モデルプレスのインタビューに応じた菅原茉椰(C)モデルプレス

菅原茉椰「SKE48という名前に助けられていた」タレント転身後の率直な心境・現状に葛藤 アイドル時代の経験糧に挑戦続ける日々語る【モデルプレスインタビュー】

2026.02.28 10:00

約10年間在籍したSKE48を2025年8月に卒業し、同年11月からアソビシステムに所属して新しいスタートを切った菅原茉椰(すがわら・まや/26)にインタビュー。アイドル時代の武器を活かせていると感じることやソロ活動での葛藤などについて語ってもらった。

  

菅原茉椰、アイドル時代と変化したこと

菅原茉椰(C)モデルプレス
― 約10年間所属したグループを離れるというのはすごく大きな決断だったと思います。次のステージに進んだ今の率直なお気持ちを教えてください。

菅原:新しく1人でやっていくようになって、やっぱり難しいなというのが第一にあります。でも難しいなと思う分、今までSKE48にいて大人数だったからできなかったけど、1人だからこそできるということもあって。難しいと感じつつも新しいことに挑戦できているのがとてもありがたいなと思うので、楽しい日々を送っています。

― SKE48をご卒業されてアイドルからタレントに転身されましたが、気持ちや意識の変化はありましたか?

菅原:今まではSKE48という肩書きがあって、アイドルという面にすごく助けられていたなと思います。卒業してからは1人で注目されることの方が多くなって、自分自身の実力をもっと身につけていかないといけないなと葛藤することが増えました。でも自分を見つめ直す時間にもなっているので、良い時間ですし、日々いろいろな考えを持ちながら過ごしています。

― アイドルに助けられていたと感じるのはどのような場面ですか?

菅原:「アイドルだから」と許されることもやっぱりタレントになったら通用しないですし、アイドルという大きなブランドやSKE48という名前に助けられていたんだなと思いました。タレントになって「菅原茉椰って誰?」となる方がほとんどだと思いますが、今までは「SKE48」と言ったら「あー!」とグループ名で知ってくださっている方が多かったので、そこがすごく違うなと。自分の名前だけで売れていけたら嬉しいです。

菅原茉椰(C)モデルプレス
― アソビシステムさんは個性を大切にされている事務所ですが、菅原さんの名前をさらに広げていくために大切にしたい個性を教えてください。

菅原:「すごくギャップがあるね」とよく言っていただけます。写真などではクールっぽく見えるみたいなのですが、実際に話すとおバカっぽいみたいで(笑)。常に見てくださっている方でないとそのギャップは伝わらないかもしれないですが、ラジオやテレビ番組に出させていただいたときにも「イメージが変わった」と言っていただくことがあるので、SNSの時代にすごく特化しているアソビシステムで、事務所の方と一緒にそこを強めていきたいです。

菅原茉椰、仕事で人見知りが出ない理由

菅原茉椰(C)モデルプレス
― 2025年11月からはアソビシステム所属後初のレギュラー出演となるラジオ番組『60TRY部』(ラジオ日本/毎週火曜&水曜18時~)に出演されています。生放送という対応力が必要な仕事に挑戦して、成長に繋がっているなと感じることを教えてください。

菅原:いろいろな方と一緒に担当させていただいていて、パーソナリティの方への受け答えがしっかりできていないと生放送はどうにもならないお仕事だなと感じます。ありがたいことに3時間という長い時間の生放送なので、みなさんが聞いていて飽きないために、自分自身が疲れて勢いをなくすことがないように心がけています。

― ラジオは話すと周りを楽しい気持ちにできる菅原さんの魅力が活かせる場ですね!

菅原:素が出しやすいです!ななめ45°の土谷隼人さんなど、日替わりで一緒にやってくださっている方もすごく話しやすくて、私の性格も受け入れて楽しんでくれているのかなと感じさせてくださいますし、ゲストとして初めて出させていただいてからもう少しで2年なのですが、レギュラーにもなれて、たくさん呼んでいただいたおかげですごく素を出せています。

― 挑戦してみたい企画はありますか?

菅原:もっと自分の趣味の話をしていきたいです。11月くらいから東京に引っ越してきたので、東京の情報を伝えたり、東京に染まっていく自分の話もできたりしたら良いかな(笑)。あとは地元が宮城なので、宮城のこともこれから番組で発信していきたいです。

― 東京、宮城、そしてSKE48時代に生活していた名古屋の3拠点が菅原さんの思い出の地ですね!

菅原:そうですね!今まで10年間名古屋で活動してきたので、また名古屋でもお仕事ができたら良いなと思います。1人のタレントとしてSKE48とまたお仕事をするということを目標にしているので、それを叶えるためにも名古屋や東海地方にまた行きたい!でもそれに限らず、呼んでいただけるお仕事は何でもやっていきたいなと思っているので、全国に行けたら嬉しいです。

菅原茉椰(C)モデルプレス
― 現在は主に2拠点でご活躍されていますが、アイドル時代に培った武器が多拠点でのお仕事に活かされていますか?

菅原:それでこそアイドルは一目会ったときに好かれる方がファンの方も増えると思いますし、アイドルは特にファンの方ありきで成り立っていたお仕事だなと感じるので、アイドルをやっていて身についた力が今のお仕事でもすごく出ているなと思います。初めて会った方にも「どうにか好かれたい」という気持ちが出ているのか、お仕事のときは意外と人見知りしなくて。でもプライベートになるとどうしても人見知りが出てしまって何も話せないんです(笑)。

― 好印象を持ってもらうために意識していることはありますか?

菅原:実際に好かれているかはわからないのですが、私自身は話しかけられたらすごく嬉しいなと思うので、お仕事のときなどになるべく話しかけるようにしています。本当は人見知りなので、プライベートでは口を閉じてニコニコしているみたいな感じなのですが…(笑)。友達と一緒にご飯に行ったときに、友達の友達が近くにいて会うこともあるじゃないですか。そのときに初対面の方だとニコニコするだけになってしまって、友達に後から「人見知りが出ていたね(笑)」とよく言われます(笑)。

菅原茉椰の悲しみを乗り越えた方法

菅原茉椰(C)モデルプレス
― 多拠点での活動の大変な部分と楽しい部分を教えてください。

菅原:学生時代からずっと名古屋にいたのでその地に慣れすぎてしまって、また拠点を移して東京でやっていくというのは地理や路線など、覚えることが多くて大変です。電車がとにかく難しすぎる!

あとは拠点を変えて1人になったので、自分自身を見つめ直す時間が増えました。アイドルのときはあまり自分自身と向き合う時間がなかったけど、1人で東京に来たら自分の現状について考える日々が増えました。私はネガティブなので休みで家にいるときに「みんなが働いているのに自分は何をしているんだ」と考えたり、趣味もないのにだからといって探しにも行かず「わかっているのに行動できない自分何なんだろう」と思ったりすることもあって…。

でも東京に来たからこそ会えている方たちがたくさんいるので、いろいろな方からお話を聞いて刺激をもらえているのはすごく良いことだなと感じます。今はいろいろなお仕事をしつつ、知らない場所に自分で行って「今仕事しているんだ」と実感し、東京で出会った方たちのお話を聞くのがすごく楽しいです。

― 自分の現状に悩んだときはいつもどのように乗り越えていますか?

菅原:ネガティブな考えを友達に話して「また頑張るか!」と切り替えていて。あとはお散歩もすごく良いです!地理の勉強にもなりますし、ラジオでご一緒している土谷さんから“東京散歩本”みたいなものをいただいたので、それを見ながら今度お散歩しようと思っています。今まで東京に来ていたときはお仕事のためだけに来ていたのであまり歩くことはなかったので散歩して頭の中を空っぽにしています。

― 10年間の活動で壁にぶつかった瞬間もありましたか?

菅原:壁にぶつかる瞬間は何回もあったので、何をお話したら良いのだろうと思うくらい。SKE48は大人数のグループだったので、比べなくて良いのに自分でほかのメンバーと比べてしまったり、周りに比べられたりして、勝手に自信をなくして悩むことが多かったです。お友達に相談することもありましたが、むしろそういうときは気分を下げられるところまで下げて、とにかくどん底に落ちて、あとは上がっていくだけという状態にしていました。お家でとことん泣いて涙活をして、1人でああだこうだ言って、美味しいものや好きなものを食べて発散して暗い気持ちを終わらせていました。

菅原茉椰の夢を叶える秘訣

菅原茉椰(C)モデルプレス
― 約10年間のアイドル活動の中で今も糧になっている経験はありますか?

菅原: SKE48のメンバーが自分の中ではすごく糧になっています。どん底のときや辛いときがあっても、一緒に分かち合える仲間がいたから10年間もやってこられたし、当時のファンの方や今も応援してくださる方ももちろん大事ですが、やっぱり身近に一緒に頑張ってくれる人がいなかったらアイドルもやれていなかったです。今、SKE48のメンバーとまた一緒にお仕事をしたいという夢が見つかったのもメンバーのおかげですし、本当にSKE48というグループがあってくれて良かったなと思います。

アソビシステムに入って名古屋の関係者の方に挨拶をしたり、友達にたまにいじられたりしたときに「SKE48との関係は良好なの?」と聞かれることもありますが、本当に円満退社させていただいて、SKE48も株式会社ゼストも今の私の夢を応援してくださっています。その応援がなかったらこの事務所にも入れていなかったので、本当にSKE48に感謝していて、これからもきっとSKE48を目標にして頑張っていくのだろうなと思います。

菅原茉椰(C)モデルプレス
― モデルプレス読者には夢を追いかけている方もたくさんいます。そういった方に向けて菅原さんの夢を叶える秘訣を教えてください。

菅原:自分的には言霊は本当にあるなと思います。今までの活動を通して口に出すことで叶ったことがすごく多いなと感じたので、その夢を誰かに必ずしも伝える必要はないと思いますが、口に出してみるとより明確に目標に向かって突っ走れると思います。夢はみんな言わないだけで何かしら持っていると思いますし、どんな夢を持っていてもすごく素晴らしいです。自分だけの人生なので楽しんで、言霊を信じて負けずに頑張ってほしいなと思います。

取材こぼれ話

菅原茉椰(C)モデルプレス
― 東京、宮城、名古屋それぞれの思い出の場所を教えてください。

菅原:東京ではまだ思い出の場所を作っている最中なのですが、名古屋はホルモン焼肉のお店がすごく自分の中で思い出です。名古屋にしかないお店なのですが、SKE48のメンバーと頑張った後によくご飯行っていた場所で、何も気にせずみんなでいっぱい食べて、お話してというのが、すごく自分にとって楽しい時間で。みんなで「これからどうしていったら良いのだろう」などの熱い話もたくさんしましたし、泣いたこともあったので印象に残っています。しかもすごく美味しいんです!前までホルモンは少し苦手だったのですが、あるメンバーが連れて行ってくれて「ホルモンってこんなに美味しかったの!?」とびっくりするくらい美味しくて、自分の食の好みも変えてくれました。名古屋に行ったらまたメンバーと行けたら良いなと思っています。

宮城は最近中学生ぶりくらいに行った仙台市天文台がすごく楽しかったです。プラネタリウムがすごく綺麗で、星の説明などもしていただいて「大人になってもこんなに楽しい場所あるんだ」と思ったり、「自分がいるところってちっぽけだな」と感じたり、いろいろ考えられる時間でした。プラネタリウム以外にもいろいろなものがあって、時間があったらまた行ってちゃんとゆっくり見たいです。

小学校の頃に出会った友達と一緒に行ったのですが、小学生の頃も絶対一緒に行っているのに何十年経った今でも一緒に行けているのがすごく感慨深くて。成長するにつれて大学の友達や会社の同僚などと交流することが増えていくと思うのですが、今でも変わらず小学校からの友達とこんなに仲良くできていることがすごく嬉しいことだなと思いました。子どもっぽいのですが2人で一緒に光る宇宙人のストラップを買って、大人になってはいるけど、やっていることが昔と変わらなくて、一生青春を続けられる友達がいるのもすごくありがたいです。その日から空を見るのも楽しくなって、東京でもプラネタリウムに行きたいなと思うようになったので、良い趣味が見つかったかなと思っています。

― 菅原さんは年間100杯食べるほどのラーメン好きですが、抜群のスタイルをキープしている方法を教えてください。

菅原:インスタント麺を食べることも多くて、SKE48を辞めてから少し太ってしまったので、散歩が好きということもあり、毎日1万歩歩くようにしています。あとは脂肪や糖分の吸収を抑えるような飲料水と酵素がキープ術だと思っています(笑)。これも言霊ではないですが「飲んだら痩せる」と思い混むことで効きやすくなるらしいので、思い込んで飲んでいます(笑)。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

菅原茉椰(すがわら・まや)プロフィール

2000年1月10日生まれ、宮城県出身。2015年にSKE48に加入し、芸能活動をスタートさせた。2016年には同グループの19thシングル「チキンLINE」で初の選抜入り、2018年には54thシングル「NO WAY MAN」でAKB48の表題曲初の選抜入りを果たすなど合計12作品で選抜メンバーとして活躍。2018年の1st写真集「シャッターチャンス」(白夜書房)に続き、2025年には2nd写真集「Opportunity」(白夜書房)を発売した。同年には「SKE48菅原茉椰ソロライブ~あの日の続き~」を開催し、8月31日に約10年間在籍したSKE48を卒業。11月からはアソビシステムに所属し、「60TRY部」にレギュラー出演するなど、活躍の幅を広げている。2026年5月からはWキャストで主演を務める舞台「紅哭-KURENAI-」の東京・愛知公演に出演。殺陣にも挑戦し、新境地を見せる。
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