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「I-LAND」日本人・ニキがセンター抜擢 “切なすぎる結末”に反響

2020.07.04 09:50

BTSが所属するBig Hit Entertainmentと『PRODUCE』シリーズを企画したCJ ENMによる、新たなサバイバルオーディション番組『I-LAND』(毎週金曜よる11時~)の第2話が、3日にABEMAにて放送。日本人のニキがセンターを務めるも、切なすぎる結末が待ち受けていた。<※ネタバレあり>

  

I-LANDとは

Big Hit Entertainmentと、JO1 、IZ*ONEら数多くの人気グループを輩出した『PRODUCE』シリーズを企画するCJ ENMの強力な2社がタッグを組み、類を見ない壮大なスケールで行われる『I-LAND』。世界中から集まった“志願者”と呼ばれる練習生23人が、デビューをかけた熾烈なバトルを繰り広げていく。

Rain、パン・シヒョク氏、ZICO (C) CJ ENM Corporation, all rights reserved.
総括プロデューサーを務めるのは、“BTSの生みの親”パン・シヒョク氏。さらにスター歌手Rain(ピ)や、ラッパー兼プロデューサーのZICOといった、人気実力ともにトップクラスのメンバーがプロデューサーとして参加し、ディレクターもBTSの楽曲を手掛けてきた豪華制作陣が務める。

ただ、今回のサバイバルプログラムは、練習生たちの“自主性”に大きな比重を置き、今までにないスタイルで進められている。練習生自らが一緒に活動するメンバーを選び、自身の理想的なグループを作り、世界へ羽ばたくまでに成長していくまでが描かれる。


16人から12人へ 4人の練習生が“グラウンド”へ脱落

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初回では、この番組のために特別に設けられた巨大建築物I-LAND(アイランド)に集められた23人が、それぞれにパフォーマンスを披露し入場テストを実施。プロデューサー陣ではなく、練習生自らが多数決で自分たちを評価していくという斬新な方法で、16人のメンバーがアイランドへ“イン”できることとなった。“アウト”となってしまった7人は、別に用意された“グラウンド”と呼ばれる施設へ。グラウンドにいる限りデビューできる可能性はなく、なんとかアイランドへ這い上がらなければいけない。

入場テストでは16人がアイランドへ入ったが、実際にはアイランドで暮らせる練習生(アイランダー)の定員は12人と決められている。そのため、16人は、2時間以内に脱落者4人を投票で選出しなければならないことに。

最初は「どうすればいいかわからない」と戸惑うメンバーだったが、運命共同体となる12人グループを作るために、「客観的に見たときに理想的なイメージの12人を選ばないと」と自分たちが最高の力を発揮できるメンバーを皆が次第に考え始めた。

タキ(C) CJ ENM Corporation, all rights reserved.
投票の結果、ソヌ、ソンチョル、タキ、EJの脱落が決定し、4人はグラウンドに落ちることとなってしまった。特に、注目を集めたのは日本人のニキとタキ。ニキは、後輩のタキに「グラウンドに行って、アイランドに来るための努力をしたらもっと伸びる」と語り、タキを脱落者に選出。「絶対に戻ってこい」とタキを送り出した。

アイランドには練習室とステージだけでなく、食堂やジム、談話スペースや広々とした寝室が完備され、かっこいい練習着や衣装が全て用意されている。一方グラウンドは練習室と簡素な机があるだけで、練習着も真っ黒。格差を痛いほど実感するシステムになっている。

アイランドで最初のテストが開始 “連帯責任”が原則

23人の志願者たち(C) CJ ENM Corporation, all rights reserved.
アイランドでは、いよいよ最初の評価テストが始まった。今後行われる4回のテストは連帯責任を原則とすることが明かされ、12人の個人点の“平均”がチーム全体の点数となることが判明。チームの点数によって、グラウンドへの退場者の“人数”が決定する。チームの平均点が高ければ退場者は少なくて済むが、チームの平均点が低ければ、退場者が最大で6人まで増えてしまう。つまり、常に“チーム全体”がよく評価されるよう12人が努力し協力し合わなければいけない。

最初のテストは、パン・シヒョク氏が自ら手掛けたシグナルソング「Into the I-LAND」の団体パフォーマンステスト。ポジションの番号ごとに歌割りが決まっており、誰がどのポジションを担当するのかも自分たちで決めなければいけない。

センター決めで波乱

ニキ (C) CJ ENM Corporation, all rights reserved.
アイランドへの入場テストでもダンスを高く評価され、ダンスの実力に自信があるニキは「センターがやりたい」という思いをにじませる。しかし今回のサバイバルでは、個人の希望よりも、皆が上手くやりとげ平均点を上げることを優先しなければいけない。ポジション決めも「全体を見て考えたほうがいい」という話になり、推薦の結果Big Hitの練習生の中でも一目置かれていたヒスンがセンターに抜擢された。

HEESEUNG(C) CJ ENM Corporation, all rights reserved.
センターのヒスンを中心に、アイランダーたちは練習も全て自分たちだけで進めていく。練習生だけの力で、7日間でパフォーマンスを完成させなければいけない。ヒスンはメンバーたちのパフォーマンスをチェックし、チームを率いていこうとリーダーシップを握る。しかし、上に立って自分の思う通りに評価するようなヒスンのやり方に、プレッシャーを感じるメンバーも。徐々にメンバーたちは、ヒスンがセンターを張ることへの違和感をつのらせていく。

メンバーのためを思い行動していたヒスンだったが、それが裏目に。遂に話し合いとなり、ヒスンは「少しでしゃばった。僕がセンターじゃないほうがいいと思う」と提案。「みんな僕に対する不満や嫌な部分があって、それを引き受けてまでセンターを続けるのは難しい」とセンターを降りる決心をした。

日本人のニキが新センターに抜擢 歌唱力に課題も

23人の志願者たち(C) CJ ENM Corporation, all rights reserved.
その結果、同じ日本人のケイの推薦もあり、もともとやりたがっていたニキが新センターに抜擢。ヒスンは少ししかパートのないポジションになってしまい、落ち込む様子も見せた。

テスト本番まで2日となった日、Rainが練習生たちの現状をチェックしにやってくる。そこで浮き彫りになってしまったのが、ニキの歌唱力の不安定さ。ダンスはほかのメンバーからも「天才」と呼ばれるほどのニキだが、歌に関しては不足する部分も多く、Rainが見守る中で何度も音程を外してしまう。

その日、アイランドのメンバーは、ニキがセンターを続けるべきか議論。Rainの前で見せたニキの不安定な歌唱に危機感を感じるメンバーが多く、センターをヒスンに戻すべきなのではないかというムードになりニキは悔し涙を流す。しかし、本番目前でポジション変更を行う難しさもあり、複雑な思いを抱えたままテスト当日を迎えた。

いよいよテスト本番 切なすぎる結果に

運命のテスト本番、今回はプロデューサー・ディレクター陣が審査員として参加し、BTSの振り付け師として知られるソン・ソンドゥク氏の姿も。

そして、センターで登場したのはやはりニキ。12人は大掛かりなムービングステージで、全力でパフォーマンスを披露した。ニキは、ダンスは素晴らしい出来だったが、やはり途中声が不安定になり、硬い表情を見せてしまう場面も。

Rainは「先生もいない状態で、自分たちの意思で完成させたことに対しては褒めたい」としつつも、ニキに関しては「音程が不安定だったし表情にも余裕が無かった」と評価した。

その後ランダムで個人点数が明かされ、40、50点台を取ってしまう練習性も多く、平均点は59点。70点以下だったため、アイランドからは最大人数の6人を放出しなければならないこととなった。6人を選ぶのは、アイランダー本人たち。ニキは「正直僕が問題だったととても感じました。申し訳ない気持ちしかありません」と肩を落とす。果たしてグラウンドへ落ちてしまうのは誰になるのか…。

23人の志願者たち(C) CJ ENM Corporation, all rights reserved.
視聴者からは「チーム全体のことを考えてポジション決めすることが大切なんだと思わされた」「全て自分たちで進めるって本当に大変だと思う。それをやり遂げたのはすごい」「ニキ君のダンス本当にかっこよかった。これからもっと成長してほしい」「ニキくんの気持ちを思うと泣ける…連帯責任って本当に責任重大だな」「ニキくんを支えるケイくんの優しさに癒やされた」「チームとして成功しなきゃいけないのが面白い!」「過酷なルールだけどみんな応援します!」など、多くの反響が寄せられている。

情報:ABEMA
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