PENTAGONが重大発表　活動休止中メンバーも復帰＜「PENTAGon MOVINGon」レポート＞

2018.11.26 12:00 views

日中韓の多国籍ボーイズグループ・PENTAGON（ペンタゴン）が25日、韓国デビュー2周年記念イベント「PENTAGon MOVINGon」を中野サンプラザにて開催。熱いパフォーマンスを繰り広げただけでなく、2つの重大発表で約2,000人のファンを沸かせた。

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PENTAGON は2016年10月に韓国デビュー。圧倒的な歌唱力を誇るボーカル陣と、センス溢れるラッパー陣、さらに全員のダンススキルも高く、デビュー当初から見応えのあるパフォーマンスを続けている。メンバー全員が作詞作曲をすることができ、ダンスの振り付けまでを自分たちで全て行う”セルフプロデュースアイドル”としても類まれな実力を発揮。特に今年は、4月に韓国でリリースした「SHINE」がキャッチーなメロディとユニークなパフォーマンスで大ヒットを記録し、世界中でファンを増やしている。

そんな彼らの2周年を記念する今回のイベントでは、健康上の理由のため活動休止中だったイェンアンも復帰。さらに所属事務所のCUBE ENTERTAINMENTと、世界最大手のレコード会社「ユニバーサルミュージック」の日本法人が設立する新規レーベル「U CUBE（ユー・キューブ）」の第一弾アーティストとして、PENTAGONが2月に日本でもメジャーデビューすることが発表された。

今後の飛躍がますます楽しみな、新たなPENTAGONを感じさせるステージとなった1部の様子をレポートする。

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PENTAGON、イェンアンの復帰に大歓声のオープニング

PENTAGONの一大ブレイクを象徴する曲「SHINE」のオルガンサウンドが会場に流れると、途端に歓声が鳴り響く。「アンニョーン！」と元気よくメンバーが登場し、ウソクのラップから曲が開始。ピタリと揃った“シュートダンス”が印象的なパフォーマンスを披露し、活動休止していたイェンアンのパートではひときわ大きな声援が送られた。

続く「Pretty Pretty」でも、メンバー皆でイェンアンを囲み愛嬌を見せるなど、彼の復帰を全員が待ち望んでいたことがよく分かる。

最初の挨拶では「お久しぶりです！最近ちょっと痩せたユウトです」と笑いを誘ったユウトがメンバーの日本語をフォローしつつ、それぞれが自由奔放な挨拶で盛り上げた。

PENTAGON、メジャーデビューとともに全国ツアーも発表

MCでは古家正亨氏が登場。ここで、ファンに嬉しい2つの重大発表が。来年2月にPENTAGONのメジャーデビューシングル「COSMO」がリリースされること、さらに1月～2月にかけて、大阪・名古屋・福岡・東京を巡る「PENTAGON The first Japan Zepp tour －Dear COSMO－」が開催されることが発表された。

客席からは割れんばかりの歓喜の声が沸き、キノは「COSMOは宇宙という意味で、ユニバースのために書いた日本オリジナル曲なので、ぜひ期待してください！全てはユニバース（PENTAGONのファン）のみなさんが作ってくれたことです！」と感謝を伝えた。

ボーカル・ラッパーのユニットコーナーで魅せる

続いて「Critical Beauty」では、2番のラップパートをユウトとウソクが担当。2人がステージの中心でハイタッチを交わす場面では熱い声が送られた。

ユニットコーナーでは、圧倒的な歌唱力を誇るジンホ、フイ、ホンソクがバラード曲「忘れられない」を披露し壮大な歌声がホール中に響く。続いてヨウォン、イェンアン、キノ、シンウォンも姿を現し、東方神起の「Love In The Ice」をサプライズ披露。7人の美しいハーモニーがこだまし、曲が終わると自然に盛大な拍手が巻き起こった。

ウソク、ユウトの「Pretty Boy」では、スワッグ溢れる雰囲気に一変。ロートーンラッパーの2人のヒップホップセッションは、アンダーグラウンドシーンのような熱さを感じさせる。

デビュー2周年を振り返るトークコーナーでは…

ここで再び古家氏を迎え、2周年を記念した思い出トークのコーナーに。『PENTAGONとしてデビューすると聞かされたときの心境は？』という質問では、フイが「練習生の期間が長かったので、本当に夢のようでした。心配もしていましたが、みんなと一緒にデビューすることができて本当に嬉しかったです」とデビュー前を回顧。

『芸能人になって一番嬉しかったこと』では、ホンソクが「僕はずっと歌手になりたかったのですが、両親の反対があり21歳まで練習生になれませんでした。他の練習生と差があるのではと心配したけれど、PENTAGONいう素敵なグループでデビューすることになってとても嬉しいし、両親も喜んでいます」と思いを語った。

『思わず2度見したメンバーの行動は？』の質問ではジンホが、ウソクが一日中宿舎で寝ていたことを暴露。しかしジンホは日本語を間違えてしまい、恥ずかしそうにステージから走って“逃亡する”というキュートさでもファンの歓声を誘っていた。

『皆に理解されない僕だけの楽しみ』では、ヨウォンが「他のメンバーはお酒を楽しまないけれど、僕は好きなんです。『友達とお酒飲んで来た』と言うといつもメンバーに嫌がられます」と告白。するとジンホが「実は僕も好きです。（ヨウォンが好きな）焼酎は好きじゃないけれど、それ以外なら何でも」と明かしていた。

イェンアン、活動休止の謝罪も

最後のMCではイェンアンが「本当に久しぶりに日本に来たのでとても緊張していましたが、メンバーと一緒にメステージに立てて幸せでした　3ヶ月間みんなと一緒に活動できなくて、すみませんでした」とコメント。ファンから大きな声援が送られる中、メンバーたちも口々に「もう元気になりました！」と仲間の復帰を笑顔で報告していた。

客席でファンと交流も　最後まで天真爛漫なステージ

日本で初披露となった新曲「Naughty Boy」でライブ本編を終えると、アンコールの「Thumbs Up!」ではメンバーがステージを降り客席へ。ハイタッチや握手をするなど、間近でファンと触れ合う時間に。

そして「SHINE（Japanese Ver.）」でイベントが閉幕。メンバーは最後まで、客席の隅々に手を振り続ける。そしてイェンアンが1人ステージに残り、深々と頭を下げて挨拶。盛大な拍手と声援が送られていた。（modelpress編集部）

セットリスト

【11月25日＠中野サンプラザ】
1.Opening
2.SHINE
3.Prety Pretty
4.Gorilla （Japanese ver.）
5.Critical Beauty
6.RUNAWAY
7.忘れられない（ジンホ、フイ、ホンソク）
8.Love in the Ice （東方神起カバー）(ジンホ／フイ／ホンソク／シンウォン／ヨウォン／イェンアン／キノ)
9.Rap Unit （ウソク＆ユウト）
10.VIOLET（Japanese ver.）
11.Can you feel it
12.Naughty boy
－ENCORE－
1.Thumbs Up!
2.SHINE（Japanese ver.）