モデルプレスのインタビューに応じた高橋恭平(右)野村康太(左)(C)モデルプレス

【「ブルーロック」なにわ男子・高橋恭平&野村康太インタビュー】「大好きな存在を壊してしまわないか」人気キャラへの覚悟 10キロ増量の肉体改造秘話

2026.08.04 06:00

8月7日公開の映画『ブルーロック』に出演するなにわ男子高橋恭平(たかはし・きょうへい/26)と俳優の野村康太(のむら・こうた/22)にモデルプレスがインタビュー。累計発行部数6,000万部を突破し、日本中に“エゴ”の嵐を巻き起こした人気サッカー漫画「ブルーロック」(原作:金城宗幸・ノ村優介/講談社「週刊少年マガジン」連載)を実写化した本作で、千切豹馬(ちぎり・ひょうま)役を演じる高橋と、國神錬介(くにがみ・れんすけ)役を演じる野村。初共演で深まった関係性から、役作り、肉体改造、人気キャラクターを背負うプレッシャーまでたっぷり語ってもらった。

  

人気サッカー漫画「ブルーロック」実写化

『ブルーロック』本ポスター(C)金城宗幸・ノ村優介/講談社 (C)CK WORKS
本作は、日本をサッカーワールドカップ優勝に導くストライカーを育成するため、日本フットボール連合が立ち上げた“青い監獄(ブルーロック)”プロジェクトを舞台に、全国から集められた300人の高校生FW(フォワード)たちが、生き残りをかけて熾烈なサバイバルを繰り広げる物語。「キングダム」シリーズや、「国宝」「SAKAMOTO DAYS」を手掛けるCREDEUSが制作を務め、ワールドカップイヤーである今夏に公開される。

『ブルーロック』場面写真(C)金城宗幸・ノ村優介/講談社 (C)CK WORKS
主演・潔世一を高橋文哉が演じるほか、共演には櫻井海音、高橋恭平、綱啓永、野村康太、K(&TEAM)、青木柚、西垣匠、富本惣昭、倉悠貴、東啓介、畑芽育、窪田正孝ら豪華キャストが出演する。

高橋恭平&野村康太、初共演の印象は?

高橋恭平(右)野村康太(左)(C)モデルプレス
― お二人は今回が初共演ですが、お互いの第一印象や、実際に一緒に過ごしてみて感じたことを教えてください。

野村:恭平くんとは共通の友達がいるので、共演が決まる前に実はプライベートで何度かお会いしたことがあったんです。でもその時は挨拶をするくらいで、ちゃんとお話ししたことはありませんでした。

高橋:康太が猫をかぶっていた時代です(笑)。

野村:それで『ブルーロック』の出演が決まってから、サッカー練習で一緒になって、「お久しぶりです」と挨拶したんですけど、僕は人見知りなので、それ以上は全然話せなかったです(笑)。

高橋:僕は現場で会った康太が、プライベートで会った康太と全然違って見えたので、「まだ現場に慣れていないのかな」「年齢も離れているからしょうがないか」と思いながら見ていました。最初は意外と大人しめでした(笑)。練習は康太だけ左利きの役だったので、大変だっただろうなと思います。

野村:そんな中で、恭平くんは最初の頃からすごく現場を盛り上げてくださっていました。同世代の俳優が集まっていたので、みんな最初は探り探りで、あまり声を出せていなかったんですけど、恭平くんは人一倍声を出して盛り上げようとしてくださっていたので、ありがたいな、素敵な方だなと思っていました。

― 高橋さんは、率先して現場を盛り上げようと意識されていたんですか?

『ブルーロック』場面写真(C)金城宗幸・ノ村優介/講談社 (C)CK WORKS
高橋:僕も本来はそういうキャラじゃないんですけど(笑)、気まずい空気が苦手なんですよね。最初の頃はみんなどう出ようかうかがっている感じだったので、「これはやばい、とにかく誰か声を出さんと!」と思って(笑)。まずはサッカー監修の方と仲良くなって、そこで会話のラリーをしながら、みんなが輪に入ってきてくれたらいいなって。だんだん仲良くなった人といじったりいじられたりしながら、少しずつ周りを巻き込んでいく感じでした。

― 野村さんは、打ち解けるまでに少し時間がかかるタイプですか?

野村:意識しているわけではないんですが、すごく人見知りをしてしまうので、現場では最初ものすごく静かなんです。でも一度心を開くと、ずっと喋っています(笑)。打ち解けるまでに時間がかかるタイプですね。

― 今では、お二人で一緒に遊びに行くほど仲が深まったそうですね。インスタグラムのお写真も素敵でした!

高橋:康太は、インスタもいろいろ詳しいんですよ。「タグ付けはこうした方がいいよ」とか、「こういうやり方もあるよ」とか教えてくれて。

野村:ちょこちょこ「こういう方法もあるよ」って話してます(笑)。

高橋:カフェの写真も、「こういう撮り方が盛れるよ」って教えてもらいました(笑)。


高橋恭平&野村康太、サウナに寿司…撮影を通じて深まった交流

高橋恭平(右)野村康太(左)(C)モデルプレス
― 撮影期間中や撮影後も含めて、印象に残っている交流エピソードがあれば教えてください。

野村:今となっては、ほぼ毎日連絡を取り合っています(笑)。

高橋:サウナがちょうどいい交流の場でしたね。僕と康太と綱啓永と樋口幸平の4人で遊ぶことが多くて。イニシャルが全員“K”なんですよ(笑)。恭平、康太、啓永、幸平で“4K”です。そこに&TEAMのKも入れたら“5K”になるんです(笑)。

― すごいですね!撮影が終わった今でも、皆さんで交流されているんですね。

野村:そうですね。グループLINEでもよくやりとりしていますし、撮影中もずっと一緒にいた記憶があります。

高橋:僕は撮影が始まってから、最初にご飯に行った相手が康太だったのが印象に残っています。康太と櫻井佑樹と一緒に海鮮系のお店に行って、お寿司を食べて、ちょっとお酒を飲んで。康太はそのあたりから少しずつ砕けてくれたのかなと思っています。

― ちなみに、食事のお支払いはどなたが?

野村:もちろん恭平くんです(笑)。毎回支払ってくれるんですよ。

高橋:「先輩だから払え!」って言われるので(笑)。冗談ですけどね。

野村:気持ち的には払いたいんです(笑)。本当にありがたいです。

高橋恭平&野村康太、千切&國神の役作り 10キロ増量の肉体改造も

『ブルーロック』場面写真(C)金城宗幸・ノ村優介/講談社 (C)CK WORKS
― 役作りで特に意識したことや、監督と話しながら作っていった部分を教えてください。

高橋:僕は見た目が特徴的なキャラクターで、動いていると視界に髪がかかるので、監督とも相談して、髪をかき上げたり除けたりする仕草は研究していました。千切は「お嬢」と呼ばれていることもあって、ちょっと大御所女優を意識していましたね。女優ってこういう気持ちなんや、と思いました(笑)。前半はサッカーもしないで、立っているだけ、守るだけだったこともあって、覚醒した時とのギャップは大切にしていました。

野村:僕は國神が原作でもムキムキだったので、半年で体重を10キロ近く増やしました。筋肉をつけるために週5で欠かさずジムに通って。あと國神って落ち着いていて頼りがいがある、“みんなの兄貴”、“ヒーロー”みたいな存在なので、声のトーンも普段より低めに意識していました。

― 役を作る中で、表現に迷ったり、細かく調整した部分はありましたか?

高橋:喜び方もキャラクターによって違うんですよ。千切の喜び方が國神とかぶりそうだったので、どうしようか迷っていた時期があって。國神が「シャアーッ!」なんですけど、僕も「シャー!」と言ってしまって、監督から「國神とかぶってる」とご指摘が入りました(笑)。

野村:「シャアーッ!は、國神のものなので…」みたいな(笑)。

高橋:そう(笑)。なので僕は、國神とかぶらないように、ちょっと控えめな感じにしました。

― それぞれの役作りを近くで見ていて、「らしいな」と感じたことや、印象に残っていることはありましたか?

『ブルーロック』場面写真(C)金城宗幸・ノ村優介/講談社 (C)CK WORKS
高橋:千切を演じていた時の僕、ちょっと女性っぽかったでしょ?「恭平じゃなくて、恭子?」みたいな。

野村:いやいや(笑)。でも恭平くんは現場で原作をずっと読んでいたんですよ。誰もいないところで、一人で読み込んでいる姿を見て、僕も恭平くんを見習って、原作をしっかり研究するようになりました。

高橋:まぁ、あれは普通に原作を読んでゲラゲラ笑ってただけやけどね(笑)。

野村:こうやって言ってますけど、めちゃくちゃ真剣に読んでました!

― 素敵です。体づくりもかなり大きな要素だったと思いますが、肉体改造で大変だったことはありましたか?

高橋:僕、筋トレはしなくていいと思っているタイプなので、仕事でもない限り絶対にしないんですよ(笑)。もともと筋肉がつきにくいこともわかっていたので、食べるのがしんどかったですね。普段は朝ごはんを食べないので、1日2食だったのを3食にするだけでも大変で。サラダチキンとか卵とかを食べて、タンパク質も気にしなあかんし、お菓子を食べない方がいいとか。最終的に面倒くさくなって、「カオマンガイを3食食べる」にたどり着きました(笑)。

野村:でも筋肉バキバキだったよね。

高橋:頑張りました。本当にもう筋トレはやりたくないです(笑)。でも体が変わっていくと、「このまま海に行きたいな」とは思いました。上裸で港区を歩いて、見せつけてやろうかなって(笑)。でも結局海には行けなかったので、このまま痩せ細ります(笑)。

野村:僕はもともと筋トレ好きで、週2くらいでは行っていたんですけど、國神役が決まってから週5に増やして。1日5食食べる日もありました。タンパク質も大量に摂って、お肉や魚をたくさん食べていました。あまりにしんどくて、撮影が終わった瞬間、週2すら行かなくなって0になりました。そこから3ヵ月筋トレができない状態になるくらいハードでした。

高橋:康太とプライベートで会う時、毎回コンビニ袋を持っているなと思ったら、絶対おにぎりかタンパク質が摂れるものが入ってるんですよ(笑)。「どこでも飯食うやん!」と思いました(笑)。

野村:常にご飯を持ち歩いていました(笑)。國神に近づけるために肩幅を広くしたくて、肩を重点的に鍛えていました。腕も太くなっていたので、撮影期間中の写真を見返すと、「すごいな」って自分でも思います。

高橋:ビフォーアフターを見ると、モチベーションにもなるよね。

高橋恭平&野村康太、人気キャラクターを背負った覚悟

『ブルーロック』場面写真(C)金城宗幸・ノ村優介/講談社 (C)CK WORKS
― 原作の人気キャラクターを演じるプレッシャーはありましたか?

野村:最初はすごくプレッシャーがありました。國神と僕の性格が全然違ったので、「どう演じよう」ってずっと不安で。現場でも緊張しながら演じていたんですけど、文哉くんと1対1のシーンで、僕が緊張していたら、文哉くんが茶化しながら「緊張すんなよ!」って和ませてくださって、それで助けられました。本当にみんなの力を借りて國神を演じきることができたなと思います。

高橋:僕も千切が一番好きなキャラクターだったので、オファーをいただいた時は嬉しかった反面、「好きなキャラクターだからこそ、自分は視聴者として見ていたい気持ちもあった」「大好きな存在を自分が壊してしまわないか」というプレッシャーはありました。でもできる限り研究したり、サッカー練習をしたり、しっかり準備をすることで自信をつけていきました。何より演じていて楽しかったですし、チームZのみんなともどんどん仲良くなって、本当に部活みたいな日々だったので、それがいい形で映っていたらいいなと思います。

同世代キャストと作り上げた実写版「ブルーロック」への思い

『ブルーロック』メインカット(C)金城宗幸・ノ村優介/講談社 (C)CK WORKS
― キャスト発表もお一人ずつ解禁されて大きな反響がありましたが、そうした盛り上がりをどのように感じていましたか?

高橋:康太が毎回、「恭平くん、見た?今日の解禁!」「めっちゃかっこいい!」って言ってくるんですよ(笑)。自分の解禁より人の解禁を喜ぶ、めっちゃ優しいやつなんです。

野村:毎日解禁されるのが楽しみだったんですよ(笑)。

高橋:グループLINEでも、康太が毎回最初に「この写真、めっちゃかっこいい!」ってみんなに共有してくれていました。「恭平くん、ばりかっこいい!やばい!」とか(笑)。

野村:誕生日の時も率先して祝ってましたね。本当にみんなのことが大好きなんです!

― 製作報告会では高橋文哉さんが「時代を変えられる作品」と語っていましたが、お二人は同世代キャストが集まった本作に、どんな思いで向き合っていましたか?

高橋:こんなに同世代が集まれる作品もなかなかないですし、僕自身、座長の経験も、一番年上の立場も経験してきたので、この現場では陰ながら座長を支えられたらと思っていました。これだけ大きな作品だからこそ、できるだけみんなが気負いすぎず、悔いなく自分らしいお芝居ができる空気作りは心がけていましたね。

野村:まず『ブルーロック』という原作へのリスペクトを、みんながすごく持っていました。それぞれの役への愛情も強くて、リスペクトしながらも、自分らしい役を演じていたと思います。年齢の近いみんなが集まって、高い熱量で一つの作品に向かっていたので、それが画面にもにじみ出ているんじゃないかなと思います。観てくださる方にその熱量が伝わって、「実写版『ブルーロック』も最高!」と思っていただけたら嬉しいです。

― ありがとうございました。

インタビューこぼれ話

取材冒頭、高橋さんは「どうも、King & Princeで~す!」と陽気に登場。思わぬひと言に、野村さんがすかさず「え?(笑)」とツッコミを入れ、和やかな空気のままインタビューがスタートした。

インタビュー中は、高橋さんが軽快にボケやツッコミを繰り出し、野村さんが笑いながら応じる場面が続出。テンポの良い掛け合いからも、すっかり打ち解けた2人の仲の良さが伝わってきた。

一方で、撮影現場ではそんな賑やかな空気とは打って変わって、2人とも作品に真摯に向き合うクールな表情に。和気あいあいとした素顔と、役者として作品に懸ける真剣な姿――そのギャップもまた印象的だった。(modelpress編集部)

高橋恭平(たかはし・きょうへい)プロフィール

2000年2月28日生まれ、大阪府出身。2014年11月23日より関西ジュニアとして活動開始。2018年10月より結成されたなにわ男子のメンバーに選ばれ、2021年11月12日に「初心LOVE(うぶらぶ)」でCDデビュー。主な出演作は、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(2023)、『映画 マイホームヒーロー』(2024)、日曜劇場『御上先生』(TBS、2025)、連続ドラマW-30『ストロボ・エッジ Season1/2』(WOWOW、2025)、映画『ロマンティック・キラー』(2025)、映画『山口くんはワルくない』(2026)など。

野村康太(のむら・こうた)プロフィール

2003年11月30日生まれ、東京都出身。「MEN'S NON-NO」専属モデル。2022年、『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』(日本テレビ)で俳優デビュー。主な出演作は、ドラマ『パーフェクトプロポーズ』(フジテレビ、2024)、『夫の家庭を壊すまで』(テレビ東京、2024)、『その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする』(MBS・TBS、2024)、『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS、2025)、『パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実』(カンテレ・フジテレビ系/2025)、『ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~』(テレビ東京/2025)など。現在放送の『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~ Season2』(テレビ朝日)に出演中。

スタッフクレジット

<高橋恭平>
ヘアメイク:古牧幸佳
スタイリスト:三島和也

<野村康太>
ヘアメイク:YURIA
スタイリスト:能城匠
【Not Sponsored 記事】

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