BOYNEXTDOOR/(左から)TAESAN、WOONHAK、SUNGHO、RIWOO、LEEHAN、JAEHYUN(P)&(C)KOZ Entertainment

BOYNEXTDOOR、7ヶ月ぶりカムバックで感じた不安と葛藤“初恋物語”ラストで辿り着いた愛とは<2nd EP「HOW?」インタビュー>

2024.04.23 18:00

HYBE傘下レーベル・KOZ ENTERTAINMENT所属の6人組グループ・BOYNEXTDOOR(ボーイネクストドア)にモデルプレスがインタビュー。4月15日に2nd EP『HOW?』をリリースし、待望のカムバックを果たした6人に最新シングルの制作秘話や夢を叶える秘訣についてたっぷりと語ってもらった。

  

BOYNEXTDOOR、2nd EP「HOW?」で7か月ぶりカムバック

BOYNEXTDOORは、SUNGHO(ソンホ)、RIWOO(リウ)、JAEHYUN(ジェヒョン)、TAESAN(テサン)、LEEHAN(イハン)、WOONHAK(ウナク)の6人で構成されたボーイグループ。絶大な人気を誇るアーティストであり、敏腕音楽プロデューサーでもあるZICOが初めてプロデュースしたグループとしても知られ、メンバーが楽曲制作に携わるなど“音楽に本気”なグループとして注目を浴びている。

2nd EP『HOW?』は、初恋のときめきを表現した1stシングル『WHO!』、別れを歌にした1st EP ‘WHY..’の隙間を埋める内容となっており、初恋物語3部作の最後のアルバム。恋に落ちた相手が“誰”なのか、“なぜ”こんな気持ちを感じるのか…。続く本作では、“どうやって”関係を続けていくのか答えを探し求める過程が表現されている。

BOYNEXTDOOR、7ヶ月ぶりのカムバックに意気込み

― 7ヶ月ぶりのカムバックおめでとうございます!本作は『WHO!』と‘WHY..’の間の隙間を埋めるアルバムとなっているとのことですが、コンセプトを表現するにあたって意識したことを教えてください。

RIWOO:実は、今回のアルバムは1st EP ‘WHY..’、1st Single『WHO!』と同時に制作しました!そのため、初恋の一連の過程を表現した最後のページのようなアルバムとなっています。

LEEHAN:デビュー前から構成されていたアルバムのストーリーであり、恋をして生じる様々な感情を表現するために努力しました。

― ‘HOW?’は、出会いと別れの間の多様な感情を描いた内容となっていますが、収録曲の中で共感できる歌詞はありますか?

RIWOO:2番目のトラック「Amnesia」の「Oh 물어뜯고 할퀴고 늘 다투고/좋을땐 또 뭐가 그리 좋다고(Oh 噛みついたり引っ搔いたりいつもケンカばっか/いい時はこの上なく仲良しで)」という歌詞なのですが、毎回喧嘩をして言い争うけれど結局は和解して、いつそんなに喧嘩したことがあったかと思わせるくらい愛していると歌詞に直接的に表現されていて共感できます。

LEEHAN:「l i f e i s c o o l」の「철들기 아직 이르기에 (物心つくにはまだ早いから)」という歌詞が好きです。大人になるにはまだまだ先の話のようです。

― 等身大の青春が楽曲に落とし込まれている部分がBOYNEXTDOORの皆さんの強みだと思います。今回の楽曲には、どんな魅力が詰まっていますか?

SUNGHO:2nd EP『HOW?』では、本格的な恋愛を始めながら経験する様々な感情が込められています。1st EP ‘WHY..’と1st Single『WHO!』のアルバムの間となるストーリーを盛り込んでおり、これまでのアルバム2作の活動を通じて得た経験と学びをもとに、さらに成長したステージをお見せできると思います。

WOONHAK:僕たちの自然な「隣の少年たち」らしさが溢れるアルバムではないかと思います。自然な姿をお見せしながらも、ステージではユニークな表現が盛り込まれたアルバムです。

BOYNEXTDOOR「HOW?」制作秘話

― タイトル曲「Earth,Wind&Fire」は、相手を自分の世界のすべてといえるほど愛している思いを歌った曲とのことですが、すべてといえるほど愛しているものはありますか?

SUNGHO:最初に思い浮かぶのはONEDOOR(ワンドア/ファンダム名)です。BOYNEXTDOORはONEDOORと同時に存在してこそ完成すると思います。2つ目は、音楽とステージです。僕たちがONEDOORはじめ皆さんとこうして通じ合うための第1の道だと思います。

WOONHAK:僕はメンバーです。僕を笑わせたり泣かせたり、怒らせたりもしますが、僕のすべての中の一部であることは確かです。

― 「l i f e i s c o o l」は、6人の青春が一堂に会して愛と人生について包み隠さず話し合う様子を描いた曲とのことですが、制作時にどんな話し合いが行われましたか?

JAEHYUN:メンバーそれぞれが「自分ならどんなことを言うか」に重点を置いて制作に取り組もうと思い、お互いにたくさん会話をしました。そして、そのような部分の歌詞を機知に富んだ表現をするための会話を交わしました。

TAESAN:メンバー同士でたくさん話をしながら、楽曲の状況はどのようなもので、構成はどうするのか悩みました。最終的に、メンバーそれぞれのキャラクターを活かすことができる歌詞が出てきて、多彩な作品になりました。

― JAEHYUNさん、TAESANさん、WOONHAKさんは「l i f e i s c o o l」の作詞作曲に参加したとのことですが、制作時に苦労したことや、作詞する際の裏話がありましたら教えてください。

JAEHYUNWOONHAKさんをこの歌でどのように活かすか悩みました。悩んだ過程をもとに「물론 애기는 귀가조치 운아기는 빼고(もちろん、お子様WOONHAKはお帰りください)」という可愛い歌詞を作り出すことができたと思います。

TAESANLEEHANさんのパートを僕が作詞作曲したのですが、LEEHANさんにどんなキャラクターにしたいのか聞いて、キャラクター設定してから20分で全部書いたパートです。すごく面白いパートだと思います。

― 「ビルボード200」へのチャートインや様々なアワードの受賞、「TGC」初パフォーマンス、個人活動など多方面で活躍されている皆さんですが、様々な活動を経て迎えた7ヶ月ぶりのカムバックということで、心境の変化がありましたら教えてください。

LEEHAN:グループとして、これからも前に進み続けたいと改めて思いました。ずっとONEDOORと一緒にいることが僕の夢です。

TAESAN:これからもっと上手くなりたいという気持ちが大きいです。これまでたくさんのステージを経験しながらどのようにパフォーマンスすれば良いかという感覚がわかったきたので、これからもさらに成長したいです。

BOYNEXTDOORが感じた“不安と葛藤”

BOYNEXTDOOR/(左から)WOONHAK、RIWOO、JAEHYUN、TAESAN、SUNGHO、LEEHAN(P)&(C)KOZ Entertainment
― 注目を浴びている中で迎えるカムバックということで、プレッシャーや葛藤もあるのではないでしょうか。BOYNEXTDOORのみなさんのこれまでの人生の中で不安や葛藤を乗り越えたエピソードを教えてください。

SUNGHO:実はどんなステージを準備してもいつも不安と葛藤を経験します。果たして僕たちが完璧に準備したものが正しいのか、どうやってより良いステージを作ることができるのかという悩みがあるからです。その度に多様な人々と情熱を持って考えを交わしていると、ふとした時に答えが見つかります。

JAEHYUN:僕はいつも不安を抱えて生きていくタイプなのですが、誰かが私を信じてくれていると考えるようにしています。僕たちを信じてくださる存在こそがONEDOORです。

RIWOO:今回のアルバムを準備しながら初めて、これまで以上にグループとしてのパフォーマンスの見せ方や振付に集中しました。そのため、メンバー同士で意見が違う部分もたくさんありましたが、練習と会話を重ねた結果、グループとパフォーマンスがさらに強固なものになったのではないかと思います。

LEEHAN:好きなことをしながら時間を過ごし、趣味をたくさん作って心に余裕を持つことも重要です。急いでいるからといって変わることは一つもありません。

TAESAN:僕は日頃から最大限理性的に状況を判断して解決できる方法を探しています。ゆっくり考えてみると答えが見えてくるのではないかと思います。

WOONHAK:プレッシャーを持っているということは、自分の仕事に責任を持っているという本当に素晴らしいことです。その責任感を持っていることに自分をリスペクトして自信を持ってください!!

BOYNEXTDOORの夢を叶える秘訣

― グループとしてONEDOORの皆さんと共に多くの夢を掴んでいるように感じます。最後にBOYNEXTDOORのみなさんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。

SUNGHO:僕はまだ夢を叶えていないと思います。デビュー後、夢のようだった瞬間はありましたが、本当に夢を叶えるにはまだまだ多くのことを望んでいます。ONEDOORと一緒にそのすべての過程を共にしたいです。

JAEHYUN:すべてのONEDOORたちに誇らしい歌手として、いつまでも一緒にいることが夢です!

RIWOO:僕は、毎日夢のような一日を過ごしています。誰かがこんなに大切にしてくれて愛を送ってくださるということは、とても言葉では表現できない部分だと思います。ただ僕が見た夢が悪夢にならないように頑張るのみです。

LEEHAN:自分が心から望んで好きなことができるのは本当に幸せです。確かな目標があるなら、そこに向かって躊躇なく走ってください。

TAESAN:僕は夢をたくさん持っています。目標値を高く設定すれば、疲れずに進み続けることができると思います。

WOONHAK:文字通り「夢」だから、大きいかもしれないし、小さいかもしれないけれど、叶えることができると思い続けて挑戦し、失敗と成功を繰り返してこそ成し遂げることができるのではないかと思います。

― これからのご活躍も楽しみにしています。貴重なお話ありがとうございました!

(modelpress編集部)

BOYNEXTDOOR(ボーイネクストドア)プロフィール

2023年5月30日に1st Single 『WHO!』でデビューしたBOYNEXTDOOR。同シングルは、発売から1週間で11万442枚を売り上げ、当時の2023年新人K-POPグループデビューシングル初動売上枚数1位を記録。絶大な人気を誇るアーティストであり、敏腕音楽プロデューサーでもあるZICOがプロデュースした初のボーイグループ。グループ名には「同年代の人たちが共感できる日常のストーリーをありのまま音楽で表現し、親しみやすく、自然な魅力で人々の心に寄り添っていく」という意味が込められている。2024年4月15日には、2nd EP『HOW?』でカムバックを果たした。

BOYNEXTDOOR 2nd EP『HOW?』

韓国発売日:2024年4月15日(月)
日本発売日:2024年4月16日(火)(※日本お届け日)
『HOW?』Earth ver. /Wind ver. /Fire ver. ※計3形態
『HOW?(Sticker ver.))』 ※計6形態
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