被災地の女子中高生にエール JASMINEが「sad to say」「HERO」を熱唱

2013.08.19 23:30

台湾や香港でライブを成功させるなど、世界的に活躍しているアーティスト・JASMINEが18日、岩手県釜石市に期間限定でオープンしたファッションショップ「SHIBUYA109 KAMAISHI」でライブを行った。

  
JASMINEは応援歌「HERO」など3曲を熱唱し、会場に集まった地元の女子中高生1000人に熱いエールを送った。

プロジェクト実施の経緯

この「SHIBUYA109 KAMAISHI(渋谷109釜石)」とは、東日本大震災で被災した釜石市在住の中学3年生・打越佳奈さんが、東京・渋谷の商業施設「SHIBUYA109」あてに書いた1通の手紙をきっかけとして実現することになったプロジェクト。手紙には「釜石市が復興に向け前進していく中で、市の活性化につながるイベントをSHIBUYA109とコラボレーションして企画したい。洋服をデザインしたり、その服を売ったりして釜石にたくさんの人を集めることができれば」という想いが綴られていた。

「SHIBUYA109」を管理・運営する(株)東急モールズデベロップメントと釜石市はこの手紙に共感。中高生を中心とした地元の人に「SHIBUYA109」を通じて楽しさや元気さを味わってもらう事により、釜石の活性化につながればと考え、今回のプロジェクトを実施した。

JASMINEもこの話を知り、打越さんのその熱い想いに心を打たれ「自分の歌で彼女たちを少しでも応援できたら」と出演を志願。会場でのライブパフォーマンスが決定した。

釜石市在住の中学3年生・打越佳奈さん(左)、JASMINE(右)

JASMINEのライブパフォーマンスに大歓声

イベント最終日の18日、特設ステージにてJASMINEによるライブが行われた。地元・釜石のプリクラの機械からもよく流れていたのがJASMINEの曲ということで、そのプリクラでよく流れていたという自身のデビュー曲「sad to say」でライブがスタート。JASMINEの登場に会場から盛大な拍手が沸き起こった。

MCでは「釜石のみなさん、ここで歌える機会にすごく感謝しています。ありがとうございます。私も昔から109が大好きで、何百、何千回も通い詰めているお店ですが、そこで女の子たちが洋服を買いに行くときのキラキラして輝いて盛り上がっている気持ちをそのまま釜石に持ってきて、釜石を盛り上げたいという打越さんたちの強い意志に賛同し、ぜひ釜石で歌わせて欲しいと思いここに来ました。今から歌う曲は女の子たちの笑顔や元気からインスパイアされて作った曲です。みんながより元気になってくれればと思い歌います」と話し、自身の曲「High Flying」を歌い上げた。

「SHIBUYA109 KAMAISHI」にて「HERO」など3曲を熱唱したJASMINE
さらに「私は今日ここに来て、ひとつ気付いたことがあります。今日ここには沢山のHEROがいるんだと思いました。109に手紙を出した打越佳奈さんをはじめ、企画に賛同されたSHIBUYA109のみなさん、ブランドショップのみなさん、モデルのみなさん、関係者のみなさん、釜石市のみなさん、ここにいるみなさん一人一人が立ち上がってここに来られたということで、そんなみなさんをHEROと呼びたいと思います。でもどんなHEROでも、時にはどうしようもなく落ち込んで、立ち直れないことがあるかもしれません。それでも一生懸命頑張って立ち上がるようなHEROでい続けて欲しいという想いを込めて歌います」と話し、自身の曲である応援歌「HERO」をピアノだけのバラードアレンジで熱唱。その歌から放たれる力強い応援メッセージと圧倒的な歌声に、中高生たちが思わず涙ぐむ場面も見られた。

また期間中(16日・17日・18日の3日間)は地元女子中学生たちがデザインに参加して完成したSHIBUYA109×釜石コラボレーション商品の販売なども行われ、最終日には雑誌「Popteen」の人気モデル5名もイベントステージに参加。地元の女子中高生たちもモデルとしてランウェイに登場したり、Tシャツなどのコラボレーション商品のデザインを担当した女子中学生たちもステージに上がり、ファッションショーが行われた。(モデルプレス)

左から:廣瀬麻伊、西川瑞希、村田莉、JASMINE、椎名ひかり、松本愛
【Not Sponsored 記事】

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