Stray Kids (提供写真)

Stray Kids、初の配信ファンミーティング開催 “探偵”に扮しメンバーがそれぞれの素顔暴露

2021.02.22 13:50

JYPエンターテインメントの次世代ボーイズグループ・Stray Kidsが20日、グループ初となるファンミーティング「Stray Kids 1ST #LoveSTAY “SKZ-X”」を開催。約3時間に渡って、STAY(Stray Kidsファンの呼称)と特別な時間を過ごした。

  
彼らがファンとともに過ごすのは、昨年11月に行われたワールドツアーの配信ライブ以降はじめて。この日のために準備を重ねてきた約3カ月間はかけがえないものになったよう。感動と笑い、そして癒しを届けたイベントの様子を届ける。

Stray Kids、“SKZ-X”探偵に扮し探偵力を発揮

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今回のテーマ、“探偵”に扮したStray Kidsメンバーたちひとりひとりが映し出されるオープニング映像から、舞台中央に画面が切り換わり、白トップスに身を包んだ8人が登場。羽ばたくように美しいダンスとともに「Spread My Wings」を全身で奏でる。

続いて、息がつまりそうなこの世の中を打破するラップとエモさが光るボーカルで「Voices」を歌う。そして、チャンビンのラップから始まる「TOP」で序盤のライブパートを疾走した。

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挨拶の第一声は「STEP OUT!Stray Kidsです!」とおなじみのフレーズ。「ファンミーティングがはじまる前はかなり緊張していたけど、(モニターに流れてくるSTAYの)コメントを見たら、すごく力になりました」とリーダーのバンチャンが、一息ついてほっとした様子で語る。そして、スンミンが「今日はStray Kidsではなく、“SKZ-X”の探偵となって活躍するので、みなさんも一緒に楽しんでください!」と、彼らにとって初のファンミーティングへ誘う。

画面は、ミーティングルームへ。今回のゲームは“SKZ-X”探偵に扮した8人が探偵力を発揮して様々なミッションを成功に導き、仕掛けられた時限爆弾を解除するというもの。

マナーのよい“末っ子”探偵・バンチャン、怖がり探偵のヒョンジン、キュートな四次元探偵・リノ、ギャップが魅力の探偵・チャンビン、全部の記録を残す性質の探偵スンミン、横になったまますべてを解決する探偵のハン、探偵団の幸せ・フィリックス、マイナスの手&探偵団の長兄・アイエン――という個性派ぞろいの探偵たちが気合十分で命題に挑むが、ファンにとってはニヤニヤが止まらない設定となった。今回の設定は、メンバーの実年令が逆転していて、最年長リーダーのバンチャンが他のメンバーたちに年下対応されているキュートな姿が目玉だ。

Stray Kids、“完璧なチームワーク・SKZ-X”に挑戦

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最初のミッションは“完璧なチームワーク・SKZ-X”。自分たちで設定した比率に沿うように、8人がそれぞれ設問を作っていく複雑なゲームで、チームワークか意地か、どちらかを選ぶかが試されるからこそメンバー同士のツッコミで盛り上がることが出来る。

トップバッターのヒョンジンはフィリックスに「自分はかっこいいと思っている」と質問に「YES」と答え。続いてフィリックスはバンチャンに「自分一人で髪を切ったことはある?」と質問。「YES。オーストラリアにいるとき、頭を剃った」との勇ましい答えが。

続いてバンチャンからアイエンへの質問は「毎日筋トレをしても、スンミンの肩には及ばないってことを知っている?」。うめきながら「YES」と答えるアイエン。その後は予想通り、暴露合戦のような展開になって、なんとかミッションクリア。お互いが親しくなければ飛び出さない質問によって、彼らのチームワークは見事に証明された。

2番目のクエストは“STEP OUT”。まずは指示役ひとりを除いた全員が目隠しをし、“汽車ぽっぽ”をしながら、床に書かれた文字からはみ出さずに歩ききるというもの。

ジャンケンで指示役(最後尾)はヒョンジンに決定。的確な指示で順調に歩むが、熱心さのあまり、ヒョンジンが線を踏んでしまってアウトに。二度目の挑戦でクリアした。

パート2はハードルがぐっと上がり、全員アイマスクで「Back Door」を踊ることに。出だしは好調だったが、徐々に雲行きが怪しくなる。自分の位置を見失ったバンチャンがズレると、7人もつられて混乱状態に。最後のキメポーズは等間隔で一列のはずなのに、座り込んでいる者、汽車ポッポしている者、離れ小島に立っている者がいて失敗。5回目でようやく成功した。

マニアックなクイズも全問正解

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ロックされたカバンを手に入れた8人は、絵文字で示された楽曲のタイトルをあてるクエストに挑戦してクリア。ロック解除の暗証番号“190404”をゲットしたが、この数字はメンバーにとって思い出深い数字で、「(音楽番組で)初めて1位をとった日」とスンミン明かすとハンも「僕が8分間も“うえーん”と泣いたあの日だね(笑)」とコメントした。カバンを開けると時限爆弾のカウントがスタート。時計を止めるためには、4回のクエストを成功させなければならない。

まずは“SKZ-X 探偵力クイズ”。8問中3問を正解しなければならないが、難易度はかなり高めで「バンチャンの好きなソンピョン(チュソクという韓国の祭日に食べる餅菓子のこと)は?」や「幼いごろ、ヒョンジンが挑戦したけど諦めてしまった大会の名前は?」、「フィリックスの韓国名の由来は?」、「歯の矯正が終ったばかりのアイエンが最初に食べたものは?」「ハンが生まれ変わったらなりたい生き物とは?」「チャンビンが中1のとき、特技自慢大会で披露した楽曲は?」「リノが話した自分だけの美容法とは?」「デビュー前、スンミンがボーカルの先生におススメされたあだ名は?」など。マニアックなクイズにもかかわらず、全問正解した。

続いて、STAYが投票した順位結果から質問内容を推理する、再び高難易度のクイズ。「“〇〇が一番難しそうなメンバーは?”の1位はヒョンジン、2位がハン」という質問の正解は「“品物の返品”が一番“苦手”」だった。

投票理由は「ヒョンジンは、返品をされた店員さんが傷付いてしまうことを嫌がりそうだから」とか「ハンは返しに行くのをめんどくさがりそうだから」と、メンバーの性格を熟知したSTAYのコメントに、本人たちも納得していた。

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パートチェンジをして「Get Cool」を歌うクエストでは、普段は絶対見られない緩さが新鮮となり、いよいよ最後のクエストへ。「Boxer」のエンディングで、顔を縦一列に積み上げてポーズせよ、というものではハードな作業なのに一発で成功した。

一番下にいたハンは、重くて大変なのかと思いきや、「バンチャン兄さんが、僕に気遣ってヒザを立てていてくれたんだ」と感動的な話…をしているハンに、小学生のようなイタズラをしかけては脱兎のごとく逃げ出した、リノ。こんな気の置けない関係が彼らの絆の強さなのかもしれない。

「You Can STAY」を歌い上げSTAYへ感謝を

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見事なチームワーク&推理力で爆弾を解除したメンバーたち。応援してくれたSTAYへの思いを込めて「You Can STAY」を歌い上げると、歌だけでなくそれぞれが自分の言葉でSTAYへの感謝を語るエンディング映像も。

ハンは、「頑張って過ごした日々の結果を、ようやくSTAYに見せることができました」とコメントし、「すごく楽しみながら準備したんだけど、みんなちゃんと見てくれたかな?」とリノ。

「STAYに言いたいことはたくさんあるのに、どう表現すればいいのかわからないけど…STAY、本当にありがとう。これからも僕と一生をともにできたらいいなと思います」とチャンビンが感謝を述べると、ヒョンジンは「STAYが僕たちのことで笑顔でいっぱいになる日々を過ごしてほしい」とメッセージを送った。

「今日のオンラインファンミーティングは楽しかったですか?」と問いかけたアイエンは「僕はどんな形であれ、STAYに会えてうれしかったです」と微笑み、フィリックスは「愛らしい僕たちのSTAY。一緒に癒される時間が過ごせて本当に良かった。今日という日も大事な思い出になってほしいです」と語りかけた。

「(メンバーたちと)大切な思い出を作っていっていると思って本当に幸せです。ファンミで新たな姿をお見せできたと思いますが、STAYが満足してくれたら僕も幸せです」とバンチャンがコメントし、スンミンも「いつも感謝の気持ちでいっぱいです。これからも一緒に幸せになりましょう!」と締めた。

アンコールは、メンバーそれぞれがメッセージ

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そしてアンコールステージへ。上下黒の衣装に着替えて歌うのは、今回が生パフォーマンス初披露の「Pacemaker」。“いつだって君と一緒だ”というSTAYへのメッセージを強く感じた。

息の上がった声で「今日は“爆弾の解除だけする”って聞いていたのに、こんなにたくさんのことをやるとは…」とチャンビンがぼやくも、STAYの応援コメントが続々と寄せられ、嬉しそうな表情に。バンチャンは「直接会えない日々が続いているけどSTAYが僕の側にいるし、僕たちもSTAYのそばにいるから心配しないでください」と優しい言葉を投げかけ、「オンラインステージになかなか慣れなくて…それだけSTAYに直接会いたかったみたいです」とヒョンジンが甘いメッセージを。

「昔のステージを準備していたら、懐かしい気持ちになりました。次は直接お会いしましょう!」とスンミンが挨拶すると、バンチャンが世界中のSTAYに向けて英語で挨拶。STAYに向けて英語で挨拶した後は「My Pace」MV再生回数がファンミーティング当日の朝に1億回を突破したというビッグニュースを報告し、STAYに感謝の気持ちを伝えた。

歓びに沸く中で場面がスイッチ。すると、愛らしい動物の着ぐるみを着た8人(=SKZOO)が姿を現す。愛らしい動物たちが真面目に熱唱する「God’s Menu」で、本公演は幕を閉じた。「何を選んでも五感を満足させるでしょ?」という詞の通り、最後の最後までとことん魅せてくれたのだった。

STAYの心を見事に推理した“SKZ-X”探偵団。コロナ禍でメンバーに会えない日々を送っていたSTAYが待ち望んでいたもの、その全てが詰め込まれた宝石箱のように、優しさと輝きに満ちた公演だった。(modelpress編集部)
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