ホン・ギョンら、映画の役作りで3ヶ月手話を猛特訓 IZ*ONE出身キム・ミンジュは裏話明かす【君の声を聴かせて】
2025.08.28 20:01
俳優のホン・ギョン(HONG KYUNG)、女優のノ・ユンソ(ROH YOONSEO)、元IZ*ONE(アイズワン)のキム・ミンジュ(KIM MINJU)が28日、都内で行われた映画「君の声を聴かせて」ジャパンプレミアに出席。役作りで手話を練習した際のエピソードを明かした。
ホン・ギョンら、手話練習時のエピソード明かす
同作でヒロイン・ヨルムの妹で、聴覚障がい者の水泳グループに所属し、オリンピックを目指すガウルを演じたミンジュ。この日の会見では、手話を練習した期間について振り返った。大学を卒業したもののやりたいことが見つからず、就職する気になれないヨンジュンを演じたギョンは、「制作会社の方で事前にクランクインに入る前に、約2か月半から3ヶ月ほど、手話を学ぶことができる練習期間を与えてくださったんです」と練習期間があったことを説明。また、「その期間中、私たち3人も自然とお互いに親しくなる、その時間を持つことができた」と共演者との絆を深める時間になったそうで、「手話を学ぶことは、もちろん大変なこともあったんですが、この大変さというのは、決してネガティブな意味での大変さということではなく、とても楽しく学ぶことができました」と振り返った。
ヨンジュンが一目惚れするヒロインのヨルムを演じたユンソは、「最初は少しプレッシャーを持ってスタートしたんですけれども、思っていた以上に手話を学ぶことがとても面白く、楽しかったんです」とにっこり。作品での経験を通じて、「この手話というものそのものが本当に美しい言語でもあるという風に思いました」と語った。
また、ヨルムの妹で聴覚障害者のガウルを演じたミンジュは「ユンソさんと一緒に息を合わせながら習っていきましたので、気持ちが楽になりました」と回顧。「お互いに目を見て演技をすることになりますので、演技をする上でもやはり手話というものは助けになったと思います」と、手話を学んだからこその学びがあったと明かしていた。
そして、この日のイベントは、来場者もステージ撮影が可能に。最後のフォトセッションでは、作中でも披露していたサインネーム(手話ネーム)やハートポーズを決めながらファンサービスに応じていた。
ホン・ギョン主演映画「君の声を聴かせて」
2009年に制作され、その年の国内興行収入第1位を記録した台湾映画「聴説」。14年の時を経て韓国でリメイクされた同作は昨年、釜山国際映画祭の「Korean Cinema Today」部門招待作品としてスペシャルプレミアされ、一般公開を迎えた後も、観客動員数初登場第1位、公開月の興行成績第1位を獲得するなど観客の熱い支持を集めた話題作。やりたいことが見つからず、就職する気になれないヨンジュン(ギョン)が、手話を使って話すヨルム(ユンソ)に一目惚れする様を清々しく描いたラブストーリーとなっている。(modelpress編集部)
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