古坂大魔王が語るグラミー賞 日本の番組との違いとは?
2014.01.26 17:53
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26日(日本時間27日午前)に米ロサンゼルスで行われる第56回グラミー賞授賞式。お笑いタレントとしてだけでなく、テクノユニットNBR(NEW BUSHIDOU RAVERS)としても活躍する古坂大魔王が、グラミー賞注目のアーティストや、その魅力などについて語った。
グラミー賞と古坂大魔王
自身のグラミー賞との関わり方を振り返った古坂大魔王は、「僕自身実は10年くらい前は、MTVアワードだったり、グラミーノミネートを毎年チェックするくらい詳しかったんです。95年の前後、あの当時はデジロックブームですね。アンダーワールドが出るのかなー、ケミカルブラザーズが出るかなーとか、ビョークは来るかなーとか。その時からしばらく離れていました」と語った。そんな中で、「今回パッと名前を見て知っているのはダフト・パンクくらい。あと何人かなんとなく聞いたことがあったくらいです。そこでロードという、僕のすごい好みの歌手とも出会えました」と、弱冠17歳の女性シンガーに注目していることを明かした。
続けて、「グラミー賞授賞式では、そんな勢いのある若い10代が、年配組のアーティストと共演する。世界最高峰の舞台でぶつかりあう。そういう新旧対決とも言えますね。日本の番組だったら仲良くワイワイやりますけど、そうじゃないところが面白い。ブリトニー・スピアーズとマイケル・ジャクソンがコラボした時も、お互いリスペクトしながらも“負けねえぞ”みたいな駆け引きが見られる。俺の方がすげえんだぞって」と日本を引き合いに出し、グラミー賞の魅力を語った。
ノミネーションの印象については、「改めてもう一回ここから洋楽を見たいですね。ロックとパンクが自分的には弱いジャンルなので、その辺も見てみようと思ったきっかけになるノミネーションの顔ぶれでした」と嬉しそうな表情を浮かべた。
グラミー賞注目のアーティストは?
注目のアーティストはやはり新人のロードと答える一方で、「あとはジェイムス・ブレイクですね。やっぱり僕はEDMを始めとする曲や、まだエレクトロミュージックと言われていた頃のテクノが好きなので。ダブステップの12th Planetや、スクリレックスの後はどうなるんだろう?エレクトロに関してはどうなるんだろう、という時に現れた新しさです。リズムの解釈が新しい。俺はこう捉えるんだ。音のパツパツ感ではなく、広がりでいくんだという人が、ちゃんとノミネートされる」と自身の趣向も合わせてコメント。さらに、「あと注目しているのは、巨乳なのでケイティ・ペリーかな(笑)」と、お笑いタレントらしい側面も見せた。古坂大魔王が思う洋楽の面白さ
グラミー賞の見どころについて尋ねると、「僕が一番洋楽を聞いていた時は、マライヤ・キャリーの登場と全盛の時、96年でした。その衝撃たるや…。やっぱり、お笑いもスポーツもすげえ奴が出るべきなんです。今の日本にすげえ奴がいないとは言いませんが、すごくても出られない人が多すぎる」と口を開いた。続けて、「ただしグラミー賞は本当にすごくないと出られない。背景だったり歌唱力だったり見た目だったり演奏だったり。だから洋楽って、すげえものを見られる。驚きたい人、好奇心旺盛な人。もしくは、最近の自分に閉塞感を感じている人。そこで他の力を借りるとしたら、洋楽が一番良いと思います」と洋楽の魅力をアピール。
最後に古坂大魔王は、「僕が洋楽に一番ハマったのって、日本に無かったからですよ。そういう音楽が。これだと思って洋楽を聴きまくったので、グラミー賞はすげえやつが出る、オリンピックです!そういう方には是非グラミー賞をオススメします。すげえものを探すためにに見てもらえればと思います」と熱のこもった言葉を放った。(モデルプレス)
■WOWOWオンエア情報
・「生中継!第56回グラミー賞授賞式」※生中継 ※同時通訳 1月27日(月)午前 9:00 同日リピート放送(WOWOWプライム)
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