み掛けるとひんやりとした湖畔は一気にヒートアップした。

ちゃんMARI(Key)のピアノイントロから突入した『私以外私じゃないの』では、川谷のファルセットと女性のコーラスが織りなすハーモニーが会場中に響き渡る。その後、ほな・いこか(Dr)とちゃんMARIがスリリングに絡み合う『ロマンスがありあまる』で観客を熱狂させた。ライブでは恒例となったちゃんMARIの「コポゥ!」や、休日課長(B)の「ドレスを」「脱げ!」のコール&レスポンスで一層盛り上がると、『ドレスを脱げ』になだれ込み、本編は終了した。

ゲスの極み乙女。/(C)SWEET LOVE SHOWER 2015
アンコールでは『キラーボール』の新バージョン『キラーボール(last dance ver.)』をプレイ。いこかのビートに川谷・ちゃんMARI・休日課長の3人が一緒にシンセを弾く場面も見せた。すべてのパフォーマンスを終え、メンバーと肩を組んで深くお辞儀。4人がステージを去ると、大輪の花火が夜空を舞った。

そのほか初日のステージにはChar、THE ORAL CIGARETTES、キュウソネコカミ、GRAPEVINE、Suchmos、SiM、チャットモンチー、NAMBA69、Fear, and Loathing in Las Vegas、BRAHMAN、フラワーカンパニーズ、米津玄師、WANIMA、Mrs.GREEN APPLE、戸渡陽太、石毛&ノブ(the telephones)らが登場した。(modelpress編集部)

SHISHAMOセットリスト

1.量産型彼氏
2.僕に彼女ができたんだ
3.熱帯夜
4.バンドマン
5.僕、実は
6.タオル
7.君と夏フェス

KANA-BOONセットリスト
1. タイムアウト
2. ウォーリーヒーロー
3. なんでもねだり
4. ないものねだり
5. クラクション
6. フルドライブ
7. ダイバー

ゲスの極み乙女。セットリスト
1.キラーボール
2.星降る夜に花束を
3.デジタルモグラ
4.私以外私じゃないの
5.ロマンスがありあまる
6.無垢な季節
7.ドレスを脱げば
~アンコール~
1.キラーボール(last dance ver.)
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