藤井萩花、9年ぶり写真集は「肌の質感や毛穴までリアル」“攻めた写真”に妹・藤井夏恋&兄・藤井流星も反応【独占インタビュー】
2026.11.03 10:00
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元E-girlsの藤井萩花(ふじい・しゅうか/32)が、約9年ぶりとなる「藤井萩花×長濱治 写真集『OIL』」(manpan press)を11月6日に発売。インタビューでは、先行発売ポップアップを開催した藤井に直撃し、長濱への“直談判”から始まった制作秘話や、双子の母となって変化した「強さ」への思い、写真集を見たきょうだいの反応について聞いた。【独占インタビュー】
藤井萩花×長濱治 写真集『OIL』
2017年に芸能界を引退し、2026年4月より芸能活動を再始動した藤井が約9年ぶりとなる写真集を発売。写真集のテーマは「女性の強さ」。日本写真界の巨匠・長濱治が撮影した女優・梶芽衣子の写真集に深く魅了され、“女性の強さ”を表現したいという藤井の願いから、今回のスペシャルタッグが実現した。11月1日には、全国公式発売を前に代官山 蔦屋書店にて先行発売ポップアップを開催。同イベントでは、サインや2ショット撮影を通じて、ファンと直接交流できる時間も設けられた。藤井は、完成したばかりの写真集を手に来場者を出迎え、一人ひとりと言葉を交わしながら、思い出に残るひとときを過ごした。
藤井萩花、9年ぶり写真集で気づいた“変わらないもの”
― 写真集の発売、おめでとうございます!本日は先行発売ポップアップでファンの方と交流されましたが、実際に写真集を手にした方々の反響はいかがでしたか?藤井:グループで活動していた頃も含めて、十数年応援してくださっている方々は私の好みをよく分かってくださっているので、すごく喜んでいただけました。自分が納得のいくものを作り上げられたとき、その想いに応えるようにファンの皆さんも喜んでくださるんです。「かっこいいです」と声をかけていただけて、本当に嬉しかったです。
― 約9年ぶり、そして30代最初の作品となりますが、完成した1冊をご覧になっていかがですか?
藤井:これまで自分が好きだったものや世界観を、存分に表現できたなと思います。この9年の間には、プライベートで出産を経験したりと色々なことがあって、感情の変化もありました。でも振り返ってみると「自分の好きなものって変わらないんだな」と改めて気づくきっかけにもなりました。長濱さんに素敵な写真を撮っていただけて本当に光栄ですし、ずっと大切にしていきたいと思える写真集に仕上がりました。
― 20代の頃と比べて、見せ方に変化はありましたか?
藤井:20代の頃は当時の流行もありましたし、今とは見せ方も全然違いました。こうして活動を続ける中で、よりリアルでありのままの自分を表現できるようになったこと自体が、私にとってすごく嬉しいことなんです。ありのままの自分をしっかり届けられているという意味でも、好きなことに真正面から向き合えています。長濱さんをはじめ、スタイリストさんや周りのスタッフの皆さんのおかげで成り立っている作品なので、とても意味のある1冊になりました。
ただ「かっこいい」というだけではなく、私自身がこれまで色々な作品に触れて感動したり、「こうなりたい」と憧れたりしてきた世界観が、今の自分を形作っています。男女や年齢を問わず、たくさんの方に何かを感じ取っていただけたら嬉しいです。
藤井萩花、長濱治に“直談判” 梶芽衣子の写真集に受けた衝撃
― 長濱さんとのタッグは念願だったそうですね。どのような経緯で実現したのでしょうか?藤井:長濱さんには、昔のアメリカのバイカー集団を撮った作品のような、力強くて骨太な男性的なイメージを以前から持っていました。その一方で、長濱さんが撮影された女優・梶芽衣子さんの写真集に、ものすごく衝撃を受けたんです。写真や表情から伝わってくる美しさと、女性ならではの芯の強さに圧倒されました。もともと梶芽衣子さんの出演映画が好きで写真集を手に取ったのですが、長濱さんが女性を被写体にされているのも珍しくて、印象に残っていました。
その写真集に憧れて、写真集を持って長濱さんの事務所へ直接伺い、「撮ってください」と直談判しました。そのときに写真集にサインもいただいて、今でも大切な宝物になっています。
― 実際に撮影してみて、長濱さんの印象はいかがでしたか?
藤井:最初は「すごく怖い方だったらどうしよう」と不安もあったのですが、実際はとても優しい方でした。ウエスタンブーツやミリタリーファッション、音楽など、世代が離れているのに好きなものが本当に多く共通していて。撮影中も、長濱さんがこれまで撮られてきた作品のエピソードなどをたくさん聞かせていただいて、本当に面白かったです。これまでの撮影現場とは一味違って、良い意味で肩の力を抜いて臨める現場でした。信頼するスタッフの皆さんが揃っていたからこそですが、「仕事をしている」という感覚を忘れるくらいリラックスした雰囲気でした。
― 自然体の姿をそのまま出せたということですね。
藤井:はい。ありのままの姿をそのまま切り取って、作品にしてくださったと感じています。
― 以前モデルプレスのインタビューで妊娠線について触れ、「写真集ではリアルな部分も大切にしたい」と話していました。実際の作品で、その“ありのまま”をどのように表現しましたか?
藤井:普段Instagramに投稿する写真もそうなのですが、加工やフィルターをかけるのがあまり好きではないんです。写真集の制作が決まった当初から、「完璧に作り込まれた世界観よりも、リアルな姿を見せたい」という思いは長濱さんとも完全に一致していました。なので、例えば妊娠線が写っていることやほくろの位置を気にして隠すのではなく、ありのままを表現したいとお伝えして、撮影後も長濱さんと話し合いを重ねながら進めていきました。
本当にありのままの私が写っていると思います。カラー写真もありますが、大部分がモノクロで構成されているので、陰影で肌の質感や毛穴までリアルに写っています。私自身、その質感が好きですし、別に隠したいとは思わなかったので、そのまま作品にしました。
― 人前に立つ方としては、とても潔い表現だと感じます。
藤井:人の好みにはよると思うんですけど、そういう好みに関わらず、ありのままを見せるかっこよさや美しさがあるということを表現しているので、たくさんの方に感じ取っていただけたら嬉しいです。
藤井萩花、双子の母となって変わった「強さ」
― 今回のテーマは「女性の強さ」。梶芽衣子さんの写真集から感じた“芯の強さ”にも通じるテーマですが、藤井さんが目指す女性像を教えてください。藤井:母親になった今、独身で子どもがいなかった頃とは感覚が大きく変わりました。出産を終えてから、感覚的な変化がたくさんあったと感じています。それまでは自分のために行動していたのが、今は「子どもたち2人が笑って生きていてくれれば、自分のことはどうでもいい」と自然に思えるようになりました。そう思えるようになったこと自体、今でも不思議ですし、その大切な感情を教えてくれた2人には本当に感謝しています。
自分がどう強く生きるかを考えるよりも、日々子どもたちから教えられることの方がずっと多いんです。その経験のおかげで、何かしらの強さが育っているのだと思います。以前とは違う感覚で言葉にするのは難しいのですが、2人の存在によって、人としての強さや心の強さがこれからも育まれていくのだろうなと思っています。
理想の女性像でいうと、「この人のようになりたい」という特定の誰かを一人挙げられるわけではないんです。映画のワンシーンや色々なカルチャーから感覚的にインスピレーションを受けて、その積み重ねが今の自分を形作ってきました。だからこそ具体的な理想像というよりは、写真集の出版やYouTube、Instagramでの発信など、どんな場面でも、今そして将来振り返ったときに自分に嫌気が差さない自分であり続けたいと思っています。
藤井萩花、双子の息子の感想は? 兄・藤井流星&妹・夏恋の反応も
― お子さんたちにも、いつか写真集を見てもらいたいという思いはありますか?藤井:実はもう子どもたちに見せているんです。男の子なので今は乗り物が大好きで、バイクと一緒に写っている写真を見て「クールだね」と言ってくれました。最近は日本語でしっかりおしゃべりできるようになって、コミュニケーションの幅が広がったので、写真を見ながら「これはどこで撮ったの?」と色々質問してくれます。
― 今見るのと10年後に改めて見るのとでは、受け取り方も変わりそうですね。
藤井:本当にそうですね。そのときどきの彼らの興味や好みによっても、捉え方は全然違ってくると思います。子どもたちにとって、いつまでも「かっこいいママ」であり続けたいです。そのためにも、自分の好きなものをしっかり貫いて、周りに流されずに生きていきたいと思っています。
― ほかのご家族の皆さんには、もう写真集を見てもらいましたか?
藤井:きょうだいに見てもらいました。夏恋(藤井夏恋)は今妊娠中なので頻繁には会えていないのですが、連絡はこまめに取り合っていて、さっきInstagramのストーリーズに「ワイルドだね」と投稿してくれました(笑)。偶然代官山にいたみたいで、展示のポップの写真を撮って「見たよ」と送ってくれました。
― 藤井流星さんにも見せましたか?
藤井:流星からは「あんなに攻めていてすごいね」という感想をもらいました(笑)。直接話す機会があって、「インスタで写真を見たけど、この時代にあそこまで攻めた写真を出せるのは本当にすごい」と言ってくれて。流星とは好みの感覚が近くて、私のテイスト自体がどちらかというとメンズライクな方向性ということもあり、普段からそういうカルチャーの話をよくしているんです。だからこそ、素直に「かっこいい」と感じてくれたのだと思います。
― 素敵なお話ありがとうございました。
(modelpress編集部)
藤井萩花(ふじい・しゅうか)プロフィール
1994年10月14日生まれ、大阪府出身。2010年4月にガールズユニット・Flowerのパフォーマーとして活動。2011年よりE-girlsのパフォーマー、2016年から妹・藤井夏恋とのユニット・ShuuKaRenのボーカル&パフォーマーと並行してアーティスト活動を続ける。2017年10月には頸椎椎間板ヘルニアの症状悪化のため休養を発表し、同年12月に芸能界を引退。2026年4月より芸能活動を再始動した。プライベートでは、2021年に結婚を発表し、2022年4月には双子の男児を出産。現在はファッションを中心にモデル・アーティストとして活動。また自身が立ち上げたジュエリーブランド「ROLE MODEL」(2019)、アイウェア・アパレルブランド「EL MARIACHI」(2023)、ベビー・キッズアパレルブランド「NATURAL BORN」(2024)など、幅広くプロデュース業を手掛けている。
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