フジ月10“圧倒的透明感”話題の南琴奈、反響実感する瞬間 主演・磯村勇斗の存在語る【「僕達はまだその星の校則を知らない」インタビュー】
カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」(毎週月曜22時~)に出演する南琴奈(みなみ・ことな/19)にモデルプレスがインタビュー。透明感あふれる演技で放送開始直後から大きな反響を呼んでいる彼女に、役作りの方法や共演者とのエピソード、夢を叶える秘訣などを語ってもらった。
南琴奈「僕達はまだその星の校則を知らない」反響に喜び
本作は独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公・白鳥健治(磯村勇斗)が、少子化による共学化で揺れる私立高校にスクールロイヤー(学校弁護士)として派遣されることになり、法律や校則では簡単に解決できない若者たちの青春に向き合っていく学園ヒューマンドラマ。地上波連続ドラマで初のレギュラー出演となる南は「すごく嬉しかったです。学園ドラマも初めてで、母が『いつか出てほしい』と言っていて、1番喜んでくれました!」と出演が決まった当初を振り返る。南が演じる斎藤瑞穂は3年梅組・生徒会副会長。凛々しくてかっこいいと後輩女子からの人気が高い役どころだ。「キャラクター的には、喋り方に癖があるわけでもなく、私自身の話し方に似た部分もありました。でも副会長という役柄なので、みんなの前に立つときはハキハキと話すことは意識しました。それ以外は撮影を重ねていくうちに、自然と『こうやって喋るんだろうな』『こう歩くんだろうな』と感じながら役を作り上げていきました」。
自身と斎藤の性格はあまり似てないとのこと。しかし、共感できる部分もあるという。「例えば第1話。斎藤がパンツスタイルの制服を着て登校したシーンで『ただ履いてみたかったから履いただけ』という感じとか。それに関して何か言われるようであれば、行動して訂正するよりも、自分の心を休めるところとか。境界線なくボーダーレスな考え方にも共感します」。
第1話から存在感を放っていた南。SNSでも「透明感がすごい」「引き込まれる演技」などと話題になった。「母はリアルタイムで観てくれて、すぐに感想をくれました。『すごく綺麗に撮ってもらえて良かったね』『生徒会長との掛け合いも可愛かった』と言ってくれました。ほかの現場でも、仲の良いヘアメイクさんが『観てるよ!』と言ってくださったり、友達からも連絡をもらったり。こうやってリアルタイムで反応をもらうのが初めてだったので、とても嬉しかったです」と微笑んだ。
南琴奈、磯村勇斗の存在に安心感
南にとって主演の磯村は、安心できる存在だという。「本当に優しいです。私たちがふざけてゲームをしている時も入ってきてくださって、フランクに話してくださりました。10話にかけて感情が揺さぶられるシーンがあって、1話とはまた違った感情表現をしないといけないときに『できるかな?』と少し不安になりましたが、磯村さんが前にいてくださると、すごく安心しました。斎藤という役から見ても、健治さんがいてくれることで、こういう気持ちになったんじゃないかと感じました」。磯村との印象深いシーンは夏合宿の模様が描かれた第5話。「私が磯村さんに少し友達っぽく飴をぶつけるシーンがあったのですが、最初はどこまでやっていいのかわからず、遠慮がちだったんです。そしたら、磯村さんが『どんどんやっちゃって!面白いね!』と言ってくださって。すごく楽しく撮影できました」。
本作のヒロインで、3年桜組の担任・幸田珠々を演じる堀田真由からは強い“パワー”を感じたそう。「真由さんは、いつもニコニコと笑顔で挨拶をしてくださり、その笑顔に毎回癒されていました。真由さんがいることで、現場の空気も穏やかになり、すごくパワーを持った方だと感じました」と“真由さん”という呼び名からも2人の距離が縮まったのが伝わってくる。
生徒役には南のほか、10人の次世代キャストが抜擢された。同世代キャストとの共演について「本当にみんな仲が良いです!思ったことを口にするタイプの子が多いので、だからこそなんでも言い合うことができたと思います。最年少は撮影当時15歳の高校1年生の子なのですが、普段あまり年下の子と関わることがないので、見ていて可愛いなと思っていました(笑)。演技のことについて深く話し合うというよりかは、物語が進むにつれて自然と仲良くなりました」と切磋琢磨しながら、リアルな学校生活のように仲も深まったようだ。
南琴奈、10話の見どころは?
10話では、斎藤が大麻所持の疑いで逮捕されるシーンが描かれる。苦戦した部分について「1話から10話にかけて、斎藤の周りに起きる出来事がガラッと変わるので、私も台本をいただいた時は驚きました。今まで斎藤が普通に生きていたら経験しないような、予期せぬことがスピーディーに起きて。心情の変化を表現するのは難しかったです」と語る。再び斎藤にフォーカスが当たる10話の見どころは、鑑別所でのシーンだという。「急に学校にも行けなくなって、鑑別所に入れられて。斎藤はすごく怖かっただろうなと。鑑別所の資料を見て『どんな気持ちになるんだろう』と本番ギリギリまで考えていました。健治さんとの面会のシーンがあるのですが、そこはすごく頑張ったので、観ていただきたいです」。
南琴奈の悲しみを乗り越える方法
登場人物たちの悩みや葛藤も描かれる本作。19歳というフレッシュな彼女に、自身の「悲しみを乗り越えたエピソード」を聞くと、達観した回答が返ってきた。「私は悲しみを乗り越えるというよりは、通り過ぎるのを待つ感じです。仕事で上手くいかなかった時に、後悔し続けても仕方がないと気づきました。どうしても考えてしまうときは、そのまま考え続ける。そしたら、だんだん飽きてきます。どんな自分も受け止める。過去は変えられないので、今を考えることが大事だと思います」。南琴奈の夢を叶える秘訣
南は小学6年生の頃にスカウトされたことがきっかけで芸能界入り。「絶対に入りたいという気持ちはなかったですが、いとこのお姉ちゃんから貸してもらったファッション雑誌を見たり、お洋服が好きだったりしたので、芸能界に少し憧れはありました」。当時憧れていたのはエマ・ワトソンで「『ハリー・ポッター』を観た時、エマ・ワトソンさんの綺麗さに感動しました」と目を輝かせる。そして現在、自身も女優として活躍する南に叶える秘訣を聞いた。「自分で夢を掴んだ実感はないですが、周りにいる人たちに助けてもらっていると感じています。ちょっとした好奇心ややりたいことを素直に行動に移すことで、出会いやご縁が繋がり、夢に近づけたと思います」。
今後挑戦してみたい役は「超能力が使える役」とのこと。「CGが必要な役に挑戦してみたいと思っています(笑)」と未来に対する希望とワクワクを目いっぱい詰め込んだ言葉で語ってくれた。
(modelpress編集部)
メイク:上川 タカエ(mod'shair)
スタイリスト:Nobuko Ito
南琴奈(みなみ・ことな)プロフィール
2006年6月20日生まれ、埼玉県出身。2020年11月に発売されたMr.Children「Documentary film」のMVに出演し注目を集める。以降も、Official髭男dism「ミックスナッツ」(2022)、Vaundy「走馬灯」(2022)などのMVに出演。Netflix「舞妓さんちのまかないさん」(2023)、映画「アイスクリームフィーバー」(2023)、映画「花まんま」(2025)など、ドラマ・映画にも多数出演しており、2025年10月24日に映画「ミーツ・ザ・ワールド」、2026年1月23日に映画「終点のあの子」の公開が控える。もっと詳しくみる
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