柴咲コウ、福山雅治とコラボで「ガリレオ」主題歌初披露

“水と月”の色をモチーフにしたファンタジック衣装に身を包んだ柴咲が登場すると、満員となった1,500人の観客は総立ちの拍手で迎え入れステージはスタート。

様々な映像を駆使した演出の中、全身全霊で言葉を大切に歌うバラードや、リズムに体を激しく揺らしながら歌うアップナンバーを次々と披露。またディラットボードと呼ばれるアクリルボードに映像を映し出すシーンでは、キネクトカメラを使ってリアルタイムで柴咲の姿をのぞかせたり、音楽ユニット「galaxias！」のイメージキャラクターgalaco（ギャラ子）がボードの中に立体的に登場するなど、様々な演出で盛り上げた。

柴咲は、「初日です。最初から気持ちよくて気持ちよくて！みんなはどう？」と観客に呼びかけ、「今日この会場に遊びに来てくれた皆さんが楽しい気分で帰れるように頑張ります」と意気込みを語ると会場は大きな拍手に包まれた。後半のアップナンバーでは客席も一緒に踊りだすシーンもあり、「楽しいー！！みんなひとつになってる気がする！」と笑顔でコメント。

この日もっとも会場をわかせたのはコンサートの終盤。「新曲歌います」という言葉に会場は大歓声に包まれ、既におなじみとなった現在オンエアー中のドラマ「ガリレオ」（フジテレビ系）の主題歌のイントロが流れると、舞台の後ろのスクリーンにはKOH＋のパートナーであり、プロデューサーの福山雅治が映像で登場。KOH+としての共演を果たし、ステージ初披露となるKOH＋の最新作「恋の魔力」を熱唱した。

柴咲のライブといえば、いくつものシチュエーションを演出する衣装も見所のひとつ。今回のツアーでは、オープニングの衣装以外にも、“フューチャー＆キュート”が表現されたワンピース、“自由”をイメージしたボヘミアンロックのプリーツワンピース、今回のツアータイトルのキーワードにもなっている、柴咲が大好きな“ネコ”をモチーフにした黒い衣装でしっぽを揺らしながら熱唱するなど、5つの衣装で観客を魅了した。

昨年12月にリリースされた最新アルバム「リリカル＊ワンダー」からの曲を中心に、「月のしずく」「ラバソー～lover soul～」等のヒット曲を含む全22曲を熱唱し、大盛況のうちにステージは終了。全国ツアー「Ko Shibasaki Live Tour 2013 ～neko's live 猫幸 音楽会」は6月29日の神戸国際会館まで全11会場でおこなわれ、約20,000人を動員する。（モデルプレス）