五百城茉央主演「MADDER（マダー）その事件、ワタシが犯人です」

本作は、天才高校生・仲野茜（五百城）が、ある殺人事件の犯人と思われる青年・黒川悠（山村隆太／flumpool）と出会い、学校で小さな事件を起こしたことをきっかけに、やがて日本を震撼（しんかん）させる連続殺人事件に発展してしまうというミステリーエンターテインメント。

五百城、山村のほか、樋口幸平、山下永玖（ONE N’ ONLY） 桑山隆太（WATWING）、吉名莉瑠、水野、花音、つぐみらが出演する。

水野は仲野茜と同じクラスに通う天文学オリンピック優勝者・依原湊を演じており、第9話では連続殺人事件の真犯人であることが明らかになった話題の人物である。

水野響心、初メインキャスト抜擢時の心境

― 初のメインキャスト抜擢を聞いたときの心境を教えてください。

水野：初めての学園もの、初めてのメインキャストということで、最初はやっぱり不安もありました。でも内容やキャラクターの説明を読ませていただいて、自分がこの作品に携われる喜びが大きかったですし、「絶対いい作品にするぞ！」と思いました。

― 『降り積もれ孤独な死よ』（2024／読売テレビ・日本テレビ系）に続く2作目のドラマ出演となりますが、難しかった点や苦労した点を教えてください。また前作で共演者から学んだことを活かせた場面はありましたか？

水野：前回とはセリフの量も役の立場も全く違いますし、他のキャストの役もみんな個性豊かな中で、どのようにして自分の役の個性を出すかが難しかったです。『降り積もれ孤独な死よ』は私にとって現場の全てが学びでした。その経験のおかげで今回の現場ではそこまで変な緊張をすることなくやり切れました！

水野響心、五百城茉央とのエピソード明かす

― 撮影現場の雰囲気はいかがですか？主演の五百城さんとは同い年ですがお話はされましたか？

水野：現場の雰囲気はとにかく楽しくて、待っている間やご飯の時間はみんなでずっとお喋りしていました。作品のシリアスな雰囲気とは真逆でワイワイしていましたね。茉央ちゃんとは喫茶店巡りという共通の趣味があり、空き時間は2人で「このカフェ知っている？」や「ここ行ってみたいんだよね、行こうね！」と話していて、先日やっと実現しました！やっぱり同い年の分すごく話しやすくて、いろいろお話して仲良くなりました！

― 天文学オリンピック優勝者の高校生・依原湊を演じているということで、水野さん自身はどのような学生生活を送っていましたか？また依原湊と水野さんの共通点がありましたら教えていただきたいです。

水野：学校生活は割と活発な方だったと思います。特に体育が大好きで、高校生の頃は女子対男子のバスケ対決に全力で混ざったり…（笑）。 でも授業中に当てられるのが苦手で、気配を消していました（笑）。依原とは性格的な共通点があまりなくて、強いて言うなら、考えるときにペン回しをすることですかね。でも監督さんと話して、私の癖を依原にも落とし込もうとなったので共通点と言えるかは難しいですが…（笑）。

水野響心の「悲しみを乗り越えた方法」

― これまでの人生で壁にぶつかったこともあったと思います。そのときに「悲しみを乗り越えた方法」を教えてください。

水野：高校生の頃は「自分の夢は何だろう」「自分が本当にやりたいことは？」と何度も何度も悩み、思っている以上に上手くいかないことの連続でした。でも周りの人の何気ない声かけが私の気持ちを軽くしてくれたり、友達が私以上に役者になれることを信じてくれていたり、そういう部分に沢山救われたと思っています。今でもよく友達と電話をして話を聞いてもらったり、逆に話を聞いて違う考え方に気づけたりしています！

水野響心の「夢を叶える秘訣」

― 夢を追いかける読者にむけて「夢を叶える秘訣」を教えてください。

水野：自分は1人だと思わず周りにいる人と丁寧に接すること、そして自分のことを信じて自分の気持ちとしっかり向き合うことだと思います。私自身まだまだ叶えられていない夢がたくさんあるので、自分の気持ちを大切にして感謝を忘れず夢を追いかけたいと思っています！

― ありがとうございました！

（modelpress編集部）

水野響心（みずの・ひびき）プロフィール

2005年12月22日生まれ、愛知県出身。2022年にスカウトされて芸能活動を開始した。2024年には次世代のスターとなる美少女の原石100人を厳選した『美少女百選2024』（東京ニュース通信社）に掲載されたほか、『降り積もれ孤独な死よ』ではドラマデビューを果たすなど活躍の場を広げている。現在は初のメインキャストを務める『MADDER（マダー）その事件、ワタシが犯人です』が放送中。