BTS(防弾少年団)V、“SEXY&意味深”最新映像の“考察”も話題に
2018.05.07 16:05
views
韓国の7人組ボーイズグループ・BTS(防弾少年団)は7日、18日リリースの新アルバム「LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’」の予告映像となる「Singularity(シンギュラリティ)」をグループの公式YouTubeチャンネルにて公開。世界中で大きな話題を集めている。
新作予告映像「Singularity」、Vが主人公に
メンバーのVが出演する同映像では、彼がソロ楽曲を歌うと共にシックなダンスを披露。Vの特徴的なハスキーボイスが生かされたムーディーな楽曲となっており、ハンガーポールに掛けられた女性服と抱き合うように踊るなど、色っぽい冒頭部分が印象的だ。その後映像では暗闇にいくつもの仮面が浮かんだり、Vが廃墟のような部屋で水面を見つめたりと、ダークな雰囲気が際立っていく。「僕には声がない」「その湖に僕が僕を捨てた」などの陰鬱な歌詞も切なげなムードを引き立てる。
報道によると、同曲はリーダーのRMが作詞に参加。英シンガーJorja Smithのアルバム「Project 11」をプロデュースした同国のプロデューサーCharlie J. Perryが共に作業し、Neo Soulを基盤にしたR&Bの楽曲となっている。またダンスは現在までにBTSの多くの楽曲の振り付けを担ってきた振付師Keone Madridが担当。ダンサー4人との妖艶なダンスにも注目が集まっている。
「Singularity」ワールドトレンド1位に
午前0時に同映像が公開されると、すぐに「Singularity」はTwitter上のワールドトレンドの1位に。「このSEXYさは致命的過ぎる」「テヒョン(V)の演技力が際立ってる」「楽曲も彼に合っていて素晴らしい!」「美しすぎて涙出てくる」「彼のダンスボーカルとしての魅力が最大限に出ている」「もうずっとリピートしてる!」など、反響が殺到した。メンバーも公式Twitterにて「かっこいい 僕たちのテヒョン」とコメントを残している。
さらに同動画は配信後15時間半ほどで1000万回以上の再生数を記録した。
意味深なストーリー展開…ファンの謎解きも加熱
BTSは作品を通じた壮大なストーリーテリングでも知られ、特に2014年より展開した『花様年華』シリーズから続くとされる今回の『LOVE YOURSELF』シリーズもその全体像に多くの関心が集まる。これまでBTSは各動画作品などに様々なヒントを散りばめてきており、ファンによる伏線回収も加熱。2016年からの『WINGS』シリーズではヘルマン・ヘッセによる小説「デミアン」が参考にされていたことでも知られているが、今回の「Singularity」は水面を見つめるシーンなどが含まれることから、水に映る自身の姿に惚れ込みそのまま命を失ったギリシャ神話の“ナルキッソス”の伝説からインスパイアされているのではないかという報道までされている。
そのほかファンの声によれば、「Singularity」に多く登場する“仮面”は昨年の年末音楽授賞式でのパフォーマンスの際に暗示されていたこと、また仮面から色のついた涙が流れるラストシーンとこれまでのMVとの類似性なども指摘されているようだ。
また「Singularity」という言葉の意味については、「得意性」「非凡さ」「奇妙さ」「単独性」などという訳があてられるものの、物理学や未来学上の観点でも語られる概念でもあり解釈が難しい。
18日の新アルバム発表を前に、「I NEED U」「RUN」など『花様年華』シリーズの楽曲のMVや、昨年8月に公開された『LOVE YOURSELF』シリーズのハイライトリール映像、また今年4月に公開となった「'Euphoria : Theme of LOVE YOURSELF 起 Wonder'」など、少年7人の成長ストーリーを改めてチェックしておきたい。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】