東京D10万人動員のSHINee、次なる目標は?さらなるレベルアップを宣言【モデルプレス】

東京D10万人動員のSHINee、次なる目標は?さらなるレベルアップを宣言<インタビュー>

2015.03.19 12:10

昨年9月に3rdアルバム『I’m Your Boy』を発表し、それと同時に全国ツアー『SHINee WORLD 2014 ~I’m Your Boy~』を開催したSHINee。オンユ、ジョンヒョン、キー、ミンホ、テミンの5人が織り成す歌とダンスは、今や圧倒的なパワーと説得力を誇るまでに到達している。

  
そこからさらに進化していくSHINeeをアピールする、新たな一歩目というべきニューシングルが「Your Number」だ。「Your Number」は、これまでの彼らの楽曲とは雰囲気の違う、メロウでグルーヴィなソウル・フレイバー溢れるR&Bチューンとなっている。メンバーに、新曲のファーストインプレッションを聞いていこう(ジョンヒョンはスケジュールの都合で欠席)。

「カッコよさもあるし、スタイリッシュだし、これを上手く表現できるかな?とか、いろんなことを感じました」(オンユ)

「SHINeeはこれまでも、いろいろなジャンルの音楽をやってきたけど、みなさんが歌うには難しい曲があったと思うんです。でも、『Your Number』を初めて聴いたときは、覚えやすいメロディだし、みなさんも歌いやすいんじゃないかなって思いました」(キー)

「最初に聴いたときから、いい曲だって手応えを感じましたね。レコーディングに向けて練習をしながら、もっと上手く歌えるなと思いました」(ミンホ)

「今まで歌った音楽の中で、僕的には一番いい雰囲気の曲だと思いました。そして、みなさんに男らしくなったSHINeeを見せられるなと思いました」(テミン)


ファルセットを使いつつ力強さも秘めたボーカル、クールさを感じるラップ。歌の面で、スキルアップと大人っぽさを感じる。スムーズなメロディに乗る歌詞は、一目惚れ、恋愛の心がときめいた瞬間が描かれている。

「歌詞では、サビの“目を逸らしてまた 見つめ合って”ってところが一番好きです。主人公のときめいた気持ちがよく表現されていて、すごくいいなと思いました」(ミンホ)

「“時が止まってしまったようさ”ってところが好きです。誰もが好きなことに夢中になっているときは、時間が早く過ぎてしまったって感覚になりますよね。それを表現してるのが素敵だなと思いました」(オンユ)

「僕が歌っている“触れた肌を伝わったときめきに気づいてる Maybe...Yeah”ってところで、他のメンバーが気づいてるよって演技をするんです。ダンスと一緒に見るとより楽しいと思います」(キー)

「“難しい本もたぶん読めてしまう君だから もう僕のココロ 君は全部読んでしまった”ってところが気に入ってます。韓国ではあまりない、比喩の例えがとてもユニークだと思ったんです。しかも、歌詞に自然と溶け込んでいるのが新鮮でした。歌のトーンを調整したり、押さえたりって配分が難しかったです」(テミン)

SHINee「Your Number」(2015年3月11日発売)初回生産限定盤
今回のダンスは、曲調とシンクロした、しなやかさと切れのよさが光るものとなっている。

「振り付け師の(仲宗根)梨乃さんから、“この曲は、歌うだけじゃなくダンスも、最初から最後まで全員演技していこう”と言われたんです。表情や演技することを大事に守って、歌とダンスを心がけてパフォーマンスしました」(キー)

「今まで、演技しながら歌うことはなかったから、それが難しかったですね」(テミン)

「この曲では、ネームカードを出して相手に見せるような振りがポイントだと思います」(オンユ)

「相手の電話番号を聞くために自分のネームカードを出すんですけど、テミンがジョンヒョンのカードを取ってしまうような表現をしていたり、細かいところも見てもらえると面白いと思います」(ミンホ)

ミュージックビデオでは、ダンスシーンとともに、女性とのデートシーンがカジュアルな雰囲気で描かれているのも必見だ。そしてカップリングの「LOVE」、総勢40名というオーケストラのサウンドをバックに、広い愛をストレートに伝える、やさしく温かいメロディのミディアムチューンとなっている。スケールアップしたSHINeeの世界観を伝えるこの曲は、まさにビートルズ「All You Need Is Love(愛こそは全て)」の2015年版のようにも受け取れる。

「愛にまつわる素直な気持ちを、精いっぱい歌おうと努力しました」(オンユ)

「僕はレコーディングしたとき、コンサートのラストに歌ったらぴったりだなと考えて、感情を込めて歌いました」(テミン)

SHINee「Your Number」(2015年3月11日発売)通常盤
「バラードは何度も歌いましたけど、この曲は僕的には、2000年代のUKロック風な印象を受けたんです。聴いてるだけで、昔の思い出がよみがえるような感覚がありますね。とても歌いやすいメロディだし、一緒に歌ったり手を振ったりできる曲だと思うので、ステージで歌うのが楽しみです」(キー)

「愛をしっかり込めて歌おうと思いました。たくさんの方に聴いていただいて、コンサートで一緒に歌ってもらえたらいいなと思います」(ミンホ)

さて、SHINeeは、3月14日、15日に遂に東京ドームで2 Daysライブ『SHINee WORLD 2014 ~I’m Your Boy~ Special Edition in TOKYO DOME』(10万人動員)を開催した。昨年9月からのツアーのファイナル公演であり、東京ドームでの初ワンマンという、彼らのキャリアにおいても、とても大きな意味のあるビッグマッチであった。ドーム公演が決まった時の感想を聞いてみた。

「日本でデビューしたときからの夢だったから、いつか絶対やりたいって思っていたので、決まったときはとにかくうれしかったです。去年の9月から始まったツアーのファイナルのコンサートだから、いろんなステージを魅せて、今までで一番完璧なステージにしたいと思いました」(テミン)

「僕も、ドームでできると決まったときは、ほんとうれしかったです。最初から最後まで、みなさんが楽しんで感動できるコンサートにしたいと思いました」(ミンホ)

「僕は、最初にドームが決まったと聞いたときから、ドームのステージの上に立っている僕たちを想像してすごく楽しみに思ったし、日が経つに連れて期待はどんどん高まりました。とにかく、僕らもみなさんもワクワクするコンサートにしたいと思いました」(オンユ)

「個人的には、“遂にドームだ!”っていうよりも、正直、最初は“ほんとにできるのかな?”って不安が先にありましたが、絶対成功させるっていう気持ちでした。日本でデビューしてからの約4年間の全てをお魅せ
できたと思います」(キー)

『SHINee WORLD 2014 ~I’m Your Boy~ Special Edition in TOKYO DOME』より
心身ともにタフに成長したSHINee。東京ドームという大舞台も、彼らにとって通過点なのかもしれない。彼らはこの先、どんな目標を持っているのだろう。

「日本でまだ行ってないところもいっぱいあるので、ライブしに行きたいですね。あと、ドーム公演を2日間やれて、ちょっと欲が出て、いつか全国ドームツアーができたらいいなと思っています」(オンユ)

「僕も同じですね。全国ドームツアーができたら最高ですね」(ミンホ)

「そのためにも、5人全員がもっとレベルアップしないといけないと思いますね」(キー)

「歌やダンスはもちろんですが、日本語ももっとレベルアップして、みなさんとコミュニケーションをたくさんとりたいです」(テミン)

(modelpress編集部)
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