原因は自分にある。武藤潤“想像の斜め上”こだわり演出でらしさ表現「僕の中での王道」取り入れたグループの要素とは【「燕飛」インタビュー】
武藤潤(原因は自分にある。)が6月10日(水)、自身初となるソロ写真集「燕飛(えんぴ)」(SDP)を発売する。モデルプレスは、彼の“らしさ”が全開になった本作のインタビューを実施。黒帯の腕前を披露した空手シーンの撮影裏から、作品に込めたこだわりまで、見どころ満載の内容に迫った。
武藤潤、初ソロ写真集「燕飛」
本作は、武藤の“らしさ”を存分に表現するために様々なシチュエーションで撮影。圧倒的なビジュアルで魅せる王道のイケメンカットはもちろん、やんちゃな姿やナチュラルな表情、無邪気な表情、漢気あふれる姿、他にも武藤にしか表現できない個性的な姿など、武藤の魅力を楽しむことができる。また、武藤をもっと知ることができる自己分析ページや、「武藤潤検定」なども収録。“武藤潤”が全て詰まった、唯一無二の1冊となっている。武藤潤、黒帯の腕前披露
― 今作の発売が決まった時の心境を教えてください。武藤:すごく嬉しかったです。芸能活動を始めて10年くらいになるのですが、このタイミングで最初の写真集を出させていただけるということで、本当にありがたかったです。王道の写真集ではなく、僕らしさのある、ちょっとクスッと笑えるような要素もぜひ入れたいなと思って、色々と試しながら作りました。
― タイトルはどのように決めたのでしょうか?
武藤:鳥が好きという要素と関連付けて「燕飛」となっているのですが、実は空手の型の名前でもあるんです。ツバメ(燕)は人間に似ていて、戻ってくる“巣”があるんです。そこから子供たちのために飛んでいく。その“巣”が僕にとってはグループのように感じて。“ツバメが飛ぶように、頑張ってくるよ”という意味を込めて「燕飛」というタイトルにしました。
― 制作にあたって色々な準備をされたと思うのですが、1番大変だったことを教えてください。
武藤:衣装合わせが大変だったかなと思います。色々用意してくださったものを見て決めていったのですが、他のページとのバランスも想像し、完成版を頭の中で組み立てながら考えるのは初めての経験だったので、時間がかかりました。
― 体作りやビジュアル面などで準備したことはありますか?
武藤:体作りは特にしていなかったのですが、空手の技を思い出す期間が少しだけありました。最後に披露した型で、三日月蹴りから空中でクルンとひっくり返って着地するような技があるんです。その型は、僕が黒帯を取ってから次の段階に入る時に覚えたもので、ちょうどその頃にバスケ部の活動に専念することを決めて、空手を辞めてしまって。なので、この写真集でやっとその型を披露できました。
― どのように技を思い返したのでしょうか?
武藤:昔の自分が空手をしている動画を見返したり、あとはオリンピックの競技になっていた空手の型を観たり、色々な方のYouTubeを参考にしながら思い出しました。でも、練習したのは1日くらいでした(笑)。
― 鳥図鑑と空手の帯は、自前のものだとか。
武藤:撮影前の打ち合わせで「私物でもし使えそうなものがあれば」という話をさせていただいて。本当にこの写真集で使うことになるとは思っていなかったのですが、図鑑や帯を使えたのはすごく嬉しかったです。空手は10年やっていたのですが、普段は「本当か?」という顔をされることが多いので、ちゃんと「(黒帯を)持っているぞ!」というのを伝えられたのはよかったです(笑)。
写真集に込めた“武藤潤らしさ”
― 写真集の制作期間はご自身と向き合う時間になったかと思いますが、この期間に改めて発見したことはありますか?武藤:空手だったり、野鳥観察をしているところだったり、僕の好きなものがたくさん入っている写真集になったのですが、制作がスタートする前は「本当に写真集という形にできるのかな」という不安もありました。いざやってみたら、自分が思ってた以上に面白いものができたので、それが新しい発見でした。空手の型を披露する写真をページにできたのもすごく嬉しかったです。
― 武藤さんご自身が思う“武藤潤らしさ”とは何かを教えてください。
武藤:よくライブのMCなどで「想像の斜め上を行く回答が返ってくるよね」と言っていただくのですが、この写真集も1ページずつめくった時に「こう来るか!」というような、想像がしづらい形で武藤潤が皆さんの前に現れると思います(笑)。それが“武藤潤らしさ”の1つなのかなと思っています。
― 衣装やシチュエーションはご自身で選んだのでしょうか?
武藤:着ぐるみのカット以外はそうですね(笑)。絵を描いたり、空手をしたり、僕の好きなものを写真にしたいというベースがあって。表紙も「海辺で空手を披露するのはどうですか?」と提案しました。
― 絵作りに対する明確なイメージがあった?
武藤:最後はちゃんと空手の道着を着たページにしたいなと思っていました。中盤はバーベキューをしている姿とか、ちょっとラフな感じの自分も見せたいなと。物語というよりかは、全体の流れを楽しんでもらえるような構成にしたいと考えていました。特に、劇場で撮ったカットから急に着ぐるみに変わる部分は、「こうした方が面白いんじゃないかな」と考えて、提案しました。
― なぜ劇場でのカットから急に着ぐるみ姿に?
武藤:劇場でびっくりしている表情のカットがあるのですが、そのカットの後に着ぐるみになっているという流れにすることで、「映画の中の世界に入り込んじゃった!」みたいな雰囲気が伝わればいいなと思ったからです。
― 撮影中の印象的なエピソードを教えてください。
武藤:空手の道着を着て撮影したカットがあるのですが、撮影日が10月末だったので、海辺がとても寒くて。途中で雨も降ってきて、やばい!と思ったのですが、逆にそういう過酷な状況で空手を披露する方が、良い絵になるんじゃないかなと。大変ではありましたが、結果としてすごくいいものが撮れたと思っています!
武藤潤、表現の根底にグループの存在
― 王道・個性は、それぞれどのカットに表れていると思いますか?武藤:究極は新橋のビルで撮影したカットです。着ぐるみを着ながらも、表情はげんじぶっぽい無機質な雰囲気と、アンニュイな要素を入れたいなと思って撮影しました。そこは僕の中での「王道」なんです。でも、衣装と場所は個性的で独特な雰囲気もあります。王道×個性の究極のカットになっているのかなと思います。
― 根底には「原因は自分にある。」のコンセプトをこの写真集にも活かしたいという想いがあったのでしょうか?
武藤:ありました。げんじぶは今年で7年目になるのですが、武藤潤という人間を作り上げてもらった場所です。僕の印象も、きっとげんじぶから来ているものが多いと思うので、その要素は入れたいなと思っていました。着ぐるみ姿もですが、森の中でスーツを着ているカットなども、げんじぶっぽさを感じられる仕上がりになっていると思います。特に僕が好きなのは、着ぐるみのカットの表情です。「これを着て、そんな表情ができるんだ!」と思ってもらえるような、インパクトのあるカットになっていると思います!
― “静止画”という形で表現するにあたり、普段のパフォーマンスが表現として活きた点はありますか?
武藤:僕たちのグループは、楽曲に特徴があるんです。曲調に高低差があるというか、同じアーティストが歌っているとは思えないくらい、それぞれ違った良さがあります。ライブではその曲に合わせて表情を変えなければいけないので、そこで培った表情の表現力の幅というものが、今回の写真集でも活かされたのではないかと思っています。
「武藤潤検定」高得点を取りそうなメンバーは?
― 完成した写真集の感想を教えてください。武藤:やれることは全部やれたと思える写真集になりました。最後の方には「武藤潤検定」という、僕のことをどれくらい知っているかを試せる企画もあるので、それも楽しみながら1ページずつめくって、全体の流れを楽しんでもらえたら嬉しいです。皆さんが知っている武藤潤要素も、新たな武藤潤の一面もきっと見つかるんじゃないかなと思っています。
― 「武藤潤検定」の問題はご自身で考えた?
武藤:自分で考えました!
― 難易度はどれくらいでしょうか?
武藤:結構難しいとは思うのですが、ずっと応援してくださっている方はもちろん、最近ありがたいことにお仕事が増えてきて、そこでよく披露している特技なども問題にしているので、見てくれている人には伝わる内容になっていると思います。あとは「武藤潤ならこうするだろうな」という印象を信じて、回答していただいても当たるんじゃないかなと思います(笑)。昔のグループ活動の動画なども見返して、正解してほしいです!
― 特に正解してほしい問題は?
武藤:食べ物や飲み物に関する問題は、正解してもらえると嬉しいです!
― ちなみにメンバーの中で1番高得点を取りそうなのは?
武藤:う〜ん。僕のことをみんなよく理解してくれているので…意外と年齢が近い大倉空人や小泉光咲あたりは、僕への理解度が高いんじゃないかなと思います(笑)。
― 出来上がった写真集を、誰かにプレゼントするとしたら?
武藤:まずは親に渡したいです。鳥の図鑑も黒帯もそうなのですが、用意するのは僕1人の力では難しくて、親に「これどこにあるか覚えてる?」と連絡をして手伝ってもらって。僕も今年で25歳になりますし、親にはまず1番に渡して見てもらいたいです。
― どんな反応があると思いますか?
武藤:「歳取ったね」みたいな感じで言われるんじゃないですかね(笑)。「大人になったね」って言われたいです。
武藤潤、空手武器にアクションにも意欲
― 6月下旬から初のアリーナツアーもスタートしますが、どのようなツアーになりそうですか?武藤:僕たちグループにとっては初のアリーナツアーになります。色々と構成を考えているのですが、ファンの皆さんには“物語”をぜひ楽しんでいただきたいです!
― 今回、初のソロ写真集を発売しますが、これからさらに羽ばたきたい、挑戦したい分野はありますか?
武藤:空手の型をこの写真集で披露できたので、アクションのような動きのあるお仕事にも、ぜひ挑戦したいです!
武藤潤の夢を叶える秘訣
― 最後に、夢を追いかけている読者に向けて、武藤さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。武藤:夢にたどり着くまでの過程で、いくつか小さな目標を立てて、「今の自分は何を変えるべきか」を考えることから始めるのをおすすめします。一見目標とは少し離れているように見えて、実は繋がっているものってあると思うんです。例えば「メイクが上手くなりたいな」という目標があったとしたら、色彩学を学んでみる。そういったアプローチが夢に繋がることもあると思うので、視野を広く持って周りをよく見ながら目標を立てる。それが自分の力にもなるし、楽しい冒険にもなるので、ロールプレイングゲームのような感覚で、夢を叶えてほしいです!
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
【ヘアメイク】石川ユウキ(Three PEACE)
【スタイリスト】井田正明 Masaaki Ida
武藤潤写真集「燕飛」(SDP)
2026年6月10日(水)発売
武藤潤(むとう・じゅん)プロフィール
2001年8月18日生まれ、東京都出身。ダンスボーカルグループ・原因は自分にある。のメンバーとして活動中。2025年11月に、ぴあアリーナMMにてワンマンライブを実施。2026年6月より、グループ初のアリーナツアー「ARENA TOUR 2026 仮ノ現」を開催する。俳優として、東海テレビ「さくらの親子丼」(2017)、日本テレビ「anone」(2018)、映画「泣くな赤鬼」(2019)、映画「ゆとりですがなにか インターナショナル」(2023)など数々の話題作に出演。MBSドラマ特区「ふったらどしゃぶり」(2025)ではW主演を務め話題を呼んだ。最近では舞台「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE II」(2026)に出演するなど、注目を集めている。もっと詳しくみる
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