BIGBANG、4年ぶり初4人体制の新曲解禁 “MVの意味”やリリース日に注目集まる<春夏秋冬(Still Life)>
2022.04.05 13:37
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BIGBANGが5日、4年ぶりの新曲「春夏秋冬(Still Life)」をリリース。そのミュージックビデオの内容などに多くの注目が集まっている。
BIGBANG、4年ぶり初4人体制の新曲
同曲は淡白なギターリフから始まり、感性的に盛り上がっていくスローテンポのバンドサウンド曲だ。「美しい僕らの春夏秋冬」という歌詞を通じ、過ぎた若き日々に思いを馳せながら、また巡ってくる四季への希望を表現している。4年の空白期間を経て、V.Iの脱退後初めて4人体制での楽曲となったこの曲。MVではメンバーがそれぞれ別の場所で歌い、最後まで4人が揃うことはない。メンバーは、壊れた船、骨董品の並ぶ部屋、古びた劇場などのセットにいて、思いを巡らせている。
進まなくなった船に乗っているSOLのもとには、「あなたはわたしの嘆きを踊りに変え、粗布を脱がせ、喜びを帯としてくださいました(新共同訳)」と旧約聖書のフレーズが刻まれていて、SOLはMVの最後には船を降りている。
人のいない劇場にいるG-DRAGONは、「雨が降った後、悲哀の代わりに a happy end」の歌詞の通り途中で傘を差すのをやめた。自身が大きく映ったポスターを見つめたり、BIGBANGの象徴である黄色いライトスティックが揺れる会場を眺め、彼のもとには「HAPPIER TIMES ARE COMING(より幸せな日々はやってくる)」と書かれている。
D-LITEは針を失った時計など、古びた物が置かれた部屋で、誰かの後ろ姿を見つめ、他の場所へ歩き出す。
特に、所属事務所YG Entertainmentとの専属契約を終了し、今後は個人プロジェクトを始動させることを発表したT.O.Pは、宇宙のどこか別の星から地球を眺めている。
さらに、ミュージックビデオに登場する“椅子”の数が合計で5脚であること、曲がリリースされたのが4/5とも表記できる4月5日であること、MVの最後に5本線のBIGBANGのロゴマークが現れることなどから、脱退したV.Iの存在を想起させるという声も上がっている。
韓国のみならず、世界の音楽界に影響を与える強烈な栄光の日々を過ごしたBIGBANG。兵役に伴う空白期間にはSOLの結婚、T.O.Pの麻薬使用騒動、V.Iのバーニング・サン事件発覚と脱退等、様々な波紋を呼び彼らへの世論も激動していった。
次のフェーズへ歩み出した4人の新曲は圧倒的な注目を集め、関連ワードは各国のSNSでトレンド入りを果たした。リリース後すぐに33ヶ国・地域のiTunesで1位を獲得し、新たな形で続いていくレジェンドBIGBANGのストーリーを証明している。(modelpress編集部)
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