「静かなる海」“ルナ役”キム・シアが凄い ペ・ドゥナも惚れた13歳の天才子役とは?<プロフィール>
2022.01.05 14:01
昨年12月24日から配信開始したNetflixシリーズ「静かなる海」が、連日総合TOP10入り。ミステリアスなストーリーの中でひときわ異彩を放つのが、少女“ルナ”の存在だ。そのルナを演じる、主演ペ・ドゥナも絶賛の子役キム・シアとは?(※記事内に物語のネタバレを含む)
Netflix「静かなる海」カギを握る少女は…
ぺ・ドゥナ&コン・ユという豪華共演が話題の同作は、俳優チョン・ウソンが製作総指揮、「母なる証明」のパク・ウンギョが脚本を務めたSFサスペンススリラー。砂漠と化した未来の地球を舞台に、廃墟となった月面基地から謎のサンプルを回収するミッションを受けた精鋭チームの物語を描く。かつてその月面基地では、多くの研究員の命を奪った大事故が。生存者は誰一人いないはずの基地で、コン・ユ率いる探査チームの前に突如現れる生命体。人間離れした能力で探査チームを攻撃するが、その姿はなんと小さな少女だった。
凶暴な謎の少女・ルナにチームがほんろうされる中、そのルナこそが、人類の未来を左右する存在だと明らかになっていく。
天才子役キム・シアとは
キム・シアは、オーディションを勝ち抜き2018年に映画『虐待の証明』でデビュー。両親から児童虐待を受ける少女・ジウン役を演じ、デビュー作とは思えないほど繊細な演技力を披露した。
2019年3月にエジプトで開催された「第3回シャルムエルセーク・アジア・フィルム・フェスティバル」では初の主演女優賞受賞。その他多数の子役賞を受賞し絶賛された。
『虐待の証明』以降、映画『我が家(2019)』『白頭山(2019)』『クローゼット(2020)』等に相次いで出演し、映画界で頭角を現す。
2019年、KBSドラマ『パフューム』でドラマデビュー。さらに2021年、Netflixオリジナル『キングダム』のスペシャルエピソードとして公開された『キングダム:アシンの物語』で幼少期のアシン役に抜てきされた。同作では、13歳と思えぬ力強い演技と深みのあるまなざしで貫録さえ見せつけ、世界中の視聴者から注目を浴びた。
今回彼女をルナ役に起用したチェ・ハンヨン監督は「オーディションから想像力と繊細さが違うと思っていた」と太鼓判を押す。
さらに主演のぺ・ドゥナは「そばで見ているだけで、満足するシーンが多かった。すっかり惚れてしまった」と彼女の演技を絶賛。豪華キャストが集結した同作で、見事キーパーソンを務めあげたキム・シア。透明感のあるビジュアルやモデルのようなスタイルにも注目が集まっており、今後さらなる活躍が見込めそうだ。(modelpress編集部)
キム・シアプロフィール
生年月日:2008年 5月6日国籍:韓国
所属事務所:スティックストーリー
デビュー作:「虐待の証明」(2018)
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