FTISLAND、ワンオクTakaとの出会い・再会・コラボの経緯を語る【モデルプレス】

FTISLAND、ワンオクTakaとの出会い・再会・コラボの経緯を語る

2015.05.15 20:29

韓国のロックバンド・FTISLANDが、4人組バンド・ONE OK ROCKのTakaとの“日韓ロックコラボ”について語った。

  

タイトル『5.....GO』に込められた想い

FTISLANDは今年、日本デビュー5周年を迎え、通算5枚目となるアルバム『5.....GO(読み方:ゴー)』を5月13日にリリース。このほど、アルバムに込められた様々な想いを告白した。

アルバムタイトル『5.....GO』の意味を尋ねると、「最初の“5”は、5周年の“5”。“.....”の点は5つあって、僕らメンバー5人を表していて、“GO”は『ずっとこれからも行くぜ!』って意味。読みは3つ併せて『ゴー』です」とイ・ホンギが語ったのに対し、チェ・ジョンフンは「聞いたとき、いいアイディアだって思ったよ」とコメント。またアルバム全体のテーマについてホンギは「春。リリースの時期も春だし、出来上がったら春っぽい感じだった。作ってるときから春の感じはしてたんだけど」と語った。

FTISLAND 5th New Album 「5.....GO」初回限定盤Aジャケット(5月13日発売)
FTISLAND 5th New Album 「5.....GO」初回限定盤Bジャケット(5月13日発売)

ワンオク・Takaと共作のリード曲「Primavera」

アルバムのリード曲であり、ワンオクのTakaとの共作した「Primavera」も「春」の意味がある。FTISLANDとONE OK ROCKとの出会いについて、ホンギは「初めて会ったのは、5年前のサマーソニック。あ、これも“5”だね(笑)。そのときは挨拶して、一緒に写真を撮っただけ。その後、Takaが韓国に遊びに来てるときに偶然、再会したの。そこから仲良くなった」と明かす。

続けて「ライブとか曲作りとか『何か一緒にやりたいね』って話はずっとしていて、それが実現した感じ。去年の冬、たまたま同じリハーサルスタジオに入っていて、僕らがONE OK ROCKのスタジオに遊びに行ったんです。その時に、『曲、作ろうぜ!』って話になったんだよね」と切り出し、楽曲は「スタジオでTakaがギターを弾いて、まず、サビのメロディができた。『続きは僕らが韓国で作る』って言ったら、Takaが『いいよ、任せる!』って。それで、韓国で作った曲をファイルで送って、相談しながら仕上げました」と共作の経緯を明かした。

また「この曲、聴くと心が落ち着く感じがするじゃないですか。内容で何か伝えるってことじゃなくて、そういう気持ちを伝えたかったんです」と告白。ちなみに、テーマは「一目ぼれ」で、ホンギは「まぁ、俺にはいろんな経験あるけど、けっこう実体験入ってるかな(笑)」と微笑んだ。

Takaとの共作曲は、アルバムにもう一曲「My Birthday」が収録されている。同曲はアンハッピーな誕生日を歌った曲だが、ホンギは「Takaの曲がすでに暗かったから(笑)。聴いた時、俺の誕生日が近くて、『誕生日の曲もいいな~』ってサムギョプサルを食べながら考えた。誕生日をテーマにした曲って、ハッピーな曲が多いじゃない?だから、こういう暗い曲も珍しくていいかなって思って。歌詞は思いついてすぐ、肉を食べながらいっきに書き上げました」と打ち明けた。

FTISLAND 5th New Album 「5.....GO」通常盤ジャケット(5月13日発売)
FTISLAND 5th New Album 「5.....GO」Primadonna盤(5月13日発売)

メンバー自作の曲が多数収録

同作は10曲中6曲がメンバーの自作曲。1曲目の「To The Light」については、「オープニングらしい曲でしょ?」とホンギが自信を見せたが、イ・ジェジンは「今までやったことのない雰囲気の曲が作りたかったんです。丁度、去年の今頃作った曲なんだけど、最初は韓国アルバムに入れようと思って、韓国語で作りました。すごく悩んでた時期だったし、曲を作ることで、答えを探そうという意味もありました」と回顧。そしてそのときの状況や悩みが、『YES or NO』に描かれているそうだ。ソン・スンヒョンは「本当はもっと、ストレートに書きたかったけど、歌詞なのでちょっと抑え目に(笑)。でも、言いたいことは言えたかな」と語った。

日本デビュー5周年での成長

日本メジャーデビューからの5年で、FTISLANDのカラーを自分たちで作れるようになったことは彼らにとっても大きなことのようだ。ジェフンは「最近は、それぞれが作る歌詞のテイストもぜんぜん違うし、メロディの個性もはっきりしてきました。各人の成長が目に見えるようになったし、自分自身の成長も感じてます」と手応えを語った。

また、「日本でこうして長く活動できてるってことが、僕らの武器になってると思います。若いうちから日本で活動させてくれた事務所にも感謝してるし、日本で活動できたことは、神様のおぼし召しだと思ってます」(チェ・ミンファン)、「やっぱり、ライブがたくさんできるのは、日本で活動してるから。日本での活動の意義は大きいです」(スンヒョン)と、それぞれが日本での5年間で感じることは大きかったことがうかがうえる。

最後に5月27日からのアリーナツアーに対してジェジンが「今回も、楽しいライブにしたいですね、夏だし!韓国語も日本語も曲が増えたし、何をやろうかな…。う~ん、まだ秘密(笑)」とお茶目に語っていた。(modelpress編集部)
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