【独占インタビュー前編】高橋成美、ミラノ五輪“神解説”前に乃木坂46川崎桜にこぼした本音 互いの印象の変化明かす「みんな好きになっちゃう」「懐いてくれて」
元フィギュアスケーターの高橋成美(たかはし・なるみ/34)と乃木坂46の川崎桜(かわさき・さくら/23)にモデルプレスが独占インタビュー。前編では、「全日本フィギュア直前!【サクラ座】~川崎桜とレジェンドが贈る名演技劇場~」(※「崎」は正式には「たつさき」/フジテレビ系/2025年12月放送)で共演を果たした2人に、お互いの印象の変化や、「ミラノ・コルティナ五輪」(2026年)フィギュアスケート競技で話題となった高橋の“神解説”などについて語ってもらった。【インタビュー前編】
高橋成美&川崎桜「サクラ座」で共演
「全日本フィギュアスケート選手権2025」(12月開催/フジテレビ系で中継)を目前に迎えたタイミングで放送された本番組。2012年に日本ペア初となる銅メダルを獲得した高橋と、10年間のフィギュアスケート経験を持つ川崎がタッグを組み、これまでの感動の瞬間を振り返った。高橋成美&川崎桜、お互いの印象
― お2人はいつぶりの再会ですか?高橋:何ヶ月かぶりだよね!
川崎:2~3か月ぶりですかね?
高橋:うん!
― 今日会ってすぐにハグをされていて、仲の良さがすごく伝わってきました!
高橋:桜ちゃんの心をオープンしたくなるんです。
川崎:優しい!この間「全日本フィギュア直前!【サクラ座】~川﨑桜とレジェンドが贈る名演技劇場~」で共演させていただいたときも、私がすごく緊張していたのを多分感じてくださって、ずっとハグしてくれていたんです。
高橋:違うよ!ハグしたかったから!
川崎:とにかく優しいんですよ!
高橋:桜ちゃんだからだよ!
川崎:ありがとうございます!私は初対面の方には緊張してしまうことが多いのですが、成美さんはすごく引き出してくださるので、私もたくさんお話したくなります。
― 番組で共演される前後でお互いの印象はどのように変わりましたか?
高橋:最初に会ったのが、桜ちゃんが試合のオープニングでスケートを披露する日だったのでバタバタしていて、あまり会話ができる環境ではなくて。スケートをやっていたことは聞いていたのですが、“アイドル”という印象が強かったので、そのオープニングを見て、スケートの質の高さに驚きました。スケートが上手い子に悪い子はいないから「完璧じゃん!」と思って。
川崎:優しい(笑)!
高橋:そこから時を経て、やっと話せたら、すごく打ち解けて懐いてくれて、「可愛いな」と思っています。
川崎:嬉しいです!
― 仲良くなったきっかけは?
川崎:元々の予定が変更になって、急遽2人で番組をやることになったんです。私がMCを任せていただいて、そこで成美さんがすごく助けてくださったこともあって、「2人で頑張ろうね」となって、一気に距離が縮まりました。
高橋:確かに!あそこのタイミングだね。
― 川崎さんは高橋さんの印象の変化はいかがですか?
川崎:私からするとテレビでずっと観ていた存在だったので、リスペクトの気持ちがすごくて、なかなか自分から話せませんでした。
高橋:嘘でしょ(笑)!?
川崎:私もスケートをやっていたからこそ「高橋成美選手だ」という気持ちでしたが、お話してみたらバラエティ番組で見る成美さんそのままで。「これはみんな好きになっちゃうはずだ」というくらい、人の心にストレートに入れるというすごい才能をお持ちなんです。
高橋:えー!
川崎:とにかく優しくて、とにかくすごいんです!
― 高橋さんは川崎さんの緊張を感じていましたか?
高橋:私にも緊張してくれていたと思うし、オープニングでスケートをすることへの緊張もあったと思います。私自身もこれまでずっとスケートをやってきたけど、例えば何かの番組でスケートを披露するとなると、試合のときとは違う緊張感があって。でもその緊張感はそれだけ練習に打ち込んできた証拠。打ち込んでいない人はそれなりの緊張で済むのですが、頑張れば頑張るほど、結果を出したいからすごく緊張する。桜ちゃんを見ていたら、それくらいの緊張を感じました。その姿を見てからは、会話はまだしていなかったけど、勝手に“アイドル”から“スケート仲間”だと思うようになって、次に会ったときに急に距離が縮まった!
川崎:嬉しい。泣いちゃう。
高橋成美&川崎桜の共通点
― フィギュアスケート以外の共通点も教えてください。川崎:恐れ多くて…。
高橋:こっちの台詞だよ(笑)!
川崎:(笑)。恐れ多いのですが、好きなものに一直線というところが少し一緒なのかなと思いました。
高橋:うんうん!一直線!
― 高橋さんが感じる共通点は?
高橋:さっき話したことと被ってしまうのですが、スケートに対する思いが似ているなって。スケートは舞台やライブとはまた違った独特な緊張感があるのですが、桜ちゃんの緊張がスケーターらしすぎたので、そこで「一緒だ」と思って共通点を感じました。
― 川崎さんは10年間フィギュアスケートに打ち込まれていましたが、その経験が乃木坂46としての活動にどのように活きていますか?
川崎:すごくたくさんあります!まず1つは根性がついたなと思っていて。スケートは跳べるようになるまですごく時間がかかるので、毎日ジャンプの練習をしては転んで、全身痣だらけになる日々だったんです。それでもすぐ立ち上がらないと次の人のジャンプの邪魔になってしまうし、またすぐに跳ばないとジャンプをするタイミングがなくなってしまう。そういう気持ちでずっと練習していたので、自然と根性がつきました。
高橋:わかる!
川崎:あとは、とにかく毎朝早くから練習があって、学校終わりも放課後と夜に2回練習をするという生活で、スケートしかしてこなかったので、1つのものに打ち込む力がつきましたし、表現することが好きになりました。
― 高橋さんはそんな川崎さんを見ていて、緊張の仕方以外にも「スケーター譲りだな」と思うことはありますか?
高橋:桜ちゃんが話していた根性の部分は大きいなと思います。ほかのスポーツでもそうかもしれないのですが、スケートはできないところからスタートが当たり前。ほかの世界だとできることを探すという文化もあって、それはそれで良いところがあると思いますが、最初はできないことが当たり前というスケートで培った根性はなかなかめげないし、できるまでやり続けるということが体に染みついています。話を聞いていても「根性があるな」と思いました!
川崎:嬉しいです。泣きそうです。
川崎桜、高橋成美の“神解説”を観て感じたこと
― 「ミラノ・コルティナ五輪」では、高橋さんの“神解説”がすごく話題になっていましたね!川崎:すごかったー!ペア競技を知らない方もたくさんいると思いますが、そういう方にもすごく響く解説だったし、成美さんの感情がそのまま伝わってきました。スケートをあまり知らない方も、成美さんの解説があったからより楽しめたのかなと思います。共演させていただいたときに「解説難しい」と仰っていたのに、そこからまたさらに伝わる表現をされていて、本当にすごい!
高橋:わー!嬉しい!
川崎:きっと本番までにさらにいろいろ勉強されて、「ここはこういう言葉を使ったら、もっと視聴者のみなさんに伝わりやすい」などということも考えられているからこそ、あの“神解説”が生まれたんだなと思いました。
高橋:素直に嬉しいです!本当に桜ちゃんが話してくれた通りで、共演したタイミングではまだ解説に不安があって。これまで7年間くらい解説をさせていただきましたが、オリンピックで現地から解説をするというのは初めてでしたし、歴史的快挙の可能性も高かったので、もし私の解説でミスがあって、せっかくの“りくりゅう”(※三浦璃来選手&木原龍一選手のペア名)の金メダルの瞬間というパーフェクトなものを汚すようなことになったら…というプレッシャーもあって。
でもそこで不安に負けずに、自信を持てるまでいろいろなペアの解説を研究して、たくさん勉強したんです。あとは一緒に解説をした町田樹くんがすごく研究熱心で、資料をたくさん作って準備をしていたので、その姿を近くで見てすごく刺激を受けました。頑張ったことがこうやって評価されて、桜ちゃんにも褒めてもらえて嬉しいです。
― 高橋さんが本番に向けてしっかり準備したからこその“神解説”だったんですね!
高橋:私は事前にしっかり準備をする派なので、本番は準備してきたものを出すだけなんです。そうするようになったのは、自分もスケートをやっていたときに、用意された解説よりも、その場で感じたことを言葉にしてくれる方が嬉しいと感じたから。スケーターはびっくりするくらい準備をして、本番はそのときの自分の全てを出し切ります。それを事前に準備した言葉で解説されると傷つくと思うので、私も準備はしっかりしますが、本番はスケーターと同じく全身全霊で、そのときの熱量を大事にしようという信念でやっています。
― 元ペアの木原選手の解説をされていたことにも反響が寄せられていましたね!
高橋:私は金メダルを懸けたプレッシャーは経験したことがないのですが、それでも計り知れない緊張感やプレッシャーはわかるので、そこでも物応じしない木原選手と三浦選手に尊敬の気持ちが大きかったです。日本を背負った状態でもあそこまで出し切れる精神力に自然と解説の言葉も乗っていきました。
★後編では、それぞれの世界で自分の色を出す大切さや、フィギュアスケート引退を決断できた理由について語ってもらった。
(modelpress編集部)
高橋成美(たかはし・なるみ)プロフィール
1992年1月15日生まれ、千葉県出身。「全日本選手権」(2008年~2014年)で優勝するなど、10代の頃からフィギュアスケート界を牽引。「世界選手権」(2012年)では日本ペア初となる銅メダルを獲得し、華々しい功績を残した。2018年3月に現役を引退すると、コーチングや解説者、タレントとしても活躍。2021年にはJOC理事に最年少で就任し、任期を経て、2023年からはJOC評議員・JOCアスリート委員・日本オリンピアンズ協会(OAJ)理事に就任した。近年ではバラエティ番組にも出演し、活躍の幅を広げている。川崎桜(かわさき・さくら)プロフィール
2003年4月17日生まれ。おひつじ座。身長155cm。2022年に5期生として乃木坂46に加入すると、同年12月には5期生楽曲「17分間」で初のセンターに抜擢された。その後、2023年3月に32ndシングル「人は夢を二度見る」で初の選抜入り。以降、多数のシングルで選抜入りを果たし、グループを引っ張る存在に。さらにアイドルとしての活動以外にも、10年間のフィギュアスケート経験を活かし、「世界フィギュアスケート選手権」(フジテレビ系)でスペシャルサポーターを務めるなど、活躍の幅を広げている。2026年3月には立教大学文学部文学科英米文学専修を卒業したことを発表した。もっと詳しくみる
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