LE SSERAFIM、華々しいデビューにプレッシャーや悩みも YUNJINは“涙”も告白<「FEARLESS」デビューショーケース>
2022.05.10 15:33
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HYBE初のガールズグループLE SSERAFIMが2日、1st Mini Album『FEARLESS』でデビュー。同日午後メディア向けショーケースを実施し、宮脇咲良らメンバーが意気込みを語った。
宮脇咲良、3回目のデビューに「より発展した姿を見せたい」
LE SSERAFIMは、SAKURA(宮脇咲良)、KIM CHAEWON(キム・チェウォン)、HUH YUNJIN(ホ・ユンジン)、KAZUHA(カズハ)、KIM GARAM(キム・ガラム)、HONG EUNCHAE(ホン・ウンチェ)の6人で結成され、BTSをはじめグローバルスターを多数輩出しているHYBEと傘下レーベルのSOURCE MUSICがリリースする初のガールズグループ。ショーケースはメインステージの巨大なLEDモニターから6人が姿を見せ、壮大な雰囲気でスタート。SAKURAから、1人ずつファッションモデルのようにランウェイを歩き強烈な登場を披露した。
オランダでバレエの経験がある日本出身メンバーのKAZUHAは「15年間バレエをしていて、K-POPの魅力にハマってアイドルを夢見ることになりました。デビューの夢を叶えることができてとても幸せです」とデビューの感想を語り、KIM CHAEWONは「このような公式の場はほぼ一年ぶりで、すごく緊張しています。これからもLE SSERAFIMの活動でかっこいい姿をお見せします」と意気込みを伝えた。
HKT48、IZ*ONEに続き3つ目のグループでのデビューを迎えたSAKURAは「私にとってはこれが3回目のデビューになります。そのためより緊張もしてますが、良い姿をお見せしたいと思います。より発展した姿を見せたいと思い、デビューを頑張って準備しました」と明かし、オーディション番組「PRODUCE 48」に出演していたHUH YUNJINは「背景が違う6人のメンバーが、1つのチームとしてデビューすることができて嬉しいです。運命のように感じます。これまで努力してきたものが結果となってとても誇らしい」と胸を張った。
グループ名はパン・シヒョク総括プロデューサーが命名 HUH YUNJINは涙
LE SSERAFIMのグループ名は”IM FEARLESS”をアナグラム方式で付けられており、“世の中の視線に動揺することなく前に進む”という自己確信と強い意志を含んでいる。HUH YUNJINは「私は鳥肌が立つと涙が出るのですが、グループ名を初めて聞いた時鳥肌が立って少し涙が出ました」と告白。KAZUHAは「パン・シヒョクプロデューサーが直接つけてくれた名前なのでより意味深い」と感謝を語った。
BTSを育てたプロデューサー陣の参加に驚き「もっと頑張らなければと」
同アルバムは、HYBEの“ワールドクラス”級の制作陣が総動員し、BTSを世界的なアーティストに育て上げたパン・シヒョク総括プロデューサーがデビューアルバムを総括プロデュース。BTSのビジュアル担当のキム・ソンヒョンクリエイティブディレクターがすべてのビジュアルコンテンツを企画。先行注文数が38万枚を突破するという驚異的な記録を打ち立てた。アルバムについてSAKURAは「強くなりたい、最高になりたいという欲望に従って、誰も行ったことがない旅路を始めるLE SSERAFIMの物語を盛り込んだ」と説明。
パン総括プロデューサーからのアドバイスがあったかを聞かれると、KIM CHAEWONは「アルバムのコンセプトや歌詞は、メンバーと制作チームが話し合いをして決めたもの。パンプロデューサーからも『皆さんの話しを聞いて反映したものなので、しっかり気高く表現するといい』と教えてもらった」と明かした。
またKIM GARAMは「BTS先輩のビジュアルを担当された方が私たちのデビューアルバムを担当されると聞いて、正直本当に驚いた。もっと頑張らなければと思った」と打ち明けた。
豪華なデビューコンテンツの準備が大変ではなかったか聞かれると、KAZUHAは「アルバムトレーラーで、それぞれメンバーが踊る場面があるのですが、その振り付けはメンバーが直接作った。その経験もすごくよかったです」と話していた。
デビュー前からの関心にプレッシャーも
デビュー前からの多くの関心について、SAKURAは「プレッシャーがなかったと言えば嘘かもしれません。プレッシャーを感じながらも、一方では大きな関心にありがたいと思いました。メンバーと制作チームと話し合い、周りの視線を意識するよりは、ありのままの私たちを見せようと話しました」と言い、KAZUHAは「バレエではない他の道を選ぶことに悩みがありました。メンバーたちも各自いろいろ考えていたと思います。アルバムを企画するとき、正直に話す時間をたくさん作り、そういう考えを曲にどう盛り込むかを相談しました」と回顧。HONG EUNCHAEは「こういった考えが出るたびに、私たちはFEARLESS(怖いもの知らず)じゃん!と言いながら、もっと一生懸命に練習しました」と振り返った。
タイトル曲「FEARLESS」に込めた意味は?
タイトル曲「FEARLESS」はボールドなベースリーフとグルーブのあるリズムが調和したパンクベースのオルタナティブポップジャンルの曲で、過去にこだわらず揺らぐことなく前に進むLE SSERAFIMの力強い姿を盛り込んだ。KIM CHAEWONは「過去にこだわらず、揺るがず前に進んでいくというメッセージと、世界と妥協するよりは最強になるために頑張ろうという思いが込められています」と曲に込めた意味を説明。
パン総括プロデューサーを筆頭にプロデューサーチーム13とBTSの「Life Goes On」を作業したシンガーソングライターのBLVSH、米ポップアーティストのDestiny Rogersらが曲作業に参加しており、ユンジンは「ガイドバージョンを聴いた途端、とても良くてみんなで驚いた。ずっと聴きたくなる中毒性があってすごく良かったです。私たちの声で歌ったらどうなるかとても気になっていたのですが、マスターバージョンを聴いてとても良くてより好きになりました」とにっこり。
SAKURAは「GARAMさん、CHAEWONさん、YUNJINさんの順番で繋がる部分がとても多く、GARAMさんが優しい味、CHAEWONさんが中間味、YUNJINさんが辛口味とよく(メンバー内で)言っています」と紹介した。
ポイントダンスは「目隠しダンス」
またタイトル曲のポイントダンスについて聞かれると、KAZUHAは「サビで、手で目を覆う動作が繰り返されるのですが、歌詞と合っていて真似しやすいのでこの動作がポイントだと思う」と言い、HONG YUNJINは「メンバー同士では『目隠しダンス』と名付けました(笑)」とアピール。KIM CHAEWONとHUH EUNCHAEの2人でこの『目隠しダンス』を披露した。KIM CHAEWON&HONG YUNJIN、作詞参加に喜び
また収録曲「Blue Flame」には、KIM CHAEWONとHONG YUNJINが作詞で参加。KIM CHAEWONは「私とYUNJINさんが書いた歌詞が採用された。デビューアルバムに私たちの名前を載せることができてとても幸せです。これからも曲作りに積極的に参加したいと思うようになった」と喜んだ。YUNJINも「本当に光栄に思いました。私が書いたパートをちょうど私が歌うことになったので、レコーディングのときにとても嬉しく楽しくできました」と伝えた。先行注文数38万枚突破…SAKURAがグループチャットで伝える
先行注文数38万枚突破のニュースについては、KIM GARAMが「ニュースが出た時、最初に教えてくれたのが咲良さんだった。みんな驚いて、嬉しくて絵文字を送ったりした」と言い、SAKURAは「ニュースが出たときに、私が一番早く起きて、ニュースを確認してグループチャットにリンクを送ったり、両親に伝えたりした。ファンのみなさんに本当に感謝しています」と多くの関心に感謝した。SAKURA「レベルが違うチームとは何かを伝えられるように努力したい」
最後に意気込みを聞かれると、最年少のHUH EUNCHAEが「LE SSERAFIMは、ありのままの私たち歌とパフォーマンスで表現するグループ。わたしたちの堂々とした姿を見て、誰かが『ああなりたい』と感じていただけるなら本当に幸せです」とアピール。SAKURAは「デビューを待ってくださった全てのみなさまに本当に感謝しています。多くの方々が期待してくださった分、本当に頑張って活動し、レベルが違うチームとは何かを伝えられるように努力したいと思います」と前を向いた。
ショーケースでは「FEARLESS」「Blue Flame」の2曲をパフォーマンスし、新人と思えぬ卓越したステージで報道陣をも魅了していた。
LE SSERAFIMのデビューアルバムは同日18時に全世界同時公開。また同日20時にオン・オフラインでファンショーケースを開催する。(modelpress編集部)
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