モデルプレスのインタビューに応じた畑芽育(C)モデルプレス

畑芽育、橋本環奈との共演・芸歴22年目での再会・一人暮らしスタート…2025年は「変化の大きい年だった」2026年の展望語る【モデルプレスインタビューVol.1】

2026.01.01 17:00

【「2026年モデルプレスヒット予測」女優部門・畑芽育インタビューVol.1】

幼少期からキャリアを重ね、恋愛映画初ヒロインを務めた「なのに、千輝くんが甘すぎる。」(2023年)での確かな演技力と圧倒的な透明感で一躍話題を呼んで以降、注目度を加速させる畑芽育(はた・めい/23)。2025年はテレビ朝日系ドラマ「天久鷹央の推理カルテ」、NHK BSプレミアムドラマ「終活シェアハウス」、映画&MBS・TBSドラマ「君がトクベツ」などで幅広い演技を見せたほか、バラエティ・ラジオでも存在感を示した。Vol.1となる本記事では「変化の大きい年だった」という2025年を振り返ってもらった。(インタビュー全3回の1回目)

  

畑芽育「変化の大きい年だった」2025年振り返る

― 今回「ヒット予測」女優部門の1位に選出させていただきました。子役から長く活躍されていますが、ブレイクを実感した瞬間はありますか?

畑:こうしてモデルプレスさんの「ヒット予測」や「国民の妹」ランキングなどにランクインさせていただいたり、作品の舞台挨拶や公式の会見が記事になったりして自分の名前を見ると「こんなふうに取り上げていただけるまでの場所に来たんだな」と感じます。2025年は家族にも「芽育のことニュースで見たよ」「情報番組で見たよ」と言ってもらうことがすごく多かったので、世間の方々に少しずつ名前や顔を知っていただいているのだなと思うようになりました。

― 2025年はドラマ「天久鷹央の推理カルテ」(4月~6月)、「終活シェアハウス」(10月~12月)、映画&ドラマ「君がトクベツ」(6月/9月~11月)、 映画「事故物件ゾク 恐い間取り」(7月)などさまざまな作品に出演されていましたが、この1年はご自身にとってどんな1年でしたか?

畑:いろいろな作品を経験させていただいたのでバタバタとしていましたが、忙しさや作品へのプレッシャー、緊張感以上に、全ての現場を楽しむことができて、笑顔溢れる1年でした。それぞれの作品で自分の見せ場を作っていただいたので、いろいろな一面を見せられていたらいいなと思います。一人暮らしを始めて環境が変わり、プライベートでも変化の大きい年だったので、自分自身の価値観や経験値にも変化がありました。

― お仕事でお忙しい中、一人暮らしも始められたんですね。大変ではなかったですか?

畑:とても大変でしたが、親元を離れて暮らすことへの憧れもありました。2025年の4月で新卒1年目になる年でもありましたし、いろいろな環境が整って、そろそろ一人暮らしをしてもいいのかなと。まだまだ奮闘中で大変なことも多いですが、1歩ずつ自立していけたらいいなと思っています。

畑芽育、橋本環奈は“お姉さんのような存在”

― さまざまな作品にご出演されていましたが、特に念願が叶った共演者や監督さんはいますか?

畑:「天久鷹央の推理カルテ」で共演させていただいた橋本環奈さんは、私が小さい頃からテレビで活躍されていた方なので、ご一緒できたのはすごく楽しい時間でした。バラエティ番組などを拝見して、ハツラツとしたチャーミングなお人柄だろうなという印象を受けていたのですが、実際お会いしてみてもテレビで見ていたままでした。プライベートでもすごく良くしてくださっていますし、温かい、お姉さんのような存在ができて嬉しいです。また、中学2年生のときに「99.9-刑事専門弁護士-」(TBS系/2016年)でご一緒した木村ひさし監督とも「天久鷹央の推理カルテ」で久しぶりに再会することができました。「99.9」のときとはまた違った、成長した私を見せたいという思いもあったので、監督が少しでも「お芝居頑張っているな」と思ってくださっていたら嬉しいです。

20歳を超えてから、子役時代や学生時代にお会いしていた監督さんやスタッフさんと再会する機会がとても多くなり、「終活シェアハウス」でも「女子高生の無駄遣い」(テレビ朝日系/2020年)のときにご一緒したスタッフさんとお会いできました。そうやって長く活動してきたからこそ、お世話になった大好きな方々に再会できる喜びを感じられた1年でした。

― 木村監督からはなにか言葉を受けましたか?

畑:木村さんはあまり多くは語らない方なので、久しぶりにお会いしてもなにか特別な会話があったわけではないのですが、現場で木村さんなりの愛情を感じる瞬間はありました。例えば、いきなり「アドリブでこれ言ってほしい」「こういった動きをしてほしい」とお願いされることがあったのですが、オーダーが増えるたびに、コメディチックなお芝居の演出に関して信用してくださっているのだなと感じていました。

― 「天久鷹央の推理カルテ」はコメディタッチの医療ドラマでしたが、橋本さんのお芝居に刺激を受けたことはありますか?

畑:とんでもないセリフ量で、医療ドラマならではの専門用語も信じられないぐらい出てきたのですが、いつも完璧にこなしていたのでさすがだなと思いました。環奈ちゃんは現場ではずっと元気でいらっしゃったので、いつ台本を覚えて、いつ寝ているのだろう?と不思議でした。木村さんの独特な演出のオーダーにもしっかりと応えて、周りのスタッフさんたちからも愛されるキャラクターで、どこをとっても完璧な方でした。

プライベートでは、2人きりでご飯に行かせていただいたこともありますし、お仕事面だけではなく、普段から何かと気にかけてくれる姉御肌な方です。

「君がトクベツ」畑芽育、少女漫画原作3作目で試行錯誤

― さまざまな作品に出演された中で、特に悩んだ役柄や作品はありましたか?

畑:2023年に「なのに、千輝くんが甘すぎる。」、2024年に「うちの弟どもがすみません」に出演させていただき、「君がトクベツ」は少女漫画原作に携わるのが3作品目でした。今までの作品を見て「この役を畑芽育に」と選んでいただいた部分もあったと思うのですが、これまでとは違う面白さや私にしかできない主人公・さほ子のキャラクターを作れないかとたくさん試行錯誤して取り組んだ作品でした。

― 人気漫画が原作というのは難しい部分もありますか?

畑:そうですね。ただ、原作があるとヒントにもなりますし、原作者の方が思い描くものと脚本とを照らし合わせながら、いかにそれを自分の中に落とし込めるかという作業がとてもワクワクしますね。

― 悩みながらもたくさん乗り越えてこられた畑さんですが、自身の成長を実感した瞬間はありますか?

畑:成長と言っていいのかはわかりませんが、監督の独特な演出やこだわっている部分を、自分の中で噛み砕いて演技に落とし込む作業が上手くできるようになったと感じることが増えました。ここ数年はポップなテイストやコメディチックな作品が多かったので、全部が似たり寄ったりになってしまわないようにしように考えていました。それぞれの現場の温度感やテンポ感を拾ってお芝居することに慣れるスピードが速くなったと思います。2.3ヶ月ごとに現場が変わっていったり、バタバタしているときは複数の作品を同時進行で撮ったりすることもあり、頭の中がしっちゃかめっちゃかになってしまいそうな瞬間でも、その時々で上手くスイッチの切り替えができていたなと思います。

― スイッチの切り替えは、どのようにされているのですか?

畑:意識してやっているというよりは、現場で周りの皆さんの顔を見たりお話したりする中で自然に「こっちの現場ではこういう段取りで進んでいくよな」と体が勝手に反応している感じです。

畑芽育、2026年への予感「ガラッと雰囲気が変わっていく」

― 主演を務めることも増えたと思いますが、畑さん自身の現場での立ち振る舞いにも変化はありましたか?

畑:立ち振る舞いはあまり変わっていないかもしれないですね。主演を務めさせていただくときは、なるべく周りの共演者の方々と積極的にコミュニケーションを取っていこう、スタッフさんの名前を覚えられるように徹底してみよう、という思いはありますが、それは昔から変わらない気持ちでもあります。W主演を務めた「終活シェアハウス」では大先輩方とご一緒する時間が長かったので、先輩方の現場での過ごし方などをたくさん観察させていただき、勉強になる時間が多かったです。

― 共演者や監督からの言葉で、「自信に繋がった一言」や「考え方が変わった一言」があればお聞かせください。

畑:「終活シェアハウス」でご一緒した城桧吏くんからクランクアップのときにいただいたお手紙に「芽育さんのことが憧れの役者さんになりました」とあって、憧れられるようなことをしたつもりはなかったのですが、その言葉はすごく嬉しかったし、近くにいた同年代の役者さんにそんなふうに思ってもらえたのなら、いい立ち振る舞いができていたのかなという自信にも繋がりました。

― 妹らしい役柄から本格的なヒロインまで、幅広く演じられてきましたが、ここ数年でご自身が演じる役柄の変化は感じていますか?

畑:振り返ってみると、いろいろやっているなと感じますね。様々な役をいただいてきましたが、これからは取り組んできた作品を観て、「この役をこの人にやってもらいたい」とキャスティングしていただくこともあると思います。そういう期待を込めたキャスティングのさらに上を行くパフォーマンスができるようになりたいと思っていて、今はこれまでの変化というより“ここからさらに”という気持ちの方が強いです。2026年の方が、もっとガラッと雰囲気が変わっていくのではないかなと思います。

― 2026年はさらに変わっていきそうというのは、どういった予感なのでしょうか?

畑:今撮っているものや、まだ解禁されていない作品で、今まで見てもらっていた私のキャラクター像とは少し印象が変わったようなものがあるということも理由の一つです。また、2025年は「コメディだから」「ポップなテイストだから」と型にハマるのではなく、その中でもバリエーションを増やしていくことを学び、鍛えてきた1年だったので、2026年以降はそれをさらに活かしたことができるのではないかという期待も込めて、そう思っています。

★Vol.2に続く――

(modelpress編集部)

PHOTO:赤英路

畑芽育(はた・めい)プロフィール

2002年4月10日生まれ、東京都出身。幼少期からキャリアを重ね、2023年3月公開の映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」でヒロインを務めると確かな演技力と圧倒的な透明感で、一躍話題に。近年の主な出演作は、テレビ東京系「パティスリーMON」(2024年)、TBS系ドラマ「9ボーダー」(2024年)、日本テレビ系ドラマ「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」(2024年)、映画「うちの弟どもがすみません」(2024年)など。2025年はテレビ朝日系ドラマ「天久鷹央の推理カルテ」、NHKプレミアムドラマ「終活シェアハウス」、映画&MBS・TBSドラマ「君がトクベツ」、映画「事故物件ゾク 恐い間取り」に出演した。
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