藤井直樹&岡崎彪太郎、オファーに驚きと責任感 STARTO所属“東西2人”が初共演&互いに案内したい場所とは?【「あの夏、君と出会えて」インタビュー】
舞台『あの夏、君と出会えて~幻の甲子園で見た景色~』(8月23日~31日に東京・サンシャイン劇場、9月6日~14日に大阪・大阪松竹座ほかにて上演)に出演するSTARTO ENTERTAINMENT所属の藤井直樹(24)と岡崎彪太郎(21/※「崎」は正式には「たつさき」/関西ジュニア)に、モデルプレスらがインタビュー。前編では、初共演となったお互いの印象や、自身が演じる役柄について語ってもらった。
藤井直樹主演・岡崎彪太郎出演『あの夏、君と出会えて~幻の甲子園で見た景色~』
本作は、太平洋戦争中の東京が舞台。高校野球の全国大会が中止されていた時期の昭和17(1942)年8月に開催されたものの、公式の記録としては認められず「幻の甲子園」とも呼ばれた大会が題材となっている。令和7年の現在から昭和17年にタイムスリップした令和の青年が、当時の球児たちと共に苦境を乗り越えながら甲子園出場を目指す姿を、熱く、瑞々しく、鮮やかに描き出す。主演を務める藤井は、野球名門校・江戸川実業の元高校球児で令和から昭和17年にタイムスリップする大学生・森下令児を、岡崎は、昭和17年の江戸川実業野球部の主将・津田昭夫を演じる。
藤井直樹&岡崎彪太郎、オファーに“驚き”
― オファーを受けたときの心境と、台本を読まれた感想から教えてください。藤井:最初は驚きました。僕は野球経験が全く無く、バラエティ番組ではまっすぐ投げることすらできず…(笑)。でも、ここで野球というものに出会えるということもすごく素敵だなと思いました。台本を読んでみて、令児としていろんな人と出会い、戦争中という環境の中でどんなことに刺激を受けて、自分はその時何を思うのか、今からすごくワクワクしています。
岡﨑:僕もお話を聞いた時はすごく驚いて、(藤井と)2人でやるということもそうですし、5都市も回らせていただくことにも本当に驚いたのですが、それと同時に嬉しくて。いろんな役者さんと一緒にやらせてもらえるからこそ吸収できることもいっぱいあるだろうし、たくさんのお客さんにもきっと観てもらえるだろうし。お話を聞いた時は責任も感じたのですが、頑張りたいなと思いました。
― 台本を読んでみて、役柄に共感した部分はありましたか?
藤井:野球に限らず、という部分もあるんじゃないかなと思っています。“挫折”は誰しもあると思うし、それはもちろん僕にもあります。野球がテーマではありますが、観てくださる方が頑張ってるものに置き換えて観ても面白いんじゃないかなと思います。
岡崎:台本を読む前は戦争の話を演じるのは難しそうだなと思っていたのですが、読み進んでいくと、コロナ禍を経験した自分と重なる部分がすごくあったので、そういった意味で自分も共感できて、演じやすくなったなと思いました。
岡崎彪太郎、役作りで小学生ぶり短髪に「俺の何年分が…」
― 今回、岡崎さんは役作りで髪を切ることが決まっていたそうですね。岡崎:はい(笑)。嫌ではないんですけど、心の準備ができていないときに決まっていたので、切りに行くまでもちょっとまだ準備できていなくて。「この撮影の前日にしてください」とお願いして、それでも心の準備ができていなくて、切られていく髪を見ながら「俺の何年分が…」と思いましたね(笑)。でも、乾くのも速いですし、(今までは)染めていたので、(黒髪で)生え際も気にならないですし、すごく楽だなと思います。メリットばかり見つかってきて“意外といいかも”と思っています!事務所に入ってからはずっと長い髪型だったので、(短髪は)小学生ぶりぐらいですね。
― 今回演じられる役柄について、どのように捉えていますか?
藤井:令児は、令和の青年という役柄で自分と同じ境遇なので、素直に演じることができたらいいなと思います。稽古期間中にいろんな人に触れ、感情をどんどん作っていきたいです。
岡崎:僕は昭和の役なので、周りにもその当時を知る人もいないですし、自分自身とキャラクター自体も全く別の感じなので、想像でしかできない部分はあります。でも、リンクした部分で自分と津田昭夫を紐付けていけたらなと思います。
― どういった部分が自分と違うと感じましたか?
岡崎:まとめ役であることです。僕は一応リーダーをやってはいましたが、まとめ役ではなかったので(笑)、ついて行きたくなるようなキャラクターを作っていきたいです!
藤井直樹&岡崎彪太郎、お互いの印象は?
藤井:こたちゃん(岡崎)は優しいというアーマーを被っていると思うんですけど、果たしてそれを脱いだら一体どうなるのか(笑)。きっと優しいんだろうな。見つけていきたいですね。
岡崎:(藤井は)人当たりが良くて、さっきも一緒に楽屋にいたのですが、誰とでも仲良くできる感じで。いろんな人のお話を聞いていても、人懐っこく、すぐ馴染めるタイプだという声が多いので、僕も安心して話しかけられるなと思います。
― 岡崎さんは、今回座長を務める藤井さんに“助けられているな”と感じたことはありましたか?
岡崎:座長なので、最初に喋るじゃないですか。その間にちょっと考えられる(笑)。瞬発力もすごいなって思いましたし、そのおかげで僕も言葉が見つかったことがあったので、もうすでに頼りになっています。
藤井:僕もこんな経験ないので、1番最初に喋るっていうのはすごく緊張しましたね。
岡崎:(緊張を)感じました(笑)。
― お2人の野球にまつわる思い出やエピソードがあれば教えてください。
藤井:母校が甲子園に行っていたんです。当時は芸能活動をしていて、コンサートの期間と重なっていたので応援しに行くことはできなかったのですが、学校全体がすごく盛り上がってる感じとか、同じクラスにも野球部の子がいたので、“頑張ってね”みたいな気持ちはすごく持っていました。学校が“応援される側になる”というのは、ちょっとワクワクしますね。“青春だな”と思って観ていました。
岡崎:高校の時クラスの半分ぐらいの男子が野球部で、教室でボールを投げるフリをしていたら、野球部に「そんなフォームちゃうで」と言われて。「素人にそんなん言うてくんなよ」って思って(笑)、それ以来、人前で絶対投げるフリはしないようになりました(笑)。でも、その子とバッティングセンターに行った時に「こうやったら当たるで」と教えてもらっていたので、それは(今回の舞台に)活かせるんじゃないかなと思います。
藤井直樹&岡崎彪太郎、地方公演では“テーマパーク”へ?
― 東京・大阪でも公演がありますが、お2人が地方公演で楽しみにしていることや、それぞれの地で案内したい場所はありますか?岡崎:夢の国に連れて行ってくれるという約束を取り付けました(笑)。幼稚園以来行っていなくて、記憶にも無いくらいなので。
藤井:好きにさせましょう!プラン考えます。
岡崎:僕、ジェットコースター乗れないです…。
藤井:オッケーオッケー!全然大丈夫だよ!
岡崎:おお!頼りになる、よかった(笑)。
― 手配もすべて藤井さんが?
藤井:やりますよ!任せてください。東京はそれで!大阪はそれでいうと、テーマパークか。僕は中学校の修学旅行以来行ってないから。
岡崎:任天堂のところとか。
藤井:知らない知らない、そんなものは(笑)。
岡崎:じゃあ、行きましょ。ジェットコースター以外は(笑)。
藤井:楽しみです。
― 例えば、2人でご飯に行く場合、お支払いはどうなるんでしょうか?
藤井:お支払いしますよ。
岡崎:おーやったー!僕、ずっと東京で1人なので。
藤井:美味しいご飯いっぱい食べて、稽古頑張ろう!
★後編では、藤井と岡崎の憧れの存在のほか、今後挑戦したいことについて語っている。
(modelpress編集部)
藤井直樹プロフィール
2000年9月18日生まれ、千葉県出身。『甘美なる誘拐』(2025年)で舞台初主演を務める。ほか主な出演作は、ドラマ「レンタルなんもしない人」(テレビ東京/2020年)、「真夏の少年〜19452020」(テレビ朝日/2020年)、「ザ・ハイスクール ヒーローズ」(テレビ朝日/2021年)、「トモダチゲームR4」(テレビ朝日/2022年)、「春は短し恋せよ男子。」(日本テレビ/2023年)、舞台『恋ひ付喪神ひら』(主演/2025年)など。岡崎彪太郎プロフィール
2004年3月23日生まれ、大阪府出身。主な出演作は、ドラマ「ジモトに帰れないワケあり男子の14の事情 episode6 『帰省チキンレース』」(テレビ朝日/2021年)、「日越外交関係樹立50周年記念ドラマ『ベトナムのひびき』」(NHK BSプレミアム4K/2024年)、「年下彼氏2 episode10『20歳(ハタチ)、初めての夜』」(朝日放送テレビ/2024年)、映画「東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ」(2022年)、舞台『明日を駆ける少年たち』(2018年)、朗読劇『一富士茄子牛焦げルギー』(主演/2024年)など。もっと詳しくみる
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