超特急・小笠原海、最年長から見たEBiDANの今「整えるのが我々の仕事」【舞台「聖剣伝説3」インタビューVol.2】
「聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE」(東京・サンシャイン劇場/3月7日〜)で舞台初主演に挑む超特急の小笠原海(おがさわら・かい/30)。モデルプレスでは、3回にわたってインタビューをお届け。Vol.2では、超特急も所属するスターダストプロモーションのアーティスト集団・EBiDANについて最年長としての思いを聞いた。
小笠原海主演「聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE」
「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」は、「聖剣伝説」シリーズ3作目として1995年に発売されたアクションRPG「聖剣伝説3」のフルリメイク版として発売され、世界累計出荷・DL販売本数100万本を突破した人気作。マナの力を利用し世界征服をたくらむ勢力の争いに巻き込まれながら、必死に運命に抗う若者たちの旅立ちと試練の物語となっている。初の舞台化となる本作で、小笠原は、草原の王国フォルセナ出身で国を愛し、負けず嫌いな性格の傭兵として仕えるデュランを演じる。そのほか、デュランとともにパーティーを組む仲間・ホークアイ役をICExの阿久根温世、デュランが旅に出るきっかけとなった紅蓮の魔導師役をONE N’ ONLYの高尾颯斗、聖都ウェンデルで暮らす神官ヒース役をICExの山本龍人が演じ、EBiDANの後輩が出演者に名を連ねている。
小笠原海、EBiDAN後輩との共演で感じる心強さ
― 高尾さん、阿久根さん、山本さん、EBiDANの後輩とも共演しますね。小笠原:まだ稽古では会えていないんですが、現場で会ったときに楽しみにしている旨を伝えてくれているので、僕も楽しみですし、知っているメンバーがいることによって心強さもあります。舞台の外では先輩後輩ですが、舞台中は先輩後輩関係なく、仲間だったり敵だったりそれぞれの関係値で動くので、そこもまた違った関係ができそうで楽しみです。
― そんなEBiDANの長男グループ、最年長の小笠原さんですが、グループとして、EBiDAN全体として、理想像はありますか?
小笠原:あまり自分たちで「トップだな」「最年長グループだ」とは思っていなくて、その誇りはありますが、それを鼻にかけることはないです。EBiDANとしては超特急が引っ張るというよりは、素敵なグループがたくさんあるので、それぞれが伸び伸びとできる環境を作れたら良いのかな。萎縮せず、やりたいパフォーマンスができるように整えるのが我々の仕事だと思っています。どんどんみんなの注目度が上がってきて、ライブのキャパシティも上がってきているので、それはすごく嬉しいことですし、「DAN!DAN!EBiDAN!」(以下「ダンエビ」/テレビ東京系/毎週木曜深夜1時〜)が始まったり、EBiDAN内の交流が多くなったので、グループの特色があっておもしろいです。
― 「ダンエビ」も始まったことで、EBiDANやグループに変化を感じることはありましたか?
小笠原:僕たち自身は全然変わっていなくて、ありがたいことに取り巻く環境が変化していて、運が良いと言いますか、いろいろな方に支えてもらってここまで進んで来られているのかなと思います。例えば、番組でご一緒したときや、久しぶりに会ったメイクさんに「〇〇観たよ」と言ってもらえることはかなり増えました。
小笠原海、印象的だったEBiDAN後輩のパフォーマンス
― 番組を通して仲良くなったメンバーは?小笠原:もともとみんなと仲良かったですが、番組を通してだとスパドラの毅(SUPER★DRAGON古川毅)とは、より仲良くなりました。収録で隣にいないと不安になっちゃうので(笑)。「毅がいないと収録できない」とスタッフさんに言っているんですが、なかなか隣にしてもらえないんです(笑)。一日中隣だったときがめちゃくちゃ楽しかったので「俺はお前が一緒じゃないと収録できない」と本人にも言っています(笑)。席が近くなると必然的に喋ることも増えるので仲良くなりやすいと思います。
― 他のグループのパフォーマンスを観に行かれることもあると思いますが、印象を受けたメンバーはいますか?
小笠原:ICExの筒井(筒井俊旭)は、小柄ですが、すごくダイナミックに踊っていて、目を引くパフォーマンスでした。
小笠原海、考察繰り広げられたツアー「Joker」裏話
― 完走したばかりのアリーナツアー「Joker」についてもお話を聞かせてください。小笠原:年をまたいでのツアーだったので、やっと年が明けた感覚です。あまり年が明けた感じがしなかったので、やっと2025年になって、この舞台に入れて、良い時間を過ごさせてもらいました。
― 今回も衣装を担当されたんでしょうか?
小笠原:しました!基本、ユーキ(村田祐基)が演出ベースを作ってくれているので、ユーキと話してテーマをもらって、そのテーマを広げられるようにという思いでした。全部の衣装を担当させていただきましたが、一着だけシューヤ(志村秀哉)も一緒にやりました。
― 考察も多く上がっていましたね。
小笠原:僕は全然見ていなくて、メンバーやスタッフさんが教えてくれました(笑)。考えすぎだなと思うものもありましたが、それだけたくさん考えてくれるのは嬉しかったです。ストーリー性のあるものを前にもやったことがあるので、ユーキと「久しぶりにやりたいね」と言っていて、久しぶりにできて良かったです。
― 次回のアリーナツアー「EVE」も発表され、早速SNSで盛り上がっていると思います。楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。
小笠原:内容も全然決まってないんですが、キャパシティとしても大きいライブになるので、たくさんの方に楽しんでもらえるようなツアーにできたら良いなと思います。
★Vol.3では、グループ活動で感じたターニングポイントや取材こぼれ話も掲載。
(modelpress編集部)
小笠原海(おがさわら・かい)プロフィール
1994年9月27日生まれ。神奈川県出身。メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急の2号車・カイとして活動中。主な出演作品は、TXドラマ25「これから配信はじめます」、BS-TBSドラマ「御社の乱れ正します!」、TBSドラマ「アンナチュラル」、映画「東京喰種」、朗読劇「ROOM」など。「聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE」ストーリー
世界がまだ闇に閉ざされていたころ、マナの女神は、世界を滅びに導く神獣を「マナの剣」によって打ち倒し「マナストーン」に封印した。時は流れ、──今、平穏は終わりを告げようとしている。魔法の源であるマナの減少、そして世界を我が物にしようと企むものたちによって。大いなる陰謀の渦に巻きこまれた6人の若者たち。
1人は真の強さを求めて旅立つ。
1人は親友の蘇生を胸に秘め、夜の森を駆け抜ける。
1人は愛するものを救うため、逃亡者として故郷を後にする。
1人は帰る場所を失い、絶望とともに国を発つ。
1人は大切な人を探すため旅に出る。
1人は国家の復興を誓い、走り出す。
各々が運命に抗うため「マナの剣」を求め、ついにその道は交差する。運命に翻弄された彼らの選択は如何に、そして暗躍する悪の存在から世界を救うことができるのだろうか?
3月7日〜16日に東京・サンシャイン劇場、4月4日〜6日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演される。
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