LE SSERAFIM、怒涛のノンストップパフォーマンスで“完全燃焼”「かわだめ」チャレンジでFEARNOT魅了・日本満喫裏話も【ライブレポート】
2026.08.02 19:00
5人組ガールグループ・LE SSERAFIM(ルセラフィム)が7月30日・8月1・2日、 Kアリーナ横浜にて「2026 LE SSERAFIM TOUR ‘PUREFLOW’ IN JAPAN」を開催。ここでは初日となった30日のレポートを届ける。
LE SSERAFIM、“Creature”と会場盛り上げる
開演前からKアリーナ横浜は、2nd Studio Album「PUREFLOW」pt.1に込められたテーマである“連帯で完成したお祭り”そのものの空間へと姿を変えていた。場内にはEDMサウンドが鳴り響き、「CELEBRATION」のミュージックビデオに登場する仮面姿の“Creature”が客席を練り歩き、開演前から観客のボルテージを引き上げていく。高まる期待が頂点に達した瞬間、赤いスパンコールがきらめく衣装を纏った5人がメインステージからせり上がる。Kアリーナ横浜を揺らすほどの歓声が沸き起こり、“PUREFLOW”の幕が開いた。1曲目は、この日の祝祭にふさわしい「CELEBRATION」。ダイナミックなダンスブレイク、髪をなびかせながら力強く舞う5人、そしてステージを彩るCreatureたち。祭典の始まりを告げるような光景に、FEARNOT(ピオナ/ファンダム名)の熱気は一気に最高潮へと達した。
その勢いのまま披露した「Eve, Psyche & The Bluebeard's wife」では、おなじみのコールが会場中に響き渡る。メンバーはランウェイを歩くように堂々と花道を進み、圧倒的なオーラとパフォーマンスで会場で視線を奪った。
MCに突入すると、KIM CHAEWONが「ひさしぶりです~!」と日本のFEARNOTへ笑顔で挨拶。それぞれが思い思いに言葉を届ける中、SAKURAは「EUNCHAEが可愛いから緊張しているんですよね?」と呼びかけ。HONG EUNCHAEがファンからの声援に応じて「FEARNOT頑張れますよね?」とキュートな仕草で盛り上げると、SAKURAは「家族が見てないと(HONG EUNCHAEは愛嬌が)できます(笑)」と絶妙な切り返しで笑いを誘い、和やかな空気に包まれた。
HUH YUNJINは「今日は目を離さないでほしいです」、KAZUHAは「FEARNOTとどうしたらもっと近づけるかな?」と伝えると、「Need Your Company」が流れる。ファンとアイコンタクトしながら歌声を届け、白い扉を1人ずつ静かにくぐり抜け、華やかなオープニングとは対照的な温もりに満ちた時間が流れた。
Kアリーナに“SAKI”降臨
パステルカラーのカジュアル衣装で5人は、ソファーが置かれた部屋のようなセットに登場。「Sonder」「Trust Exercise」では、自然体な姿を見せ、冒頭とのギャップで観客を惹き込んだ。続けて、SAKURAが「FEARNOT、もっと聞かせてください~!」と煽ると、そのままリミックスバージョンの「HOT」へ。クールなイメージを覆すように笑顔でファンサービスを送りながら会場中を巡る。さらにHUH YUNJINが「FEARNOT?この曲知ってますよね?」、KAZUHAが「知ってる人は歌ってください!」と呼びかけると、「Perfect Night」では5人の歌声に負けないほどの合唱が響き渡る。SAKURAは「ルセラ好きな人叫べ~!」とさらにボルテージを引き上げ、円になって踊る5人の姿に喝采が重なった。
そして、「Blue Flame」に続き、「EASY」ではギターサウンドが鳴り響く中、マイクスタンドを手にした5人がスタイリッシュなパフォーマンスを展開。序盤から楽曲ごとに異なる表情を見せ、LE SSERAFIMの振り幅の広さを存分に証明してみせた。
「1-800-hot-n-fun」では、それまでの洗練された空気を一変させるように、5人がハンドマイクを握り締めてステージを縦横無尽に駆け巡る。バンドサウンドに乗せたエネルギッシュな歌声が会場を突き抜け、遊び心たっぷりの演出で場内を盛り上げた。
曲を終えると、HONG EUNCHAEが「クラちゃん(SAKURAの愛称)どこ行ったの?」と首をかしげ、ステージから姿を消したSAKURAを探す。HUH YUNJINも「毎日毎日このタイミングでいなくなるよね」と続け、HONG EUNCHAEがSAKURAへ電話をかけることに。「クラちゃん今どこ?」と呼びかけると、中央からサングラスをかけ、クールにポーズを決めた“SAKI”(SAKURA)が登場。歓声に包まれる中、前曲の「Where the heck is SAKI?」に繋がる楽曲「Saki(feat. Aliyah’s Interlude)」ではさらなる盛り上がりを見せた。
「BOOMPALA」「CRAZY」…怒涛のノンストップパフォーマンス
続くVCRが終わると「瞑想」の文字が映し出され、場内の空気は神秘的なムードへ。静寂を切り裂くように、5人は両手を合わせたポーズで神々しく姿を現し「BOOMPALA」へ。冒頭では、毎回恒例のKIM CHAEWONのユニークな“表情演技”で会場を引き込み、幻想的なステージを披露した。息つく間もなく「ANTIFRAGILE」、「Irony」とダンスブロックが続き、「CRAZY」ではキレ味鋭いヴォーギングを取り入れたパフォーマンスで唯一無二の存在感を放つ。さらに床へ寝そべる振り付けから始まった「SPAGHETTI」では圧巻のシンクロダンスを展開。5人それぞれの個性が際立ちながらも、一糸乱れぬ動きで魅せた。パフォーマンスを終えると、メンバーは思わずその場に座り込み、「暑くないですか!?」「燃え尽きました」「足がブルブル」と完全燃焼した様子。SAKURAは「見てるFEARNOTも『いつ終わるの?』って思いました?」と怒涛の楽曲披露に触れ、FEARNOTが一斉にうちわで風を送る微笑ましい光景も。HONG EUNCHAEは「風が来た~!ありがとう!」と嬉しそうに顔をほころばせ、ライブならではの温かな一体感が広がった。
LE SSERAFIM「かわだめ」セリフで会場を虜に
休憩中のトークでは、日本滞在中のエピソードでも盛り上がる。HUH YUNJINは「私たち、もんじゃ焼きを食べました!」と明かし、HONG EUNCHAEは「私が東京で一番好きなもんじゃ焼きのお店に行きました。本当に美味しかった」と笑顔。SAKURAは「EUNCHAEに東京のお店を案内してもらいました(笑)」と振り返るなど、メンバー同士の仲の良さが垣間見えるやり取りに客席もほっこりとした空気に包まれた。さらにSAKURAが「CHAEWONがお金を使わないって言っていたのに靴を2足買っていました」と暴露すると、KIM CHAEWONは「スニーカーを持ってきていなかったんです!だから買いました。必要な買い物です~!」と慌てて弁明。かき氷を食べた思い出なども明かし、日本での時間を満喫している様子をのぞかせた。
話題は、2025年3月8日にKアリーナ横浜で開催されたTBS系「CDTVライブ!ライブ!春の大感謝祭2025」の思い出トークに。HONG EUNCHAEが、同イベントでCUTIE STREETの「かわいいだけじゃだめですか?」の注目パートでもあるセリフを披露したことを振り返り「人生で一番緊張した日でした」と話した。
すると、HUH YUNJINが「それじゃあ、見られなかったFEARNOTの皆さんのためにお願いします!」とリクエストし、HONG EUNCHAEが照れながら「かわいいだけじゃだめですか?」を披露。すると、SAKURAも「次にYUNJINやってね?」とすかさず無茶振りし、次々とメンバーが披露する流れに。そんな中、KIM CHAEWONは「また今度お見せすることにします!」とかわし、終始和気あいあいとした空気が続いた。
熱気が最高潮に達したまま迎えた終盤、「UNFORGIVEN」では真っ赤に染まった映像を背に5人が登場。重厚なビートとともに繰り広げられる迫力満点のパフォーマンスで会場のボルテージさらに押し上げると、「Fire in the belly」へ。ツアー全体を彩ってきた“お祭り”にふさわしい楽曲で、ボルテージは最後の瞬間まで上昇を続けた。スクリーンいっぱいに花火が打ち上がる中、5人はダンサーと一直線に並び、肩を組んで息の合ったダンスを見せつけた。中でもKIM CHAEWONは、楽曲の合間に「かわいいだけじゃだめですか?」とMCでは披露をかわしていたセリフをここでサプライズ披露し、クールなステージとのギャップでFEARNOTの心を掴んだ。
LE SSERAFIM、アンコールにファン熱狂
そしてアンコールを求める歓声に応えるように流れ始めたのは、「BOOMPALA」のカラオケバージョン。イントロが流れた瞬間からFEARNOTは思い思いに踊り始め、開演前から続いてきた“お祭り”の熱気を自らつないでいく。メンバーが登場すると、HONG EUNCHAEも「FEARNOT、声出せ~!」と力いっぱい呼びかけ、会場全体が一体となったまま「FEARLESS」へ。デビュー曲で改めて5人の原点を刻み、どこまでも力強い存在感を見せつけた。
メンバーがそれぞれ挨拶する場面では、SAKURAが「私は言葉ももちろん大切なんですが、行動で愛情を感じるタイプなので、こうやって平日にわざわざ足を運んでくださった皆さんを見て、本当に心から感動しました」と感謝。「皆さんにとってですね、私たちの存在がそんなに大きくなくてもいいんです。皆さんの人生のおまけの存在でもいいから、私たちと会えることが少しでも人生の楽しみの1つになってくれたら嬉しいなと思います」と真っ直ぐな気持ちを語り、「これからも皆さんにポジティブな感情だけを届けられるような存在になりたいです。私たちのコンサートに来たら必ず幸せな気持ちにさせるので、またぜひ遊びに来てください」と呼びかけていた。
その後は撮影可能タイムとなり、「iffy iffy」を披露。スマートフォンを掲げる観客に向け、メンバーはカメラへ笑顔やハートポーズを送りながらステージいっぱいを駆け回る。「No Celestial」ではアリーナからスタンドまで会場中を巡り、1人でも多くのFEARNOTと目を合わせようと全力でファンサービス。最後を飾った「Smart」では、これまで積み重ねてきた熱量をそのまま解き放つようなパフォーマンスを披露し、Kアリーナ横浜は最後の最後まで歓声と笑顔で埋め尽くされた。
デビューから約4年。挑戦を恐れず走り続けてきた5人は、この日も音楽、パフォーマンス、そして飾らない笑顔でFEARNOTと心を通わせた。「PUREFLOW」というタイトルが示すように完成したのは、LE SSERAFIMだけのステージではない。5人とFEARNOTが互いの想いを重ねて作り上げた、一夜限りの"お祭り"だった。
「2026 LE SSERAFIM TOUR ‘PUREFLOW’」
同ツアーは、2026年7月の韓国・仁川公演からスタートし、自身初となる欧州での単独公演を含め、より一層スケールアップ。日本では7月25・26日に大阪 (大阪城ホール)、神奈川 (Kアリーナ横浜)、静岡 (エコパアリーナ)、8月18・19日に宮城 (セキスイハイムスーパーアリーナ)、9月2・3日に福岡 (マリンメッセ福岡A館) の全5都市で11公演が行われる。なお、8月1日の公演ではKIM CHAEWONの誕生日サプライズも行われた。(modelpress編集部)
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