Stray Kidsチャンビン「他人に言えないことをさらけ出すことも」辛い感情を曲にする意味<「Scars」インタビュー連載>
2021.12.05 18:00
JAPAN 2nd Single『Scars / ソリクン -Japanese ver.-』を10月13日にリリースした韓国のボーイズグループ・Stray Kids。次世代のK-POPを背負いトップへと進んでいく彼らに、“Scars=傷”にまつわるインタビュー連載で迫る。ソロインタビュー第3弾はチャンビン(Changbin)。※毎日18時/記事&動画配信予定
チャンビン「初心に戻り一生懸命頑張るというマインドをもう一度胸に刻みたいと思いました」
日本オリジナル楽曲「Scars」は、彼らがデビュー前の練習生時代から、これまで経験してきたすべてのこと…当時から重ねてきた努力や汗、その全てを“Scars=傷”として表現。既にたくさんの傷を抱えながらも、さらに大きな夢を掴む為には、今後も深く大きな傷を刻んでいかなければならない、というメンバー自身の覚悟と決意を謳った楽曲。
Stray Kids内のユニット3RACHAであるバンチャン、チャンビン、ハンが今作も作詞・作曲を手掛けた。
― なぜこのタイミングで自分たちの“傷”をテーマにした曲を作ったのですか?
チャンビン:僕たちはまだ新しい目標があり、目標を一つずつ達成しながら次の目標へ向かいますが、結果的に何かを見せる時、その過程で辛いことも必ずあると思います。その過程をうまく乗り越えて、また初心に戻り一生懸命頑張るというマインドをもう一度胸に刻みたいと思いました。
チャンビン、傷は「とにかく僕が乗り越えなければなりません」
― チャンビンさんが傷ついても進んでいける理由は?チャンビン:絆創膏を貼っているから。
― 傷は忘れて前に進む派?傷を抱えて前に進む派?
チャンビン:その傷を乗り越えるまでは抱えるタイプだと思います。乗り越えたら終わり。とにかく僕が乗り越えなければなりません。
― 人生の苦しい出来事などを力強い歌詞にされることが多いと思います。ネガティブな感情も含めて自分の音楽にすることは、チャンビンさんにとってどんな意味がありますか。
チャンビン:そのような音楽を作ると、僕自身も辛い感情や悩みが解消します。他人に言えないことを音楽としてさらけ出すこともあるし、そのような音楽をSTAY(Stray Kidsのファン)や多くの方々が聴いて共感してくれることが僕にとって大きな力となり、癒しになります。
チャンビン、自分の中で変わらない信念とは
― 自身のミックステープを制作するなどなどラッパーとしての多様な活動を見せていますが、ラッパーとして新たに挑戦してみたいことはありますか?チャンビン:レトロベースのビートにヒップホップをうまく組み合わせてみたいです。
― 「Scars」の歌詞にもあるように自分の中で変わらない信念はありますか?
チャンビン:僕はできる。
― チャンビンさんが“個人として”力の限り目ざすものは?
チャンビン:グラミーに行って、海外アーティストとコラボステージがしたいです。
JAPAN 2nd Single『Scars / ソリクン -Japanese ver.-』
JAPAN 2nd Singleには「Scars」のほか、今年8月に韓国でリリースされミリオンヒットを記録した2nd Full Album『NOEASY』のリード楽曲「Thunderous」の日本語バージョン「ソリクン -Japanese ver.-」、「Scars」「ソリクン」と同様に3RACHAが作詞・作曲を手掛けた日本オリジナル楽曲「CALL」を収録。さらにABEMAの人気恋愛番組『オオカミ』シリーズの最新作である『虹とオオカミには騙されない』の挿入歌となった「My Pace -Japanese ver.-」もBonus Trackとして収録されている。
バンチャン・チャンビン・ハンがセルフプロデュースの中心となり、自分たちの音・思いで進んでいくStray Kids。今年はサバイバル番組「KINGDOM:LEGENDARY WAR」で優勝を果たし、「Thunderous」は初の地上波音楽番組1位をグループにもたらした。同曲はグループ史上最短でMV1億回再生を突破し、『NOEASY』はJYP Entertainment所属アーティスト史上初のミリオンセラーを記録。進化を続ける彼らの歩みに目が離せない。(modelpress編集部)
チャンビン(Changbin)プロフィール
1999年8月11日生まれ。出身:韓国
ダークなトーンが魅力的なラッパーであり、プロデューサー的存在。ラップのスキル、および作詞能力も高く評価されている。
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