岡田将生「御上先生」松坂桃李とクランクイン前に食事へ 同期役への思い語る「彼がいるから頑張れる」【インタビュー前編】
俳優の松坂桃李が主演を務めるTBS系日曜劇場「御上先生」(毎週日曜よる9時~)に出演している俳優の岡田将生(おかだ・まさき/35)が、モデルプレスらのインタビューに応じ、プライベートでも親交のある松坂との現場での関係性について教えてくれた。【前編】
松坂桃李主演「御上先生」
本作は子供が生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という一見別次元にあるこの2つを中心に展開。未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に一人の官僚教師・御上孝(松坂)と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリーとなっている。岡田は、文科省の官僚で御上の同期・槙野恭介を演じている。岡田将生、松坂桃李主演ドラマ出演への思い
― 今回、オファーを受けた際の心境を教えてください。岡田:お話をいただいたときには主演が松坂さんだと決まっていて、僕の世代の方が日曜劇場の主演を張ること、それに加担できることに嬉しさを感じましたし、桃李さんとはプライベートでも仲が良いので、どこか支えてあげられるのではないかという思いに至りました。以前「小さな巨人」(TBS系/2017)で今回の飯田プロデューサー(飯田和孝)とお仕事をさせていただいたので、その繋がりでまたお仕事ができることも楽しみでした。多種多様な連続ドラマがある中で、一線を画すような新しい日曜劇場ができることは台本を読んで分かったので、興奮を覚えると言いますか、参加できることがありがたいというのが率直な思いです。
― 槙野を演じるにあたり、参考にされたことや意識されたことはありますか?
岡田:知り合いに官僚の方がいまして、その方から生活のことなどを聞いていたので少し参考にしています。あとは、槙野に関しては特に清潔感、立ち姿なども含めて意識しています。
― 槙野に関して何かリクエストはありましたか?
岡田:もちろんありましたが、話は最後まで分かっているので、どの辺りまで心情や見え方に嘘がないようにお芝居を作っていこうかと。演じ方はいろいろあったと思いますが、今のところ自分の感情と槙野としての感情、立ち振る舞いは嘘なくやれていて、無理に「こういう人だ」と作ることは特にしていないので、今のところ選択は間違っていないと思っています。
岡田将生「御上先生」クランクイン前に松坂桃李と食事
― 松坂さんと役について話されることはありますか?岡田:現場で少し話をすることもありますし、クランクイン前にプライベートでご飯を食べたときに、少しだけ「御上先生」についてどういう取り組み方でやるかという話はしました。
― 松坂さんとのシーンで特に印象的だった出来事や大変だったシーンはありますか?
岡田:桃李さんとはプライベートでも長く仲良くさせてもらっていますが、冒頭の2人で絡むシーンで久々にお芝居をして「御上先生」だからこそなのか、対峙したときにものすごく熱を感じました。それがすごく印象的で、桃李さんがこのドラマに懸ける思いとキャスト、スタッフの皆さんの並々ならぬ思いが重なっていました。
― 御上と槙野の関係性が、松坂さんと岡田さんご自身に繋がっている部分は?
岡田:桃李さんとは同期という感覚ではないですが、同じ時期に同じ世代の方といろいろな経験をして共有することで、年齢を重ねる度に、戦友と言いますか「彼がいるから頑張れる」という気持ちはどこかあるので、そういった部分は重なるのかなと思います。初めましての方とは出せない空気感がありますし、現場の空間で心も許しながら、お互いが削ってきたものを恥ずかしがらずに出せる相手というのは、同期という関係に繋がるのかなと。それはすごく活きていますし、だからこそ恥ずかしくもあります。
桃李さんはいろいろな現場でたくさん経験を重ねられていて、すごく良い緊張感を与えてくれますし、今まで経験してきたものや人間性について、お芝居を通して会話ができている感覚があるのでとても良かったです。
― 御上と槙野の関係性についても様々な考察が上がっています。
岡田:何も言えないのですが、一つ言えるのは、官僚という仕事に就くということは、皆さんそれぞれいろいな野望を持たれていると思うんです。その野望がいかにこうプラスに働くかは、人によって違うと思うのですが、槙野と御上に関しては、すごく先を見据えている人たちなんだろうなと思うので、それを頭に入れていただけたら嬉しいです。
(modelpress編集部)
岡田将生(おかだ・まさき)プロフィール
1989年8月15日生まれ、東京都出身。2006年にデビューを果たし、初主演作「ホノカアボーイ」(2009)や「重力ピエロ」(2009)などで国内映画賞の新人賞を多数受賞。「告白」(2010)「悪人」(2010)で日本アカデミー優秀助演男優賞を受賞し、その後も「ゆとりですがなにか」シリーズ(日本テレビ)、連続テレビ小説「なつぞら」(NHK/2019)、「ザ・トラベルナース」シリーズ(テレビ朝日)、連続テレビ小説「虎に翼」(NHK/2024)、映画「ラストマイル」(2024)、「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」(2024)など映画やドラマで幅広く活躍。現在は映画「ゆきてかへらぬ」が公開中。4月5日からはドラマ「地震のあとで」(NHK/毎週土曜22時~)が控えている。「御上先生」第8話あらすじ
御上(松坂桃李)に対して文科省への帰還命令が下される。3年2組の成績が落ちてきたことで、保護者たちが問題視していると言うのだ。生徒たちは反発し、御上を救う方法を考え始める。そんな中、冴島(常盤貴子)の事件を調べていた神崎(奥平大兼)と次元(窪塚愛流)は、ある人物にたどりつく。
そして、神崎の記事など学校の機密をリークしていた人物が明るみになり、御上と是枝(吉岡里帆)は、攻撃を仕掛ける。御上と生徒たちによる、権力をぶち壊すための最終決戦が幕をあける。
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