TBS田村真子アナ、初エッセイを読んで欲しい「ラヴィット!」メンバーは?「反応がちょっと怖い」人への本音も「最後のキーワードになってしまいそう」【インタビューVol.2】
8月27日、1stフォトエッセイ「陽がのぼるほうへ」(太田出版)を発売するTBSの田村真子(たむら・まこ/29)アナウンサーにインタビュー。Vol.2では、本作に込めた思いや執筆の裏側、学生時代を振り返って感じた意外な素顔について語ってもらった。【インタビューVol.2】
1stフォトエッセイ「陽がのぼるほうへ」
本作は、田村アナがカルチャー誌「Quick Japan」と公式Web「QJWeb」で毎月掲載していたエッセイ連載に新たな書き下ろしエッセイ、書籍オリジナルコンテンツを加えた自身初となるフォトエッセイ。『ラヴィット!』(毎週月曜〜金曜あさ8時)MCを務める朝の顔として人気を集め、老若男女の視聴者から愛される田村アナの、どこまでも明るく飾らないポジティブな魅力が詰まった1冊となっている。田村真子、人生振り返って感じた意外な素顔
― 今回のエッセイには、どんなメッセージが込められていますか?田村アナ:わりと自分自身のことや、普段考えている頭の中をそのまま出したような文章になっているので、何か強いメッセージを皆さんに伝えられているかと言われると、自分でもわかりません。ただ、私も人前でお仕事をさせていただいていて、番組や仕事中はニコニコしていることが多いですが、実際には『ラヴィット!』など楽しくやっている中でも、やはり葛藤や悩みを抱えているものです。そういう思いを抱えながら日々頑張っているからこそ「辛いことがあっても前を向いてほしい」という気持ちがあります。その思いが、この本の中にも込められているのかもしれません。
― 執筆時に苦労したことがあれば教えてください。
田村アナ:私自身、これまでにたくさん文章を書いてきた人間ではないので、まず「読んでくれる人に面白いと思ってもらえる文章」「読み進めやすい文章」とはどういうものなのかを、自分で書いては読み直し…を何度も繰り返しながら書き上げました。毎回、締め切りを設定してもらうのですが、もちろん事前にゆとりを持って書き上げようとは思うものの、どうしてもギリギリにならないと文章が出てこなくて(笑)。なんとなく書きたいことは書けるのですが、読んでもらうための文章に仕上げるとなると、本当に締め切りの1日前くらいにならないと手が進まないです。それは自分でも良くないと思いながら、「私はこういう人間なんだろうな」と受け止めて、ハラハラしながら書いていました。
― 今回のフォトエッセイを作り上げるにあたって、田村さん自身の人生を振り返る機会になったかと思いますが、改めて振り返ってみて感じたことや新たな発見はありましたか?
田村アナ:今回、高校時代のエピソードなど過去のことを書くにあたって、自分自身のことを思い出して、高校・大学時代の友人にも文章を書いてもらって気づいたのは、社会人になってからは立場もあって「自分は真面目な方だ」と思い込んでいたことです。『ラヴィット!』では芸人さんたちとご一緒することが多く、面白い方ばかりなので、自分のそういう一面を忘れかけていたのですが、実は私も素の自分を振り返ると、友達や周りから見ればかなりひょうきんなタイプだったなと思います。だからこそ、今も芸人さんたちとわちゃわちゃ楽しんだり、ゲームやビリビリイスに挑戦したりできるのだと思います。
アナウンサーとして、番組を安定させるために「ちゃんとしていなければいけない」と意識はしていますが、根本的には芸人さん寄りの人間だろうなと感じます。もちろん皆さんほど面白くはないですけど(笑)。昔を客観的に振り返る機会はあまりなかったのですが、そういえば学生時代は芸人さんのモノマネをしたり、教室の後ろで流行っていた「ズクダンズンブングンゲーム」をよくやっていたりしました(笑)。自分で言うのはあれなのですが、過去には「面白い子だった」と言われることもあって、今は大人になって素を出す機会は減りましたが、本来はそういう人間だと思います。
田村真子「本当に私はよく考える人間」
― “田村真子”という人間を分析するなら、どういう言葉で表現されますか。田村アナ:本を書くにあたって、ものすごくいろいろな過去の自分を思い出しました。それこそ友人に「私って昔、どういう感じだった?」「どういう人間に見えていた?」と聞いたりもしました。本の裏表紙には「思考の旅」と書いてもらったのですが、本当に私はよく考える人間だと思います。悩みごとはもちろん、悩み以外のことでも何か出来事があるたびに考えてまうんです。日常のちょっとしたこともそうですし、仕事が終わって帰宅してから反省することもありますし、たまにお風呂の中でも考え込んでしまうタイプです。今までは、そうやって頭の中で考えて終わることが多かったのですが、今回書き出してみることで、自分でも気づかないぐらい本当いろんなことを考えていた事に気が付きました。多分テレビで見てくださっている印象よりも割と考えています(笑)。普段は能天気そうに見えるようで、職場でも「悩みなさそうでいいよね」と言われることもありますが、実際はかなり考え込むタイプで、自分のことをよく分析しています。そのあたりは、この本を読んでいただければきっと伝わると思います。
― アナウンサーとして言葉を届ける仕事と、エッセイで文章を書くお仕事の違いがあれば教えてください。
田村アナ:やっぱり文章と口で話すのは全然違いますよね。私は多分、普段から自分のことや考えていることを言葉で伝えるのがあまり得意ではなくて、特に放送内にワンショットで抜かれて発言する場面が未だに苦手です。文章なら自分で言葉を吟味して書き上げられるので、正直アナウンサーという話す仕事をしてはいますが、文章で表現する方が得意かもしれません。生放送は緊張感もあって、自分の思いがちゃんと伝わっているのか不安になるタイプなので、文章の方がやりやすかった気がしています。もちろん考える大変さはありますが、それも含めて楽しかったです。
― 今回の書籍はどんな人に届けたいでしょうか。
田村アナ:この本には社会人になった頃の話や、葛藤があった時期のことを書いています。なので、私と同い年くらいの方や、働き始めたばかりの方に読んでもらえたら「いろんなことがあるのは自分だけじゃないんだ」と思ってもらえるかと思います。でも、まだまだ社会人としては青い方だと思うので、やはり同世代や、自分に近い立場の方に共感してもらえるのではないかなと感じています。
田村真子、エッセイを読んでもらいたい「ラヴィット!」メンバー告白
― 『ラヴィット!』共演者の方から、書籍出版にあたりどんな反応をいただきましたか?田村アナ:(麒麟の)川島さんには帯を書いていただいたのですが、そのお願いをする前に「今度お願いすると思います」というお話をしたときが、多分(書籍を発売すると)お伝えしたタイミングだったと思います。「楽しみ!」と言ってくださって、とても嬉しかったです。おいでやす小田さんとは、親戚のおじさんのような感じで仲良くしてもらっていてCM中に「え、本出すの?」と聞いてくださりました。小田さんも以前に対談形式の本を出されていて、私が「エッセイを書いています」と伝えると「え、全部自分で書いているの? すごいな」と褒めてくださったのでとても嬉しかったです。あと、今回対談させていただいたちーちゃん(近藤千尋)もずっと「楽しみ!」と言ってくださっていました。
― 本作を読んでもらいたい『ラヴィット!』メンバーを教えてください。
田村アナ:こういう本を出すと、いろんな方にお渡しする機会があると思うのですが、正直私の本を受け取っても「どうしよう…」と困らせてしまわないかな、とつい考えてしまうタイプです。ですが、さっきお話しした通り、小田さんはとても褒めてくださっていたので、ぜひ私がどれくらいの文章を書いたのかを見ていただきたいです!
― ちなみに読んでほしくない人は(笑)?
田村アナ:(相席スタートの)山添さんかな(笑)。自分の頭の中のことがいろいろ書いてあるので、「意外とそんなに考えるタイプだったのか」とか、そういったことを言われてしまいそうで…。読んでもらえるのはありがたいですが、反応がちょっと怖いです…。もちろん触れていただけるのはありがたいのですが、山添さんから何か言われるのは、恥ずかしいですね。『ラヴィット!』の最後のキーワードになってしまいそうですし、本に書いてもいないことを書いたみたいな話になったら怖いです(笑)。
Vol.3では、大学時代に一緒に暮らし社会人生活に大きな影響を与えたという父の存在について、さらにアナウンサーの枠を超え老若男女に愛される存在となった田村アナの「夢を叶える秘訣」を語ってもらった。(modelpress編集部)
田村真子(たむら・まこ)プロフィール
誕生日:1996年2月3日(水瓶座)出身地:三重県
出身高校:高田高等学校
出身大学:上智大学 文学部 新聞学科
担当番組:『ラヴィット!』(毎週月曜〜金曜あさ8時)、『知識の扉よ開け!ドア×ドア クエスト』(毎週金曜よる9時~)、『タミ様のお告げ』(毎週月曜よる9時~)など
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