SUPER☆GiRLS「すごく悔しい」結成5周年ライブで本音　涙で決意表明

結成5周年を記念したライブツアー「SUPER☆GiRLS LIVE 2015 5th Anniversary TOUR ～SUPER☆CASTLE～」が5日、大阪サンケイホールブリーゼにて開幕。翌6日には名古屋青少年文化センターにてパフォーマンスを披露した。今回のライブツアーでは、メジャーデビューアルバムに収録されている楽曲を歌唱するなど、SUPER☆GiRLSの5年の歩みを感じさせる内容が盛り込まれており、集まったファンは大いに盛り上がった。

「すごく悔しい」メンバーの本音が溢れる

2010年6月12日に結成し、今年でデビュー5周年。2011年には、第53回日本レコード大賞 新人賞を受賞するなど、華々しいスタートを切ったメンバー達。しかし、グループの現状に悔しさを感じているようで、センターをつとめる前島亜美は「今年のツアーが東名阪ということで完売を目指していたのですが、今日当日を迎えて、残念ながら満員には届きませんでした」と舞台裏を明かし、「すごく悔しくて、毎年ツアーをやる度にミーティングを重ねたり、色々と頑張ってきたりして、やっぱり手が届かないと自信を失ってしまったりする時もある」と本音。しかし、温かいファンの声援を受け「今日こうしてライブをしていて、たくさんの笑顔で声援をしてくださる皆さんの表情や声を聴いて心から本当に嬉しくて、皆さんがいるから今日私達は大阪でライブが出来たんだなと心から感じました！」と晴れやかな表情をみせた。

現在放送中の月9ドラマ「ようこそ、わが家へ」（フジテレビ系、毎週月曜よる9時）に出演するなど、女優としても存在感を放つ田中美麗は、5年間の活動の中で気持ちが追い付かなかった時期があったことを明かし、「結成当時は、想像もしていなかったメンバーの脱退、これからどうなっちゃうのかなって考えたこともあります」と告白。「でもSUPER☆GiRLSが突き進んでいかないといけない！って皆でよく話してきました。SUPER☆GiRLSって、いいところまでは行くんですけど、いつもあともうちょっとって所で負けてしまうことが多くて…。でも5周年、そして6周年に向けて全力で突き進んで、夢の景色を一緒に見に行きましょう！」と涙ながらに決意を語った。

今回のライブツアーは、SUPER☆GiRLSの11人がSUPER☆CASTLEのプリンセスに扮して失くした“鍵”を探すストーリー。その失くした“鍵”が、6月20日東京ドームシティホールにて行われるツアーの千秋楽に続いている。結成5周年だからこその悔しい想いもこぼれた今回のステージ。千秋楽では、どんな想いが語られるのか。そして2015年、彼女たちの飛躍に期待だ。（modelpress編集部）