31歳で“18歳にしか見えない”キム・テリ「二十五、二十一」高校生役違和感ゼロで注目必至<プロフィール>
2022.02.15 17:28
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Netflixシリーズ「二十五、二十一」(毎週土曜・日曜夜に1話ずつ配信/韓国ではtvNにて放送)で主演をつとめる女優キム・テリ。31歳で違和感なく女子高校生役を演じる圧倒的な表現力が話題を呼んでいる。
キム・テリ×ナム・ジュヒョク「二十五、二十一」
同作は1998年という時代を背景に、夢を奪われた若者たちのジレンマと成長を描いたヒューマンドラマ。フェンシング選手への夢を必死に追いかける少女ヒドをキム・テリが、ヒドと最悪な出会いを果たす4つ年上の青年イジンを「スタートアップ:夢の扉」のナム・ジュヒョクが演じる。
2人が初めて出会うのは、18歳と22歳のとき。ヒドは未来への希望とフェンシングへの情熱に溢れる天真爛漫な女子高生だ。
31歳で女子高生演じるキム・テリに絶賛の反響
そんなヒドを演じるのは、1990年生まれ、31歳のキム・テリ。ヒドはこれから21歳へと成長していくが、それでも実年齢より10歳以上も年下の18歳~21歳を演じるというキャスティングに放送前から注目が集まっていた。12日に第1話が配信されると、キム・テリの演技に「18歳にしか見えない」「女子高生役違和感ゼロ」「表現力がすごすぎる…」「本当は31歳って嘘でしょ?!」と大きな反響が。
その姿は、少し抜けているけどいつも必死で一生懸命、話し方はぶっきらぼうだけどイジンの心を照らす元気なヒドそのものの。
特に第1話で、失態がイジンにバレて泣きながら「恥ずかしい!!」と走っていくシーンには「破壊力すごすぎる」「さすが実力派キム・テリ様最強」「この熱演はすごい…」と話題となった。
“怪物新人”と称された超実力派キム・テリとは
大学の演劇サークルを経て、“演劇の街”大学路の劇団に入団。卒業後は演劇の世界で実力をつけながら、短編映画等にも出演し、2013年撮影の「ムニョン」で映画初主演を果たす。
「ムニョン」はインディペンデント映画として撮影されたものの、数年後“怪物新人キム・テリの初主演作”として注目を浴び、改めて2017年に劇場公開された。
長編映画デビューは、「渇き」等で知られるパク・チャヌク監督の映画「お嬢さん」(2016)。オーディション自体が注目されていた同作で主役を射止めると、作品はカンヌ国際映画祭コンペティション部門ノミネート、英国アカデミー賞最優秀外国語作品賞を受賞し、彼女も数々の映画祭で新人賞を受賞した。
前政権の圧力越え、民主化闘争を描いた「1987、ある闘いの真実」では、韓国のアカデミー賞と称される大鐘賞で主演女優賞にノミネート。翌年公開の映画「リトル・フォレスト 春夏秋冬」でも多くの映画賞で主演女優賞ノミネート・受賞を果たした。
さらに同年、「太陽の末裔」「トッケビ」等で知られるキム・ウンスク脚本家のドラマ「ミスター・サンシャイン」のヒロインに抜てき。テレビドラマ初出演にしてヒロイン役、しかもイ・ビョンホンとの歴史ロマンスという大役を堂々と演じ、この年のドラマアワードの新人賞を総なめにした。
その後はNetflix映画「スペース・スウィーパーズ」や映画「宇宙+人」などSF大作へ相次いでキャスティングされたキム・テリ。「二十五、二十一」は、銀幕女優のイメージも強い彼女が、初めてお茶の間に青春ロマンスを披露する作品としても注目を集めている。すでに、90年代のレトロな感性を活かした映像美でも反響を得ている同作。ナム・ジュヒョク演じるイジンとの凸凹コンビぶりにもキュンとするという声がすでに多数上がっており、今後の展開に期待が高まっている。(modelpress編集部)
キム・テリ(Kim Taeri)プロフィール
生年月日:1990年 4月24日出身:韓国
身長:166cm
出身校:慶熙大学校
所属事務所:マネジメントmmm
主な出演作:映画「お嬢さん」「1987、ある闘いの真実」「リトル・フォレスト 春夏秋冬」「スペース・スウィーパーズ」、ドラマ「ミスター・サンシャイン」
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