モデルプレスのインタビューに応じた松村沙友理、白洲迅(C)モデルプレス

白洲迅、夫婦役演じた松村沙友理を“より知りたいと思えた”理由 久々再会で驚き「びっくりですよ」【「今日もふたり、スキップで」インタビュー】

2025.10.03 07:00

Leminoにて10月4日深夜24:40から配信開始されるドラマ「今日もふたり、スキップで」でW主演を務める俳優の松村沙友理(まつむら・さゆり)と白洲迅(しらす・じん)にモデルプレスがインタビュー。初共演で夫婦役を演じる2人に役作りで意識したことや、自然な距離感を演じるための裏側について語ってもらった。

  

松村沙友理&白洲迅W主演「今日もふたり、スキップで」

松村沙友理、白洲迅「今日もふたり、スキップで」(C)NTT DOCOMO, INC
本作は、X(旧Twitter)で支持を集めた“超共感型エッセイ”を原案に、平凡な毎日に潜む 「なんかいい」瞬間を丁寧にすくい取った“共感型夫婦ストーリー”。一緒にストレッチをしたり、お気に入りのトレーナーを取り合ったり、2人で夜道を散歩したり、平凡で幸せな夫婦生活をユーモアたっぷりに描き、観る者に「結婚って“なんかいい”」「こういうこと“あるある“」と思わせるような30分×全10話のオリジナルドラマとなっている。

白洲迅、松村沙友理と距離を縮めるために意識したことは?

松村沙友理、白洲迅(C)モデルプレス
― 本作へ出演が決まった際の心境や原作・脚本への印象を教えてください。

松村:作品を初めて読んだとき、大きな事件が起こるわけではないけれど、日常の何気ないことが幸せだと気づかせてくれる素敵な作品だと感じました。この空気感をどう表現すればいいのか、撮影に入る前はあんまり見えていなくて、少し不安な部分もありました。でも、撮影を重ねるうちに、どんどんその空気感が掴めるようになり、「なんかいいな」「こういうことなんだ」と感じる瞬間が増えていきましたし、原作の雰囲気を撮影しながら実感することができたと思います。

― 具体的にどの部分に「なんかいい」と感じましたか?

松村:家の帰り道でばったり会う場面がとても素敵だと思って、何も起きない日常を切り取ったあの雰囲気に「なんかいいな」と感じました。

― 白洲さんはいかがですか?

白洲:まず、作品を読ませていただいて、率直に「やりたいな」と思いました。松村さんもおっしゃっていましたが、大きな出来事は特に起こらないです。だからこそ、すごく共感できるなって思ったし、読めば読むほど心が癒されていきます。作品のキーワードが「なんかいい」なのですが、ぜひ見ていただく方にもそう感じていただけたら嬉しいです。今の時代、何でも言語化した方がいいという流れもありますが、その言葉にできないフィーリングや、感じ取る部分を大事にしている作品なんじゃないかなと思います。だからこそ言葉にしなくても共感できるし、僕らも力を抜いてリラックスして演じさせてもらいました。そういう気持ちで見てもらえたらいいなと思っています。

― 2人の自然な夫婦の姿が印象的だったのですが、役作りの際に意識していたことや、2人で自然な空気感を出すために話し合ったことなどありますか?

白洲:喋ったかな…?結構人見知りだよね(笑)。

松村:そうみたいです(笑)。どの現場でも、絶対に言われるんですよ!

白洲:実はこのインタビューで久々にお会いしたのですが、リセットされている気がする…。ずっと外を見ていてびっくりですよ!

松村:えへへ(笑)。

白洲:撮影期間はこの壁を何とか崩そうと思って、どうでもいい話ばかりしていました!主に食べ物の話ばっかりしていたけど(笑)。初めて会った読み合わせの日に「敬語やめましょう」とお話ししたんですけど、そこも中々難しくて1日終えるとリセットされてしまって…。もちろん日々リセットされていましたが、少しずつ心の距離は縮まっているのを感じていました。

松村:私、現場とかで100%の確率で「人見知りだよね?」って言われるんです!

白洲:でも認めないんです!

松村:そう!私はそこまで人見知りをしているつもりはなくて…でも100%言われるんです。だから私は多分人見知りなのかな(笑)。でも、私が人見知りしているわけじゃなく、他の人があまり人見知りしないだけじゃないかな。話が逸れちゃったのですが、本当にこんな何気ない話をずっとしていました。

松村沙友理、白洲迅「今日もふたり、スキップで」(C)NTT DOCOMO, INC
― 撮影を経て距離が縮まった感覚はありましたか?

白洲:こういう松村さんだからこそ、より知りたいと思えました。

松村:ありがとうございます!

白洲:こっちから能動的に動かせてもらいましたね。この作品は、どちらかというと夫の方が妻のことをわかりやすく好きな表現をするので、そのバランス感がすごく作品に生きたと思います。

松村沙友理&白洲迅、互いの第一印象は?

松村沙友理(C)モデルプレス
― お2人は今回が初共演とのことですが、お互いの第一印象を教えてください。

松村:私の友人で白洲さんと共演している方がとても多くて、みんな「白洲さんめっちゃいい人だよ」とお話ししていたんですよ!でも、いい人と思って実際に会ってみて、そうでもないときがあったらちょっと嫌じゃないですか。なので、少しハードルを下げてお会いしたのですが、ハードル上がっていても乗り越えるくらい素敵な方だと思いました。

― 具体的にどんな部分が?

松村:私に対して何かというより、現場での他の人への気遣いが素敵だと思いました!雰囲気作りとかもそうですし、お話ししていて、すごいいい人だなと感じました。

白洲迅(C)モデルプレス
― 白洲さんはいかがですか?

白洲:初めましてですけど、もちろんテレビとかいろんなメディアで活躍されているのを観ていて、やっぱり“さゆりんご”という印象が強かったです。だから、テンションが高いとか、明るいというイメージが勝手にあったんですよね。最初にお会いしたとき、事前に人見知りという情報は聞いていたので、それを踏まえても、思ったよりテンションが高くなくて驚きました。実際僕も人見知りだし、いろんな心配をしながら、最初不安な思いで接していたのですが、“さゆりんご”としての姿も人見知りな姿も含めて全て彼女なんだなと今は思っています。普段からそんなにハイテンションで喋るわけではないのも松村さんだし…と思ったら急に「きゅるるん」とも言うんですよ(笑)。「あぁ、この姿が全部素なんだ」って思った時に、ちゃんと最初から素を出してくれる変わらない人だなと思いました。同じで申し訳ないですけど、僕も日頃はローテンションなタイプなので、2人で話している時は、周りの人からは僕達の会話が聞き取れないんじゃないかなと思います(笑)。

松村沙友理&白洲迅、互いに刺激受けたこと告白

松村沙友理、白洲迅「今日もふたり、スキップで」(C)NTT DOCOMO, INC
― お2人は同い年ですが、同年代の俳優としてお互いに刺激を受けたことはありましたか?

松村:本当になんでも器用にされる方なんですよ。

白洲:そんなことないですよ!

松村:本当にすごいなと思っています。実はデビューの年も芸歴も一緒なんです!私はアイドルをずっとやっていて、最近は女優業にも挑戦させていただいているんですけど、私がこれまで歩んできた年月と同じくらいの時間を第一線で俳優として活躍されている方って、こんなに表現のテクニックをたくさん持っているのだと感じました。あと、監督から「こういう風にやってみて」と指示をいただいたとき、その表現を理解することが出来なくて、白洲さんに一度やっていただいたことを真似して演じたことがありました。でもそれって同い年だから出来たことだと思っていて、先輩や後輩だと言いづらいのでアドバイスなどが聞きやすかったです。

白洲:僕はいろんなジャンルで活躍されている松村さんのほうが器用だなと思います。とても頭が良い方で、どこか透けているんですよね。ふんわりとしたキャラクターなんですけど、ちゃんと先を見て全部発言していますし、頭の回転が早いと思います。

松村:全然そんなことないです!今年からインテリキャラ始めようかな~?

松村沙友理&白洲迅の「夢を叶える秘訣」

松村沙友理、白洲迅(C)モデルプレス
― モデルプレス読者の中には、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そんな読者に向けて、第一線でご活躍されてきたお2人の「夢を叶える秘訣」を教えてください。

松村:人に夢を語ることや、実際に行動することは、すごく大変だと思います。無理に行動しなくても、心の中で夢を忘れず、少しずつ意識しているだけで、いつの間にか叶う気がします。

白洲:僕はまず、夢を持っている時点で既に素晴らしいと思います。拍手を送りたいくらいです。でも、もしまだ夢を持っていなくても、なんとなくこうなりたいとか、そういう願望があるのであれば、それを細かく細分化して、まずは近場でできることから始めてみることだと思います。小さな目標を立てて、1つずつクリアしていけば、きっとその夢に近づいていけるんじゃないかな。

― 素敵なお話をありがとうございました!

(modelpress編集部)

松村沙友理、白洲迅(C)モデルプレス

松村沙友理(まつむら・さゆり)プロフィール

松村沙友理(C)モデルプレス
1992年8月27日生まれ、大阪府出身。乃木坂46の中心的メンバーとして約10年間活動し、2021年にグループを卒業。現在は女優・モデルと幅広く活躍。近年の主な出演作は、映画「賭ケグルイ」シリーズ(2019・2021年)、ドラマ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(2022年)、FOD「ショジョ恋。」(2023年)、関西テレビ系ドラマ「極限夫婦」(2024年)、テレビ東京系ドラマ「やぶさかではございません」(2025年)などの話題作に多数出演している。

白洲迅(しらす・じん)プロフィール

白洲迅(C)モデルプレス
1992年11月1日生まれ、東京都出身。2010年「第22回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」への応募をきっかけに芸能界入り。舞台「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」で俳優デビューを果たした。近年の主な出演作は、日本テレビ系ドラマ「大病院占拠」(2023年)、NHK大河ドラマ「どうする家康」(2023年)、フジテレビ系「ギークス/GEEKS」(2024年)、日本テレビ系ドラマ「恋は闇」(2025年)など。10月より放送のテレビ朝日系「パパと親父のウチご飯」、ABCテレビ・テレビ朝日系「すべての恋が終わるとしても」にも出演している。
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