「I-LAND」BTS楽曲で高難易度ステージ挑戦 注目練習生・ヒスンが圧倒
2020.07.11 09:39
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BTSが所属するBig Hit Entertainmentと『PRODUCE』シリーズを企画したCJ ENMによる、新たなサバイバルオーディション番組『I-LAND』(毎週金曜よる11時~)の第3話が、10日にABEMAにて放送。BTSの「FIRE」を課題曲とした2番目のテストが行われた。<※ネタバレあり>
I-LANDとは
Big Hit Entertainmentと、JO1 、IZ*ONEら数多くの人気グループを輩出した『PRODUCE』シリーズを企画するCJ ENMの強力な2社がタッグを組み、類を見ない壮大なスケールで行われる『I-LAND』。世界中から集まった“志願者”と呼ばれる練習生23人が、デビューをかけた熾烈なバトルを繰り広げていく。総括プロデューサーを務めるのは、“BTSの生みの親”パン・シヒョク氏。さらにスター歌手Rain(ピ)や、ラッパー兼プロデューサーのZICOといった、人気実力ともにトップクラスのメンバーがプロデューサーとして参加し、ディレクターもBTSの楽曲を手掛けてきた豪華制作陣が務める。
I-LANDとグラウンドに別れたサバイバルシステム 練習生たちの自主性を重視
今回のサバイバルプログラムは、これまでのオーディション番組よりも練習生たちの“自主性”を重視。練習生自らが一緒に活動するメンバーを選び、自身の理想的なグループを作り、世界へ羽ばたくまでに成長していくまでが、今までにないスタイルで描かれている。そして、このサバイバルに設けられているのは12人だけが入場を許される“I-LAND”と、I-LANDに入ることができなかった脱落者がトレーニングを行う“グラウンド”。I-LANDの練習生はアイランダーと呼ばれ、全てが揃った恵まれたトレーニングを行うことができる。アイランダーには数回のテストが課せられ、その結果によってグラウンドへの降格者の人数が決定。テストが終わる度に、その人数分、アイランダーとグラウンドにいる練習生(グラウンダー)を入れ替えなければならない。
I-LAND・グラウンドのメンバー入れ替わり
前回放送された最初の評価テストで、平均59点という悲惨な結果に終わってしまったアイランダーたち。I-LANDから6人を降格させなければならなくなり、アイランダーたち自身による投票で降格者が決定した。これにより、グラウンドからのI-LANDへの補充者も選定。プロデューサー、ディレクター陣の評価により選ばれた6人がI-LANDへ昇格した。
I-LAND、2番目のテストが開始
I-LANDでは2番目のテストが開始。2番目のテストのテーマは「チームワーク」。チームワークの強さを評価するテストとなるため、BTSの「FIRE」をベースに、複雑なフォーメーションのダンスブレイクや、複数人が力を合わせるアクロバットを盛り込んだパフォーマンスが課せられた。評価は前回同様に、連帯責任。個人の評価点の平均が、チーム全体の点数となる。さらに今回は、アイランダーだけでなくグラウンダーにもパフォーマンスの機会が与えられることに。I-LANDとグラウンド、それぞれがチームワークを深めながら、6日間でパフォーマンスを完成させなければならなくなった。ただし、I-LANDからの降格者がいない場合、グラウンドのステージはキャンセルとなる。
パート決めではI-LAND出身者が主導権
まずやらなくてはいけないのがパート決め。グラウンドではI-LAND出身のジェイがリーダーシップを握り、パートを決めていった。その結果、ジェイ自身が最も目立つ1番パート(センター)、その次の2番パートもI-LAND出身のニキが務めることに。一方I-LANDでは、全員で話し合いながら、推薦や立候補でパートを決定。しかし、グラウンド出身者はもともとI-LANDにいたメンバーとの実力差を気にするあまり、なかなか正直にやりたいパートを言い出せず。1番は“不足する部分がない”と言われる最強の練習生・ヒスン、2番はケイ、3番はジョンウォン…と、目立つパートは次々に元からI-LANDにいたメンバーに決定していった。
メンバー同士ですれ違いも「チームワーク」はどうなる
メンバー達は練習を進めるも、グラウンドとI-LAND両方で、新たなメンバーと元からいたメンバーの間に溝が発生。グラウンドでは、睡眠時間を削ってでも練習しないといけないというストイックなI-LAND出身者たちと、体調管理が大事だというほかメンバーの意見が食い違う。なかなか上手くダンスが揃わないグラウンダーたちに、I-LAND出身のニキは「もっと集中しないと」と思わず感情的に。言い争いになってしまう。
一方I-LANDでは、グラウンド出身者たちが、もともといたメンバーに中々馴染めず。さらにセンターのヒスンは、チーム課題と言えど個人の成績が良くなければ平均点も上がらないと言い、グループでなく個人個人で練習することを重視し始めてしまう。
プロデューサーの中間チェックで厳しい評価
「チームワーク」が課題なのにも関わらず、気持ちを1つにすることができないメンバーたち。そんな中、グラウンドとI-LANDにそれぞれプロデューサーとディレクターが中間チェックにやってくる。グラウンドを訪れたRainは、彼らのパフォーマンスを見て「お互いに顔色を伺いながらで動線のチェックもできてない」と指摘。さらに、危険だからとアクロバットに挑戦しなかったセンターのジェイを「礼儀がない」と厳しく注意した。
I-LANDにはZICOと、「FIRE」の振付師であるソン・ソンドゥク氏、同曲の作曲家であるPdogg氏が来訪。ソンドゥク氏はパフォーマンスを見て驚き、「最悪の最悪の最悪だったと思います。今何をやってるのか分からないし列も動作も合わない」と呆れ果てた様子を見せた。またヒスンが「個人にフォーカスを当てて練習しています」と説明すると「“協力”がテーマとなるこのステージで本当に見なければならないものが見えません」と厳しく言われてしまう。
Rainの指摘を素直に受け入れ、「基本的な考え方が足りていなかった」と前向きに自分を見つめ直したジェイ。
一方ヒスンもアイランダーたちを集め、もっとチームメイトが親しくなるべきだと話し合う。「こんなことを考えてるとか、ここを直してほしいとか、そういう話をできたほうが、僕たちはもっと仲良くなれると思う」と思いを打ち明けたヒスン。アイランダーたちがお互いに抱いてしまっていた誤解が溶けていく。
いよいよテスト当日 23人の運命は?
いよいよテスト当日、アイランダーは「FIRE」の衣装に身を包み、情熱的なステージを披露。Rainは「考えていたよりよかった。チームワークダンスもよかった」と高評価し、ソンドゥク氏も「表情のアピールが少しずつできるようになっている」と笑顔に。また、同曲のハイライトとなる最後のキメパートでは、ヒスンがカメラ目線で迫力のある表情を披露。ZICOは「ヒスン君の最後のあの表情が一番注目すべきポイントだったと思います」と絶賛し、「高得点を与えたい」とも。ネット上でも「ヒスンくんのエンディングの眼力に吸い込まれそうだった」「なるべくしてセンターになった子」「デビュー間違いない!」などと話題になった。ヒスンはBig Hitの練習生の中でも実力者だと一目置かれ、TOMORROW X TOGETHERの候補にも入っていた要注目のメンバーだ。
いよいよ2番目のテストの結果発表。想像以上に高い点数に驚くアイランダー達の姿が映し出された。しかし、残念ながら今回も降格者が発生。その後グラウンダーたちのステージが行われ、熱のこもったパフォーマンスでプロデューサーたちを驚かせる。はたして、アイランダーとグラウンダーの運命は?
情報:ABEMA
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